店名 |
Ryuu En
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類型 | 拉麵 |
預約・查詢 |
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可供預訂 | |
地址 |
愛知県名古屋市西区上名古屋4-10-11 |
交通方式 |
距离淨心 629 米 |
營業時間 | |
預算 |
~¥999 ~¥999 |
預算(評價匯總) |
~¥999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
10 Seats ( カウンター席のみ) |
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個人包廂 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
可全面吸煙 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
可能的 店舗裏の月極駐車場に2台 |
空間、設備 |
平靜的空間,有吧檯座位 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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このレビューは「龍園」店舗ではなく、ここのご主人が栄で出す屋台のレビューであることを最初にお断りしておく。
屋台を出す場所は、栄の三蔵通と七間町通の交差点付近の路肩。
雨が降れば営業しないし、不定期なうえ、深夜2時頃スタート目安ということで『幻の屋台』とも呼ばれる。
「おっちゃんラーメン」の通称で親しまれ、場所柄お客さんの多くは夜型飲食店の若い従業員ら。
軽トラックの荷台部分が調理場に改造されているキッチンカーで、その車の横にステンレスのテーブルが出され、丸椅子がその周りに並ぶ。
ご主人はとても渋い声で、親しみやすい接客をなさる。
忙しくなければ色々と世間話にも応じてくれるところが、「おっちゃん」と呼ばれて人気が出る所以であろう。
28年前にこの場所で実店舗の営業時間外に屋台を出すようになったそうだが、その当時はこの場所の周辺には多くの飲食店があったそうで、屋台に集まるお客さんの多くも和食の料理人などのうるさがただったようだ。
そのうるさがたにも通用するラーメンをということで、簡単に即席ラーメンのようなものを出すわけにもいかず、化学調味料も使わずの拘りよう。
麺は林製麺のものを使う。
ラーメンメニューは4種類あるが、オススメはご主人がニンニクを炒めるところから丹念につくる辛玉が乗る”ピリカララーメン”だ。
辛い物があまり得意ではないというご主人が、自らこの辛さならイケるというチューニングになっており、極端に辛さ耐性の低い人でなければ安心して食べられる。
オペレーションは早いので寒空の下長く待たされることもない。
ビジュアルは、油の浮かない濃茶色の濁りのあるスープで、チャーシュー、メンマ、海苔、刻みネギ、そして辛玉。
スプーンですくった辛玉がちょんと乗り、食べ手が好きなように調整出来るスタイルは「龍上海」を想起させる。
レンゲは女性だけに出していただけるもので、男性諸氏はどんぶりから直接スープをいただく。
ベースのスープは野菜出汁が前面に出た優しい味わいながらコクもある。
これに辛玉を溶いてみると、前半戦はまさにピリ辛程度なのが、後半になるに従って辛味が増してくる。
特にこの時期の寒さには、このニンニクの効いた辛味がカラダを芯から温めてくれる。
合わせる麺は加水高めと感じられる中細麺。
柔らかく茹でてあるが、コシもしっかりとしていて不足感なし。
ネギの切り方にも老練の技を感じる。
たまたま遊びで訪れた名古屋の貴重な一泊で見事にこの屋台ラーメンを食べられたのは幸運だった。
しかも2時頃からの営業という情報に対してこのキッチンカーが到着したのは3時頃だった。
開店時間を狙って行って屋台が出てないからと諦めていたならばこの幸運に浴することも出来なかったと思えば、猶更のこと得難い経験をしたと思う。