肉厚真鯛の焼魚と、あのクロワッサン : Hotel Indigo Inuyama Urakuen

外資系ホテル宿泊時は、スクランブルエッグとカリカリベーコンの組み合わせがお気に入りで、バイキングや和洋選択制においても、必ず洋食をオーダーする習慣があるのですが…

和洋について確認したところボリュームでは和食があるとのことで、事前に調べた際、焼魚は定番の鯵の干物だったため、洋食にするつもりで、念の為、焼魚の種類を確認したところ…何！？真鯛ですと！と和食をオーダー。

運ばれてきた真鯛は期待通りの肉厚と大きさ。
大根おろしを付けなくても真鯛だけで充分味わい深く、
付け合わせのローストビーフ、とろろ芋やひじき、卵焼き、ごはん、愛知の赤だし味噌汁、漬物、となかなかのボリュームでした。

実は、それよりもこの朝食で目当てであった
東京青山「ゴントランシェリエ」のクロワッサンを生のまま仕入れてホテルで焼いて提供しているとのことで、和食でお腹いっぱいの中、クロワッサンは別腹宜しく。

外はパリパリ、中はしっとり、もっちりで口に運ぶ際、フランスノルマンディ産のバターの香りと噛み締める度に甘味が舌に伝わります。

結局、クロワッサン2個とクイニーアマン、アップルパイを完食。アップルパイはシナモンでビターな大人な感じであまり甘くなく、一方でクイニーアマンは甘かったですね。

また、ホテルのブランドシールが貼ってあるオーガニックソイミルクとの組み合わせが絶品過ぎて、気がついたら4本飲み干してました。

この豆乳は、是非、館内で常時販売して欲しいと思います。

いつもは2人で一泊数千円の温泉ビジホに2泊以上の滞在するのがお気に入りでしたが…

以前、宿泊したIHGホテルグループに属するホテルインディゴ箱根強羅のホスピタリティ溢れるハイレベルなサービスと地元の伝統工芸をモチーフとした素材をふんだんに使用した素晴らしい施設に感動した経験から今回は、藤井聡太7段が対局で訪れたことのある同系列の愛知県犬山市にある本ホテルにお世話になることに。

夕食は外に食べに出ることも考えましたが、折角のホテルライフをゆっくり満喫すべく、ホテル内のレストランへ。

コース料理を付けるほどお腹が空いていなかったのと予算の都合上、アラカルトメニューに記載のある、コースメニューのメインディッシュに名を連ねるイサキのポワレとロブスターのバターソース焼きをチョイスし、ホテルブレッドとグラスワインの白で乾杯しました。

衝撃だったのはロブスター。

ウェイターによる料理の詳細の説明途中、ソースのかけ忘れが発覚。料理は引き戻されてからの仕切り直し。
そんなハプニングが消え去るぐらいの圧倒的な美味しさに驚きました。

バターソースにマッシュポテトがプリプリのロブスターにピッタリで焼き加減も絶妙。

私がオーダーしたイサキのポワレが平凡に感じるくらいでした。

コース料理のメイン。就中、高い方のコースのメインディッシュをアラカルトでオーダーすることのCPの高さを発見。

まさに目から鱗でした。

ヘッドウェイターからのオードブルやスープ、ワインを勧める圧をかいくぐる必要はありますが。笑