店名 |
Katatsumuri
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類型 | 喫茶店、咖喱 |
預約・查詢 |
0187-63-5250 |
可供預訂 | |
地址 |
秋田県大仙市大曲通町7-5 藤倉ビル 2F |
交通方式 |
距离大曲 120 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
~¥999
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座位數 |
16 Seats ( カウンター8席、テーブル8席) |
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禁煙・吸煙 |
可全面吸煙 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
有吧檯座位 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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[秋田県大仙市]
2014/8/4(月)
JR大曲駅前の喫茶店&「インド風カレー」の店。
40年前から営業しているそうだ。
8月下旬、この町で開かれる花火大会は、全国的な知名度と権威を誇る大イベント。
「全国花火競技大会」といえば、特に地名を付けなくても、大曲のことを指すのである。
東北および全国各地から、公称80万の観衆を集める一大イベントである。
そんな旧大曲市、普段は人口およそ 4万のこじんまりした町。
のんびりした駅前、「かたつむり」という看板を見つけ、2階への階段を上がる。
他のレビュアさんも書かれている通り、
「世の中は変わりますなぁ…しかしコーヒーは変わりませんなぁ…」
と書かれた橙色のプレート。
木製の扉をあければ広い窓、明るい光に満ちた空間。
L字カウンター9席、4人掛けテーブル×2卓。全席喫煙可。
先客は地元のおじちゃんと、観光客のカップル。
カウンターの中には、店長と思われるおばちゃんが一人。
メニューは…
〔カレー〕・カレー ・エッグカレー ・オムレツカレー ・ウインナカレー
〔洋食〕・オムレツ ・ハムエッグ ・ハニートースト ・チーズトースト etc.
〔ドリンク〕
さっきまで、トーストとハムエッグでも頼もうかと思っていたが、
ここへ来て一転、カレーに気持ちが切り替わる。
なんだか優しそうな店の雰囲気にぴったりの、オムレツカレーを選択。
それと、よく分からないけど「フラフラ」というドリンクを。
目の前で絞って出してくれる、その名の通りの温かい「おしぼり」。
それから目の前で、軽快にフライパンをゆすってオムレツを作って下さる。
常連と思われるおじさんが、テレビを見ながら店主に話しかける。
その内容が、ほとんど聞き取れない(^-^;)
それに答える店主の会話は、感動するほどネイティブな秋田弁だ。
旅先では、まさにこういう光景を見たいのである。
分かるような分からないような会話に、聞き耳を立てているうちに
カレーが一丁出来上がり!
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■オムレツカレー(¥700)
オムレツの上から、インド風のカレーがたっぷり掛けられる。
オムレツ用のケチャップと、福神漬が添えられる。
カレーはさらさらとして、炒められた玉ねぎがたっぷり。
小麦粉ベースのルーを使っていない点が、インド風たる所以だろう。
じっくり味わうと、生姜・鷹の爪・黒胡椒の風味が口の中に広がる。
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■フラフラ(¥400)
メニューには「メロンオレ?」と書かれている。
とても懐かしい香り、ほど良く優しい甘さで美味しい。
店主に尋ねると、ミルクの上からメロンシロップを掛けたものだという。
では、フラフラという名前は?
以前、この店の常連だった高校生たちから、ミルクにシロップを入れたものを作ってほしいと頼まれたのだという。
それでこのドリンクが生まれたわけだが、そのときに名前も高校生に決めてもらった。
上から掛けたメロンシロップが、まわりのミルクを滲ませながら、
ゆっくりフラフラと沈んでゆく様子から名付けられたのだという。
なるほど~。
その頃の高校生は、大人になった今でもこの店を訪れるという。
だから、その頃の名前のまま、メニューに載せている。
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40年のゆるゆるした時間が、
カレーにも、フラフラにも、優しく溶け込んでいる。
店主はとてもおしゃべり好き。
花火大会のお話など、いろいろと聞かせていただいた。
青森・秋田を巡る祭り旅のラスト、思いがけず良い店で締めくくることができた。
地元に根ざした喫茶店ならではの醍醐味。
観光客の皆さんにこそ、是非この雰囲気を味わっていただきたい。