店名 |
Manchin Ken
|
---|---|
類型 | 中國菜 |
預約・查詢 |
052-531-9071 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
愛知県名古屋市西区浄心2-13-25 |
交通方式 |
地下鉄浄心駅より徒歩5分 距离淨心 371 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
~¥999 ~¥999 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999~¥999
|
付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 |
座位數 |
20 Seats ( カウンター席、テーブル席) |
---|---|
個人包廂 |
可能的 可容納4人 |
包場 |
可能的 可接受20人以下 |
禁煙・吸煙 |
可全面吸煙 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
可能的 店舗横に2台分 |
空間、設備 |
有吧檯座位 |
酒水 |
有燒酒,有雞尾酒飲料 |
---|---|
料理 |
對蔬菜菜式講究,對魚類料理講究 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
---|---|
位置 |
神秘不為人知的餐廳 |
服務 |
提供外帶服務 |
(不)健康診断も無事に終わり、ようやくアルコールを摂取できる時間帯に差し掛かりました。
A君と訪れる今宵の目的地は浄心エリアにある渋い町中華「萬珍軒」です。
前の職場の頃からずっとBMしていましたが、その外観に怖気づいたまま何年も足が遠のいていました。
そもそも浄心エリアにメシを食べに行く機会がほぼなくなった、というのもありますが。
久しぶりに降り立った浄心駅より少し歩き、「萬珍軒」にはPM18:20に到着しました。夕闇迫る街並みにひときわ存在感のある外観にまたしても怖気づきそうですが、今日はA君もいます。2人で入れば怖くないと勇気を出して(?)入店しました。
「いらっしゃい、2人なら奥の部屋もいいよ」
入店後、お店の方がふいにこう仰いました。
私達ははなからカウンター席で飲るつもりでしたが、そう仰るならお言葉に甘えて使わせていただきましょう。
カウンター席のお客さんの背中にぶつかりながら店内奥へと進み、左側の部屋に入りました。十数人は座れそうなテーブル席に4〜6人がけのテーブル席もあり、私達はもちろん小さい方に陣取ります。
メニューを見るまでもなくまずはビールでしょ、ということでお店の方にビールを2本お願いすると…
「ビールね。餃子はどうするの?」とまさかの逆質問です。なるほどそういうことかと2人で顔を合わせ、餃子を2人前注文しました。
本当は他の料理を考えながらそれをアテに飲ろうかと思ってましたが、ここは空気を読むべきと判断です。
こう文字に起こすと何やら怖そうな感じがしますが、全然そんなことはありません。むしろいい意味でのドライな接客だと感じました。
ビールの銘柄は特に聞かれず、運ばれてきたのはキリンラガービールです。同時にキュウリの浅漬けと餃子のタレも用意されました。
もうこれだけで雰囲気は抜群です。令和5年から一気に数十年の時が遡りました。こうした雰囲気は瑞穂区の重要文化財「美奈登」に匹敵すると思います。
早速お互いにビールを注ぎあい、日頃の疲れやストレスを労います。グビグビとビールを飲み干すと、酔いが一気に回ってきました。
キュウリの浅漬けをアテにしながらA君とお喋りをしていると、不意に「はい」と一言、餃子が置かれました。
その餃子には盛付けという概念が一切ありません。
焦げ付いた古いフライパンで焼いたような餃子を平皿にザザッと並べたような、ある意味ワイルドな餃子です。
そう、これでいいんです。こうでないといけないんです。
キレイに盛り付けられてはむしろ「萬珍軒」らしくないんです。初訪問にも関わらず「萬珍軒」の世界観にどハマリしてしまいました。
その餃子の味についてどうこう言うことはできません。
とにかくビールに合う、ただそれだけです。
ビール→餃子→キュウリ→ビール→餃子のウマウマスパイラルに陥り始めました。
とはいえ餃子だけではさすがに腹持ちしません。
追加注文をしようとメニューを眺め、A君は「野菜炒め(800円)」を、私は「鶏の唐揚げ(950円)」をお願いしました。レビューを書きながら今思えば「豚の唐揚げ」もあったようなので、味比べ(食感比べ)をしてもよかったですね。
やがてそれらも到着し、ビールが足りなくなったので再度追加注文し「唐揚げ」や「野菜炒め」をアテにしました。
味付けは全体的に濃すぎることはなく、それがかえってビールを誘います。
「鶏の唐揚げ」には添え物としてトマトスライスがあり、今までに見たことのない切り方にビックリ。
お祭りの屋台で"トルネードポテト"なるモノが売られていますが、このトマトは"トルネードトマト"と称して販売してもおかしくない一品ですね。酔った勢いで一口で食べてしまったのを今更ながら悔やみました。
傍らにある塩コショウを唐揚げにタップリつけていただくと、一日に失われた塩分量をたったの一口で補えるくらいの量はあり、半端ないウマウマ感です。
(不)健康診断が終わったならば全く関係のないことですね。そう思うことにしましょう。
ここで雰囲気を変えるべく、麺類を一品頼もうと思います。私の独断にはなりましたが、昼に麺類食堂のラーメンを食べたのであえて"焼きそば系"をチョイスしてみました。
お店の方に「野菜のあんかけ焼きそば(800円)」を注文すると、「硬い方?」と尋ねられました。
改めてメニューを見ると、(柔らか)(硬め)と注記があります。ラーメンにせよ味噌煮込みうどんにせよ、私はかた茹でが好きなので「硬い方で」と注文しました。
お店の方は厨房に向かって「バリそば」と一言。
極力口数を少なくしようとする方ですが、変な嫌味は感じません。むしろ"柔らか"だとどういう言い方をするのか、それが気になりました。
やがて「バリそば」が運ばれてきました。
野菜炒めにつやつやのあんがかかり、ウマそうです。
バリバリの麺と一緒にいただくと、少し柔らかくなった野菜の食感と相反する麺のかたさ、それらをつなぎ合わせるあんがちょうどいいバランスです。
これも味付けは濃くなく、場合によっては卓上のソースなどで味変しながら食べるのも良さそうです。
2人でシェアしながら食べ(呑み)進めました。この時点ですっかり居心地がよくなり、お喋りがますます盛り上がりました。
A君とお喋りしながらの呑み会、気がつけば入店から2時間も経っており、それだけ愉しくウマウマな時間だったということですね。
「萬珍軒」ではまだまだ気になる料理もありますので、いつかまた再訪したいと思います。
ごちそうさまでした。