店名 |
Ohitori sama
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類型 | 日式小酒館 |
預約・查詢 |
080-3427-5744 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
秋田県秋田市中通4丁目16‐18 |
交通方式 |
秋田駅から徒歩3分 距离秋田 226 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥2,000~¥2,999 ~¥999 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 |
服務費收費 |
お通し無し |
座位數 |
9 Seats |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
可全面吸煙 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
有吧檯座位,可觀賞運動比賽 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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開店日 |
2009.12.15 |
法事があるということなので、久しぶりに地元の秋田県へと帰郷することになった。
その合間にでも酒場探しをしようと思っていたが、”外に飲みに行く”というイメージが少ない我が地元。人を自宅に呼んでおもてなしをするのが風習らしいので、そもそも”ディープ酒場”自体ないのでは?と危惧しつつも夕暮れの秋田駅へと向かった。
駅前はやはりチェーン店や綺麗に改装された外観のお店が目立つ。
他にないかと、駅から歩いて3分程の場所にその店はあった。
「立ち呑みおひとりさま」
建物本体には店名の記載はなく、入口の小さな看板に店名が書いているだけであった。
名前からすると、ふらっと一人で寄って静かに呑むような酒場なのだろう。
とにかく、秋田にも”立ち呑み屋”があったのかと嬉しくなり、外から中を覗いてみる。かなり狭そうだが一応営業はしているようだった。
私は期待を胸に古びたドアを押した。
「いらっしゃいませ」
2坪あるかないかの店内。カウンターの中から粋な角刈りをした店主が登場した。
店名に”立ち呑み”と書いておきながら、しっかりと全席に椅子が配置されていた。まぁよくあることと言えばよくある事なのだが。
他に客はおらず、7席あるうちの一番奥の席に体を曲げたり伸ばしたりしてやっと座る。
まずはビールを店主に頼み、彼の粋な角刈りに乾杯する。
続けて「ポテトサラダ」と「いぶりがっこ」と「ホタテバター」を頼んだ。
店主は秋田男子らしく、寡黙だ。これは店名通り、静かに秋田の時間を過ごせそうだ。
彼は、注文した料理を静かに作り、静かに目の前に出すのであった——。
味の方は、出来合いの物に少し手を加えただけなので特筆するものはなかったのだが、この後、寡黙な店主から意外な発言があった。
「玉子サービスするよ」
(なぜ玉子を…?)と一瞬思ったが、出てきたものに驚いた。
「この食べ方はスリーミニッツって言うんだよ」と教えてくれたのだが、店主に聞くと、東南アジアに旅行に行った時に宿泊先のホテルで出された玉子の食べ方なのだそうだ。
要するに”3分(スリーミニッツ)茹でて半熟状態で食べる”ということらしい。玉子の頭を切り取ってスプーンですくって食べるだけなのだが、美味しいし面白い。
そしてこれをきっかけに、店主との距離が急速に縮むことになるのだった。
店主「俺もね、釣りが好きで色々と車で行くんだよ~」
この日は地元の友人と2人で来ていたのだが、秋田の釣り話を始めると突然、店主が会話に入ってくる。
私「へぇ~、車でならちょっと遠い穴場も行けていいですね」
店主「まぁでも、一人で行くと大変なこともあるよ」
私「何かあったんですか?」
店主「前に、一人で釣りに行って、車を砂浜に停めてたんだけどね、帰るときにタイヤが砂に嵌って全く抜け出せなくなったんだよ」
私「えぇ?それでどうしたんですか?」
店主「近くにいた子供連れの家族みんなに手伝って貰ったんだけど、どうしても抜けなくてね~」
私「うわぁ、最悪ですね。JAFとか呼んだんですか?」
店主「はいっ!!ここで問題です!!」(ジャジャン!!)
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