パープルヘアの女将さん、まだまだ元気です!!
移転後2回目の訪問であった。また今回も12人の席での訪問である。
そして特別ゲストとして素敵な女性にも参加して頂いた。私も含めてではあるが男性陣は色めき立ち幸せいっぱいのようであった(笑)
またこちらの名物といえば忘れてはいけないのが紫の頭がトレードマークになっている女将さんである。怖い人と思われがちなのであるが心根はとても優しい方なのである。常識を守らない人にのみ厳しいのだ。
名古屋広しと言えどもこれだけの長きの年月にわたって多くの方に愛されてきたという女将さんというのは他には思いつかないのである。
口が悪いこともあるがそれはコミュニケーションの形であり、常連さんたちは皆そういう女将さんとの触れ合いを求めてこちらのお店に通っているのである。
春岡の方にも同名のお店はあるようだがそれは似ていて異なるもの・・・
違いを分からない人はそちらに行くのが良いだろうね。
全国的に「名古屋のあんこう鍋」と言えばこちらのお店のことなのである。
体験すれば政財界、芸能界の大御所がわざわざ名古屋まで通ってくる理由の一端は分かるであろう。
そしてこの日もいつものように伊勢鮪のお刺身からスタートとなった。
炭火の上に乗った土鍋の中にはしょう油ベースの出汁が張ってあり、そこにさっきまで生きていたブツ切りの伊勢海老を投入するところから始まった。
この伊勢海老は後で頂くのであるが目的はあくまでも出汁である。
その後、鮟肝と共にあんこうのいろいろな部分を楽しみ、仕上げにひね鶏のつくねを頂いて鍋は終了となるのだ。
そしてそのあと女将さん自らその出汁を使い雑炊を作ってくれるのである。伊勢海老、あんこう、ひね鶏、野菜の旨味が凝縮されている出汁で頂く雑炊はここでしか味わうことができない者である。そして味変に鮟肝のスープを入れればパーフェクトなのだ。
最後にメロンを頂いて終了。最初から最後まで至福のひと時を過ごすことができた。
年に2回の楽しみではあるがこれからもずっと通い続けたい、そんな鍋なのである。
移転オープンおめでとうございます㊗㊗㊗
昨年秋に訪問する予定ではあったが諸事情により以前の店舗から急遽移転することにその予約はお店都合でキャンセルとなってしまった。ということで得仙のあんこう鍋は今回約1年ぶりに味わうことになったのである。
新たなお店の場所は伏見通りを挟んで御園座の正面のビルの地下1階である。大きなビルなので味噌おでんで有名な島正の方からも入ることができるようだ。
ただ外には看板を出していないので初めて行かれる方は少々迷うかもしれない。
中は以前店舗と同じように畳の部屋が2つ。そこに座卓が置かれてあり3~4名で一つの鍋を頂くというスタイルは以前と変わっていないのである。
今回は小さい部屋の方でお邪魔した。そして1年ぶりにお会いした名物女将も元気そうで何よりであった。
名古屋には「得仙」と名がつくお店は2軒ありコースは似たようなものが出るので、気軽に予約できる他の店でも良い、とおっしゃる方もいるようだがそういう人はそちらの方で楽しまれるのが良いだろう。
ただやはり本家本元というのは独特の雰囲気、味わいがあると思うのだ。料亭でもそうだが店の格式というものは客が作るものである。
また全国的に有名であり政財界の人たちが「名古屋のあのあんこう鍋屋・・」というのはもちろんこちらのお店のことであるのは言うまでもないだろう。場所は変わっても歴史と伝統はずっと続いているのである。
この日もいつものように全く変わりのない流れで料理を頂くことができた。
最初に三重の鮪のお刺身、そして活きていた伊勢海老のぶつ切りと大ぶりの牡蠣をしょうゆベースの鍋に入れ出汁を取り、煮たてた後伊勢海老の身と牡蠣をあん肝を溶かして頂いた。
そしてその後アンコウの身、卵、ひね鶏のつくねなどとネギ、エノキなどの野菜を頂いて最後に雑炊を頂いて終了となった。
どれもここでしか頂けない味である。いろいろな材料を鍋に入れていくうちに味がどんどん変化して最後の雑炊の時には絶妙な旨味になっているのである。
この流れは以前より全く変わらないのだがその安定の味を定期的に楽しめるのは無上の喜びなのである。
女将さんとの楽しい会話もこちらの味の一つである。
うわさのような怖い人ではなく、変なことをする客に対して厳しいだけである。基本的にはとっても優しい方なのだ。
また秋に女将さんに会いに行こうと思う。
店名 |
Tokusen(Tokusen)
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類型 | 日本料理、海鮮、鮟鱇魚 |
預約・查詢 |
052-253-9612 |
可供預訂 |
僅限預約 |
地址 |
愛知県名古屋市中区栄2-9-3 伏見第一ビル B1F |
交通方式 |
距离伏見 222 米 |
營業時間 | |
預算 |
¥20,000~¥29,999 |
預算(評價匯總) |
¥20,000~¥29,999
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付款方式 |
可使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
個人包廂 |
可能的 |
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包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
− |
停車場 |
不可能 |
此時建議 |
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網站 | |
開店日 |
2023.3.28 |
備註 |
店内撮影禁止です。 |
約半年ぶりの訪問となった。移転後3回目の訪問となったが初めはしっくりこなかったビルの地下での営業スタイルも何となく板につき、あ名物女将の笑顔で癒される・・・そんな素敵な空間になってきた気がするのである。
今回は友人たちとともに大きな部屋の方で楽しませてもらうことができた。こちらの店に関してはいろいろな意見もあるようだが間違いなく名古屋の文化の一端を担っている店である。
こちらほど日本全国にいろんな意味で名を轟かせた店はないであろう。
いつものようにまずは伊勢マグロの刺身からのスタートとなった。そして活きた伊勢海老をグツグツ煮えたぎる土鍋に投入して出汁を取り、そこに牡蠣や野菜、アンコウの身、中盤以降はアンコウの卵やひね鶏のつくねなどを投入して頂くのである。
出汁はしょう油ベースであるがそこにこちらの店独自のあん肝を入れ、それを少しずつ溶かしながら頂くのである。これは抜群に旨味が強いが黙って飲むと女将から大目玉を食らうのだ。
こういうきちんとしたルールもこちらの店の持ち味であろう。
最後はすべての旨味が詰まった出汁にご飯を入れて雑炊で〆るのがこちら流である。この雑炊、一度味わったら忘れられない美味しさなのだ。
年に1度か2度、定期的にお邪魔できるのが嬉しい!!女将さんにも元気で頑張ってもらいたいものである。