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イタリア料理店で味わう自家製麺の生パスタとラーメン … 『風雅 ~La Fuga~』
みちのくの小京都と称される角館には好きな店や興味が惹かれる店が何軒かあります。好きな店は『室町砂場』さん系譜の江戸流の蕎麦を供される『 おそば若竹』さんや蕎麦打ち名人 達磨の高橋邦弘 名人『雪花山房』さんで研鑽を積まれた若き店主が打たれた蕎麦を供される『角館そば』さん、そして東京でも時折、話題に上る無化調の中華そばを供される自家製麺『伊藤』さん、そして髭の御仁が大絶賛し年に一~二回、再訪されているという知る人ぞ知る割烹料理店『 甚市』さんとイタリア食堂を名乗り自家製麺の生パスタを味わえる當店『風雅~La Fuga~』さんです。今回の角館遠征では『甚市』さんの料理を味わうことは叶いませんでしたが、もう一軒のお目当ての當店への初訪問をすることが出来ました。数年前に某料理評論家のM.Y氏が紙面にて大絶賛されていた『活わたり蟹のトマトソース』のパスタを味わってみたいという一心で今回、足を運ばせていただいた訳ですが店内に入ってみると黒板には意外にも『ラーメン』の文字が大きく書き記されていたのでありました。イタリアンでラーメンとは?店が変わってしまったのか?それとも店を間違ってしまったのか?と一瞬思ったものの、そもそも『裏メニュー』として常連さんへ供されていたものが『表メニュー』に昇格したという背景を伺い納得。自家製麺機を持たれているのですからパスタを打つのもラーメンの麺を打つのも基本的に変わらないのだろう~このラーメンに妙に興味を惹かれてしまったのでありました。頻繁に角館を訪れることも出来ぬとあらば両方の味を今回味わってみたいと思うのが正直な気持ち。味の濃淡からしてもラーメン⇒パスタと食べ進むのが道理に適っているだろう。ということで先ずはラーメンを先に供していただき食べ終える頃に続けて『活わたり蟹のトマトソースのパスタ』を供して戴けるようにお願いしました。そして供されたラーメン。スープは東北では珍しいアゴ出汁主体で作られているというスープに角ばった中太のストレート麺。その上に肩ロースで作られたであろうチャーシューとメンマに焼海苔、刻み葱、銀色に輝くレンゲが印象に残る一杯。スープはアゴ出汁特有の強烈な魚出汁の風味を強く感じるスープ。色は少々濃い目に感じるも綺麗に透き通っており味も醤油の角の無い味のものでした。口に含んだときの印象や後味の感じから無化調で魚粉を追い増ししたスープと思われるスープに自家製の角ばった麺は予想どおり強烈なコシを兼ね備えた独特の食感の麺で例えが適切かどうかは別として、彼の自家製麺『伊藤』さんの麺をどこか彷彿させるものでした。なるほど味わってみれば『裏メニュー』が『表メニュー』へと昇格したことも何となく納得。そして次に當初のお目当ての近海物の『活わたり蟹のトマトソースのパスタ』が供されました。わたり蟹を使ったパスタ自体は然程珍しくありませんが直前まで活きている『 活わたり蟹』を使って作られるという言葉には非常に惹かれるものがあります。秋田沖で獲れた『わたり蟹』を使われているそうですが當然のことながら『蟹』が入荷しない時には味わうことのできぬメニュー。供されたパスタは見るからに如何にも美味そうに目に映ります。実際、蟹の芳醇な旨みを余すところなく味わえ濃厚なソースとパスタが絡み合い何とも言い表す事が出来ぬ美味しいひと皿でありました。自家製麺のパスタはリングイネと思われ、もちもちとした食感の太めの生パスタは濃厚なソースを受け止めるのに不足感のないものでした。具材の『わたり蟹』とは上品にフォーク&スプーンで格闘していましたが最終的には両手を使い夢中で蟹の身にかぶりついてしまったのでありました。食事の後にはテーブルに置かれた卓上メニューより『はちみつのアイスクリーム』と『チーズケーキ』の1/2サイズのものをエスプレッソとともに。『はちみつのアイスクリーム』は秋田県産のアカシア蜂蜜を100%使用したものなそうで他に卵、牛乳、生クリームだけで丁寧に作られた甘み控えめ天然甘味のジェラートでした。『チーズケーキ』は當店で一番の人気のデザートらしく1/2のハーフサイズでも供して戴けることは、あれこれ戴いてみたい向きにはとても有難い配慮。クリームチーズとサワークリームの2種類のチーズをたっぷり使って作られたケーキはバニラビーンズとレモンがアクセントになった超濃厚なベイクドチーズケーキでした。角館まで足を延ばして、わざわざイタリアン?とお思いの方もおられるでしょうが百聞は一見にしかず。ご自身の目と舌で『活わたり蟹のトマトソースパスタ』と濃厚な『チーズケーキ』は是非とも味わって戴きたいもの。そして意外と思われるかもしれないですが『ラーメン』の味も一食の価値ありです。先日寄せていただいた素材の味を最大限に活かした山形県鶴岡市に店を構える地産地消レストラン『アル・ケッチャーノ』さんの料理にも衝撃を受けましたが當店も地元産の素材を使っている『地産地消』という意味では形は違えど相通じるものを感じた次第です。
店名 |
Fuuga(Fuuga)
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類型 | 義大利料理、義大利麵、拉麵 |
預約・查詢 |
0187-54-2784 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
秋田県仙北市角館町小館34-8 |
交通方式 |
距离角館 822 米 |
營業時間 |
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預算(評價匯總) |
~¥999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 |
座位數 |
14 Seats ( カウンター4席 テーブル3卓10席) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 7台 |
空間、設備 |
有吧檯座位 |
酒水 |
有葡萄酒 |
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料理 |
對魚類料理講究 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳,家庭式餐廳 |
網站 | |
店鋪公關 |
自家製生パスタと手造りピザのお店です。イタリア料理に合わせた<La Fuga>
地産地消を心がけ、可能な限り地元の季節の食材を使う事にこだわっています。 自家製生パスタ、ディチェコ(イタリア産)のスパゲティを使ったトマトソース、ミートソース、カルボナーラ、など王道のメニューが中心、また地元秋田県仙北市産の小麦で作っている<せんぼく小麦ピザ>も人気です。 週末は、秋田・横手・盛岡からのパスタ通が集まります。 イタリア・ミラノでの修行経験から、パスタは本場の味にこだわり、見栄えの |
11月21日~23日のSilverWeekの三連休を利用して秋田県南エリアに店を構えられ全国から注目を集める由利本荘に店を構えられる秋田県南屈指の鮨店『鮨駒』さん、そして秋田県南を代表するイタリア料理店『affetto』さん、そして『Diners Club』France Restaurant Week 2020のフォーカス・シェフにも選ばれた『Remède nikaho』さんへという人気店を二泊三日で回らせていただきました。そして今回の旅を締めくくるのは、みちのくの小京都と呼称される角館の地に店を構えられて34有余年、イタリアはミラノ仕込みのPastaを中心に自家製麺のラーメンを味わうことの出来るレストラン『風雅~la fuga~』さんへ12年ぶりに寄せていただきました。今回はランチのラストオーダー終了時間ギリギリのpm14時に駐車場に車を滑り込ませ準備中の札を横目に店内へ。そしていただいたのは『かつおと煮干のしょうゆラーメン』と『生パスタ』の『カルボナーラ』です。厳密には『カルボナーラ』を平らげた後にお腹に未だ食べる余裕があったならラーメンもいただいて帰るというスタンスで向かったのでありました。當店のパスタはバリラ社製の乾麺と手打ちの『生パスタ』の2種類が用意されており乾麺はBarillaのSpaghetti No.5 1.7mmと自家製の『Fettuccine(フェットゥチーネ)』の『生パスタ』を好みで選択することが出来ます。その価格差は100yenですが店のオススメも『生パスタ』、ましてや濃厚な味わいの『カルボナーラ(Carbonara)』には『フェットゥチーネ(Fettuccine)』がテッパンですから迷うことなく生パスタを選択です。先ずはデフォルトで1/2サイズの『グリーンサラダ(Insalata verde)』が供されサラダを食べ終えるタイミングで『Carbonara(カルボナーラ)』が席に運ばれてきました。供された『カルボナーラ(Carbonara)』はローマStyleのものでパンチェッタ(Panchetta)を使い、その『Panchetta(バンチェッタ)』をSoffriggereした際に出た脂分を事前に卵液へ加えパスタ投入後はパスタの茹で汁を加えながら素早く和え作られ仕上げに『Grana Padano(グラナ・パダーノ)』と『Pepe nero(ペペネロ)』を削り掛け仕上げられたものが供されました。日本式のカルボナーラには卵液に生クリーム等を加え乳化させた粘度の高いソースを使い供される店も多々ありますが當店では本場仕込みの『Carbonara(カルボナーラ)』を味わうことが出来ます。生パスタの量は凡そ90㌘ぐらいでしょうか?完食しても未だお腹には充分に余力が残っており予定通りラーメンを追加オーダーです。程無くして朱色の円形の盆に載せられて運ばれ来たラーメンは『鰹(カツオ)』出汁(ダシ)と『煮干(ニボシ)』出汁のスープに卵入りの手打の中太麺の組合せ。丼の表面を飾る具材はイタリア料理の『Arista di maiale arrosto』に倣い造られたローストポーク風の『チャーシュー』2枚に短冊メンマ3~4本に焼海苔(ヤキノリ)に刻み葱(キザミネギ)という陣容です。混濁した榛摺色(スリハリイロ)のスープの表面には鰹の小片と煮干のキラキラ感が目視で確認できます。スープは魚介のコクを愉しめつつもすっきりとした後味から多分、無化調で造られていると思われます。麺はプリッとした食感の中にボキボキとした玉子麺のニュアンスを感じる自家製麺の組合せ。麺は完食、そしてスープも完飲。自家製の『パスタ』と『ラーメン』が共存する不思議なレストラン『風雅~la fuga~』さん。厨房で腕を揮われるのは亡き主に代わり味と店を継承された奥様とそれを補佐される女性スタッフの2名体制。そんなこともあり現在ではカウンター4席とテーブル3卓10名迄の営業をされているとのこと。店の出入口付近には高嶋政宏さんがTV東京の番組のロケで来店された際に記念撮影された在りし日の主の写真が温かく店を見守られているように感じられました。益々の御繁盛を祈念致します。