風格が出てきた名古屋の極上フレンチ
もう押しも押されもしない名古屋のフレンチの名店である。間違いなくクラシカルな美味しいフレンチを食べたいと思った時、そして大事な人を接待したいときには真っ先に思い浮かぶお店なのだ。
上井シェフや奥様とももうかなり長い付き合いになって、こちらの好みをしっかりと把握してくれているので安心してお任せできるのである。こういう気心の知れた店はやはり大事にしたいと思うのだ。
お口取り
包まれたガスパチョ、桜エビのシュー、昆布と能登さん岩海苔
雲丹とオマール海老のコンソメジュレ ミニサイズ
フランス ロワール産路地物のホワイトアスパラ
柑橘香るサバイヨンソース
帆立、穴子のカダイブ包み揚げ 菜の花のソース
サクラマスのミキュイと蕪のメレンゲ、燻製の香り
うずらの詰め物のコンフィ ジュのソース
蕗の薹のアイス
いちごのデザート、いちごとミントのソース
この日も全く文句のつけようのない素晴らしい料理の数々であった。この日のお勧めの前菜はロワール地方のアスパラガスであったが、やはりこちらではオマール海老の雲丹のジュレを頂かないと何となく不完全燃焼になってしまう私のことを知っていたのか、ミニサイズで出してくださった。こういう気遣いはとても嬉しいのである。
新鮮な食材にクラシカルなフレンチのソース、そして春を感じさせてくれる菜の花を使うなど、上井シェフの発想には驚かされるばかりなのである。
そしてこの日のメインは昔からの定番、うずらのコンフィを頂くことにした。選択としては牛フィレ、羊などもあったがやはりこちらのうずらは群を抜いて美味しいのでそうさせてもらった。
期待以上の味に大満足の食事となった。こういう店こそ定期的に訪問したい。また季節を変えて伺います。
老舗のフレンチは安定の美味しさ
久しぶりの訪問となった。とは言っても年に数回はお邪魔しているのでこちらの店に入ると、何となくホームに帰ってきた気がするのである。
今回は5名での訪問であったのでキッチンが見える「シェフズテーブル」での食事となった。
今回の参加者は皆こちらの常連さんばかりであったので、もう流れもすべて分かっていた。
今回は前菜2品からスタートとなった。
この日のメニューは
甲殻類のパイ
一口サイズのジェルで包まれたコーンスープ
ムール貝とクスクスのフラン
スペシャリテ
オマール海老と雲丹のコンソメジュレ、雲丹は積丹産のキタムラサキウニ
三河の穴子、カダイブで包み揚げたもの、マッシュルームのソース、新牛蒡
魚のメイン
スズキとズッキーニ
肉のメイン
ビゴール豚のロースト 人参のピューレ 原木シイタケ
デザートチョコレートの中にチェリー
であった。
どれも洗練された味でとても美味しかった。特に上井シェフのスペシャリテであるオマール海老と雲丹のコンソメジュレは、似たような料理は他のレストランでも食べたことがあったが、個々の物とは似て異なるもの・・真似できそうでできない素晴しい料理であった。やっぱりこれを食べないと壺中天に来た気がしないのである。
メインのビゴール豚も火入れは完璧、穴子のフリットもとても美味しかった。やはりこちらぐらいの老舗になるとそこらのできて年数も経っていないレストランとは安定感が違うのである。
多くの名古屋の人を魅了してやまないフレンチの名店なのだ。
名古屋を代表するフレンチの名店
かなり久しぶりの訪問であった。こちらは私にとっては名古屋一居心地の良いフレンチなのだ。素晴らしい料理を黙々とキッチンで作れられるシェフ、そしてつかず離れずで絶妙な立ち位置をご存じの接客担当の奥様、そして戸田さんなきあと、もうこちら以上のおもてなしをしてもらえるお店は他には知らないのである。
今回も完全にお任せである。こちらは予算も含めてすべてお店にお任せすれば最高の料理を食べさせてくれるのだ。私の知る限り名古屋でこれだけ安定して美味しいものを食べさせてくれるところはこちらが一番だと思うのだ。
今回のスタートはいつものオマールのジュレでなく、桃のスープにキャビアをトッピングしたバケットを添えたものであった。新しい味ではあったが子これはとても美味しく、オマールに代わって壺中天の新しいスペシャリテになるかも、と思えるような素晴らしいものであった。しかしあのオマールのジュレ、次回は食べたいなあ~~
そして2品目はフランス産のフォアグラとイチジクであった。最近ではフランス産の鴨がもう2年に渡って輸入禁止が続いている。有名なシャラン鴨なども最近食べることがなくなってきた。どういう理由か分からないが早く解禁してもらいたいものである。フォアグラは何とかフランス産の物が入るようになったとかで今回の料理にはそれを使用してくださった。食べてみるともうねっとり感が全く違う!!「これは旨い!!」と言えるものであった。
そして魚のメインはアマダイを頂いて、メインは今回こちらでは初めて経験する「ホロホロ鳥」であった。ジビエではなくて国内の生産者からの買い付けの物らしい。しかし脂はほとんど感じられず野性味を感じさせる美味しい鳥であった。そういえばこちらのシェフの18番はウズラの料理であったなあ~~最近食べてなかったからすっかり忘れていた。そろそろそちらも食べたいと思う。
最近の流行りに影響されることなく、季節の素材を生かして素晴らしい料理を食べられるお店だ。筋の通った料理を食べさせてくれる。写真重視で、いわゆる「インスタ映え」、見た目重視の現代フレンチがお好きな方にはご満足いただけないかも知れないが、私はこういうクラシックなフレンチが大好きなのである。硬派なフレンチ好きにはぜひ勧めたい、そんなお店なのだ。
名古屋で1~2を争うフレンチ!!
この店はマザックビルに移転する前から通っている。以前は穴蔵のような暗い雰囲気にある隠れ家的なお店であったが、今のお店は明るくグランメゾンな雰囲気を保っている。私にとってはいつも行くたびに感動を与えてくれる最高峰のレストランだ。もう何年も季節ごとには通っているのでシェフも奥様も私の好みを分かっていて下さる。初めての緊張感のあるお店も良いが、こういった自分の好みを分かっていてくれるレストランはとっても居心地が良い。
さて今回も完全お任せ、内容も値段も全くリクエストしていない。いつもこのパターンだ。完全にお任せしても100%満足させてくれるのだ。前菜はいつもオマール海老のコンソメジュレ、カリフラワー仕立てなのだが、今回はほとんど初めてとなるがシェフが外してきた。よほど自信があるようだ。
タマゴに白トリュフをまぜ、筒状にしたものの上にまた白トリュフをかけるという贅沢なものだった。やっぱりタマゴと白トリュフは相性バッチリ!!ホント美味しい。白トリュフもそろそろシーズンも終わりに近づいておりシェフも気を使ってくれたのだろう。
もう一つの前菜は今シーズンの松葉ガニを使用したもの。これも最高~~!!
そしていつもの魚料理の代わりに豚の頬肉をフリットにしてその上から細かくした黒トリュフをかけるというまたまた贅沢な逸品!!
ころもがサクサクして美味しい。また中の肉がとってもジューシーで黒トリュフの香りが食欲をそそる。
メインはジビエ。エゾジカのロティだ。ここ壺中天では鹿を1頭買いしているとのことで、今回はロースだったかな??
脂のほとんどない野生のシカの旨みが凝縮していた。
もう何度行っても満足させてくれるレストランだ。私の中では名古屋で1~2を争うフレンチだ!!
店名 |
Restaurant Kochu Ten(Restaurant Kochu Ten)
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類型 | 法式 |
預約・查詢 |
052-508-8850 |
可供預訂 |
僅限預約 |
地址 |
愛知県名古屋市東区葵1-19-30 マザックアートプラザ B2F |
交通方式 |
從地鐵新榮站的1號檢票口出發,在通往Mazak Art Plaza的專用通道徒步1分鐘即可到達Mazak大廈的停車場 距离新榮町 68 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥20,000~¥29,999 ¥10,000~¥14,999 |
預算(評價匯總) |
¥30,000~¥39,999¥8,000~¥9,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
收據 |
可開立符合發票規定的收據 註冊號碼T2180002082637 *有關最新的註冊狀態,請查看符合國務院發票系統資格的發票發行人發布的網站或聯絡商店。 |
服務費收費 |
サービス料10% |
座位數 |
38 Seats |
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個人包廂 |
可能的 可容納8人 有半個單間 |
包場 |
可能的 可容納20~50人 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 僅限MAZAC藝術廣場停車場每5000日元贈送30分鐘 (最長4小時) |
空間、設備 |
時尚的空間,平靜的空間,座位寬敞 |
酒水 |
有葡萄酒,有雞尾酒飲料,對葡萄酒講究 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳 |
服務 |
可自帶飲料,有品酒師 |
服裝規定 |
請不要穿過於休閒的服裝。 |
網站 | |
備註 |
2010年4月 【名古屋市中區新榮町1-6-28遷移】 |
昔からずっと通い続けている私にとっては一番安定感のあるフレンチである。過度にイノベーティブの方もに走るわけでもなく、だからと言って素材だけに頼るフレンチではない。
最高の素材をクラシカルなフレンチの技法で食べさせてれる今では貴重なお店なのである。最近オープンする店は「これってフレンチ??」と思うような私から言わせればある意味ぶっ飛んだところもある店が多いが、そういう事は一切なく満足感を味わえるフレンチを楽しませてくれるのだ。
この日は久しぶりの訪問となってしまったがシェフも奥様も温かく迎えて下さった。
この日は
アミューズ4種
BON DABON 2か月熟成のペルシュウとスープ
オマール海老と雲丹のコンソメジュレ カリフラワーソース
白子のムニエル シェリーソース
真鯛 ブイヤベースソース
新潟県産網獲りの青首鴨のロースト
デザート
金柑のソルベ
アイス
コーヒー
どれもほぼ食べ慣れている物ばかりであったが完成度が高くもう唸るしかなかった。
スペシャリテのオマール海老と雲丹のジュレがけは他店でも似たような物は食べたことがあるがこちらの物には遠く及ばない。粗探しをしても欠点が見つからないほど美味しいのである。
ボンダボンの生ハムは今となっては名古屋で食べることのできる店はこちらだけになってしまった。超薄切りのペルシュウは極上の香りと味を楽しませてくれた。
そして今回のメインはシェフイチ押しの新潟の網獲りの青首鴨のローストであった。鴨の特有の血の旨さを楽しめる極上品・・・他ではなかなかここまでの鴨は食べることができないと思うのだ。
今回も最初から最後まで全く隙の無い「これぞフレンチ!!」という料理を堪能させてもらうことができた。
普段使いも良し、また大事な人を接待するのも良し、一番信頼できる名古屋のフレンチなのである。