店名 |
Dai monji
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類型 | 拉麵 |
052-732-0030 |
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可供預訂 |
無法預約 |
地址 |
愛知県名古屋市千種区今池5-10-7 |
交通方式 |
地下鉄東山線今池下車徒歩3分 距离今池 106 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
~¥999 ~¥999 |
預算(評價匯總) |
~¥999~¥999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 |
座位數 |
7 Seats ( 全てカウンター) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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去年の十二月以来の訪問となった大文字。
何回か出向いたのだが、たまたま定休日だったり、何だかんだでご無沙汰。
仕事を終えて一杯やろうということになったが、日曜日の今池は意外と休みの店が多い。
熟成豚骨ラーメン専門 一番軒ですら定休日。
まあ、一杯は諦めてラーメンでも喰おうってことになり、営業している店を検索し、選抜されたのが大文字。
桃花色の暖簾をかき分けて店内に入ると、先客は奥の方に二人。
まあ、奥も手前もない七席しかないカウンター席だが。
入口側三席に陣取る。
まずはサッポロ黒ラベルを生中ジョッキで三杯、手作り餃子二人前、それとおつまみセット(煮卵、炙り叉焼、ピリ辛メンマ)を一人前。
おつまみセットをあてに一杯やっていると、手作り餃子が運ばれてきた。
焼き目しっかりで、あっさりと懐かしい味わい。
餃子が出てきたタイミングでラーメンを注文。
“懐かしい醤油味”と書かれた中華そばを三人前。
チャーシューが三枚ついて650円というのは、今池らしくリーズナブル。
一人がとっぴんぐの半熟煮卵を追加したので、こちらも合わせて注文。
自分だけ、固めとリクエスト。
待つこと暫しで、丼が運ばれてきた。
ポーションは、メニューに書かれている通り、昔懐かしい中華そば。
厚切りチャーシューに半熟煮卵は豪勢だが、その点を除けば、まだ名古屋にも屋台が出ていた頃の中華そば。
大曽根や牛牧といった交差点付近に出ていたなあ、そういえば。
ナゴヤ球場から名古屋駅の間にも出ていた。
ノスタルジーの要素を差し引くまでもなく、大半はさして美味くなかったが。
名古屋の醤油ラーメンというのは、何ともチープだった。
化学調味料以外に調味料を入れていないような醤油ダレと、ほぼ白湯といってもいいようなスープ。
スガキヤのような、(こんなのどこで売ってるんだ?)と聞きたくなるようなチープな麺。
スライサーなんて使っていないだろうに、芸術的なまでに薄く切られた不思議な味のするチャーシュー。
屋台の場合、卵は大抵ゆで卵で別売りだった。
団塊世代の一部が、「ラーメンは好きじゃない」という気持ちがわかる出来映え。
そのどうしようもないラーメンに、辛肉味噌を乗せたら台湾ラーメン、ニンニク入りモヤシ炒めを乗せたらベトコンラーメン。
同じく屋台からスタートした好来こそ、名古屋ラーメンだと認識している身にとっては、台湾ラーメンやベトコンラーメンが名古屋ラーメンと称しているのは、ベースの醤油ラーメンがチープだからだと、いまでも思っている。
そんな名古屋のラーメンを彷彿とさせるポーションで、おそらく、ルーツは同じだろうと思われるのだが、ここのラーメンはちょっと違う。
鶏ガラから丁寧に作られた…とまでは言わないけれど、白湯と呼んでも良いスープ。
醤油ダレも、複雑に旨味を重ねているわけではないが、醤油がもつ本来の風味を上手く活かしている。
麺はやや角があるものの、色目も何もかも懐かしい中華そばといったところだ。
茹でも悪くなく、固めの基準は難しいところだが、これであれば問題ない。
調和としては、何とも微妙なバランスを保っている。
スープは、もう少し醤油が立ったら辛いものがあるのだが、これが丁度良いところでキープ。
麺とスープ、具材との調和が、“見事に調和して”と絶賛するところまでは至っていないけれど、つまりは渾然一体というわけではないんだけれど、整っている。
ノスタルジーは禁じ得ないのだが、厚めに切られたチャーシューはしっかりと主張しているし、煮卵はやや塩味が立っていて、これまた主張する。
まあ、メンマは仕方ないとしても、なんとも不思議な一杯。
それでいて悪くない。
ラーメンにとってスープが生命線ということは理解しているが、寄る年波もあって、基本的にスープを完飲することは十数年前から控えている。
それでも、つい気になって、レンゲで二、三杯、すくって飲んでみた。
うーん…不思議だ。
これで650円というのはリーズナブルだし、CPという意味では、値段以上の価値があるとも言えるだろう。