苺×アールグレイのティーパフェ : Afutanun Thithi Rumu

【1275件目】

某中古ショップで年末の詰め放題イベントを享受して、気付けばもう夕食どきに差し掛かっていた。旦那から早めに帰宅するように言われていたので、夕食よりはむしろデザートを楽しもうと立ち寄った次第。

夕刻は通常かなりゆとりある印象の当方だが、今回に至っては年の瀬に因んでか満席との事で大盛況っぷりが窺い知れる。年末年始限定メニューなども気にかかったが、ダブルランチを楽しんだ後だったので食事メニューはスキップしてデザートのみの利用に止めておいた。

入店と同時に少しばかり客足が落ち着いて、15分程で「苺とアールグレイのパフェ」が提供された。バニラとイチゴのアイスクリーム、アールグレイベースの生クリーム、大ぶりのクランブル、紅いベリージュレでフィニッシュ。食感とビジュアルが同時に楽しめる素敵なトキメキパフェに仕上がっている。

ゆっくりと過ごしたかったが、尻が決まっているのでそそくさと荷物をまとめて店を後にした。戦利品も多いので、今日は地下鉄を使って帰途に着くことにした。

年の瀬は、思いがけず素敵な母のお暇を送ることが叶って嬉しい限りだった。

●食べログ評価3.09(77件)
(2023.12現在29.5杯目)

先の喫茶を出て徒歩へ栄に移動して、贔屓にしている大型中古ショップにて被服類を物色。この時期は冬物が格安で入手できるのが魅力的だ。物量が増えてしまうのが玉に瑕だが、背に腹はかえられぬ。土産物のケーキがかすむほどにガッツリ買い込んでズッシリと有難い重みを利き手に感じながらさらに移動。

早めの夕食を終えたが、せっかく精神丸出しで〆パフェを頂きに上がった次第。既にアプリ会員なので、春パフェが提供されているのもチェック済み。故に入店と同時に、季節限定「さくらと苺のパフェ」を即オーダー。

もったりしたサクラ風味の生クリーム、サクラミルクアイス&抹茶アイス、苺とコンフィチュール、桃色団子と2色の一口餅。クラッシュされたミルクレープとヨーグルトカスタードの下には、ほんのり桃色なジュレに苺のコンポートが敷き詰められ、桜の塩漬けが融合されて春色ハーモニーがひとたび口福を与えてくれた。

ひと足先に春を感じられるトキメキの詰まった春色パフェを、貴方に是非とも味わって頂きたいところだ。重た〜い荷物だって気にならない！と、強がって帰途に着く21時。今日も素敵な母のお暇に、心より感謝。

●食べログ評価3.09(68件)
2023.3現在7.5杯目

友人と別れてから周辺の施設をハシゴし、旦那用の土産物やらデパ地下の特売品やらを入手してホッと一息つけばもう夕食の時間に差し掛かっていた。まっすぐ帰宅してもいいのだが、せっかくの母のお暇デーにつき欲をかいてもう一件飛び込みで当方にお邪魔した。

店内は閑古鳥が鳴いており、広い空間に先客は2組ほどである。お目当ての品は既に1択で、今回は季節限定「ナスとサルシッチャの黄色いトマトクリームパスタ」を注文。

自身の書き物をしながら待っていたらあっという間に出来立ての本品が登場。湯気立つほどの熱々なパスタ麺によく絡むクリーミィかつ酸味の効いたソースが絶妙な旨さを醸し出す。揚げなすとサルシッチャのゴロゴロ感がまさしく食べ応えがあって満足感が得られよう。セミドライトマトが見た目にも味にもアクセントを与えてくれる逸品。毎年提供させるが、本品は季節限定パスタの中でも屈指のお気に入りである。

そして、迷った挙句に店員に声をかけた。メニュー表と再度睨めっこする事しばしば。しかしながら、もう答えなど既に出ている。

10日間限りの超期間限定デザート第1弾「プリンアラモードパフェ」
まさに、禁断の追いパフェを強行。これはまた明日から節制すること確定だがいろいろと割り切ればどうと言うこともない。

ものの数分で到着したフルーツパラダイスなカラフルパフェのお目見え。昔ながらのカラメルがほろ苦いハード仕立てのカスタードプディングが中央に鎮座し、色とりどりの果物が周りを取り囲む。メロン、ピンクグレープフルーツ、イチゴ、木苺、キウイ、マンゴー、バナナが所狭しと集う。塗されたカリカリ食感のクランブルと、とろけるようななめらかプリンブリュレが背徳感に磨きをかける。またグラスの壁面に輪切りオレンジとキウイが配置され、透明のアロエ入りマスカットゼリーによく映える。ひとたび南国パラダイスを垣間見れる贅沢なパフェに仕上がっている。

「こちらのパフェは数量限定でして、本日のラストワンでございます」
オーダーを取りにきた店員より満面の笑みでそう告げられて、ちんけな罪悪感など一挙に吹き飛んだ。ラストワンとは、なんと心地よい甘美なる響きだろうか。まさに魔法の言葉に癒された瞬間だった。あぁ、注文してよかった。と、ひとしきり喜びを反芻しながら足早に帰途についた。

たらふく頂いたので運動がてら徒歩で栄まで移動し、松坂屋プロムナードショコラをふらりと覗いたが名駅の百貨店ほどの活気はなくて敢えなくフレームアウト。

そして、南館のアフタヌーンティーへと行き着いた。至極ご無沙汰であったが、まずは1人でふらりと立ち寄れることの喜びを噛み締める。

ティータイムとハイティータイムとの瀬戸際の時間にやってきてしまい立ち往生していると、親切な店員の方がいろいろと相談に乗って下さった。先ほど散々甘いものを食したのにメニューにパフェを発見しては早々に甘味心がくすぐられ、その誘惑にまんまと誑かされてしまう。

それ故にハイティータイムに突入するか否かの時分に、件の店員の方が早々とオーダーを拾って下さった。そんなに空腹ではなかったのに、食事を目前にするとスルスルと頂けてしまうのがご馳走の魔力というやつだろうか。

期間限定「帆立と芽キャベツのゆずクリームの生パスタ」並びに「ベリーダージリン セカンドフラッシュブレンドのストレートホットティー」と「苺のヨーグルトパフェ(※追加料金別途550円)」をオーダー。

「帆立と芽キャベツのゆずクリームの生パスタ」は、まろやかな酸味の効いた柚子クリームベースにモチモチ食感がたまらない生麺仕様。具材には帆立、芽キャベツ、ドライトマト、インゲンが入り、食べ応えも十分。シーズンパスタも安定の美味しさを誇っている。また、セットで温かい丸パンが1個付いてくるので、麺を食した後のスープまで余すところなく頂けて嬉しい。

ハイティーセットでワンドリンクが選択可能という事で、普段は特段セットドリンクはオーダーしない主義だが、今回は期間限定「ベリーダージリン セカンドフラッシュブレンドのストレートホットティー」を選ばせてもらった。フレーバーと後味のストロベリー感が強いので、まるでストロベリー仕様の飲料を頂いているような満足感が得られる。

そして、おまちかね「苺とヨーグルトクリームのパフェ」は中にも外にもコンポートされた丸ごと苺がゴロゴロ、と。さらにフローズンのブルーベリーや木苺もヨーグルトクリームの中にかくれんぼ。掻き出して探すのも楽しくなってくる程ふんだんに散りばめられている。また、2種の異なるストロベリーアイスとジェラードが鎮座し、ピスタチオがけのクリームが添えられていたり、クラッシュされた薄焼きクレープが敷かれていたりなど至る所がベリー尽くしの贅沢仕様。まさにイチゴだけにベリーグッドな一品。

母のお暇はいつしか美味しいものを食す会と化しているが、今はその時が何よりもかけがえのない癒しとなっている。
一定のことなんて実は一つもないのだろう。変わらないと思っているものですら、見えないところで何か変化が生じているものだろうから。
今この時を大切にしたいと思う。移ろいでゆく時にしばし想いを馳せながら、今日という安寧の日に感謝を捧げる。