禁煙・吸煙 |
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空間、設備 |
有吧檯座位,有沙發座位 |
酒水 |
有燒酒 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳 |
青森で温泉付きの安いホテルを見つけてチェックイン。ひと風呂浴びてから近くの焼き鳥屋で夕食をとり、本日の目標「第三新興街」を目指します。少し裏路地に入っただけでみるみる怪しげな雰囲気に。角を曲がった瞬間に目が合った、客引きのお兄さんの誘いを丁重に断ってから前方に目を移すと、あるではありませんか!何度もネットで見たあの有名なゲートが。この場所が辛うじて現役である内に来ることができた幸運。感動がこみ上げてきます。
しかし、そんな気持ちもゲートをくぐると一変。ここは過去に訪れたどの飲み屋街とも雰囲気が異なります。例えば金沢の中央味食街のような、観光客を歓迎する雰囲気が全くないのです。冷やかしで覗きに来るよそ者を拒絶するオーラで満ちている、と言ったらいいでしょうか。そうかと言って地元の常連でにぎわっているわけでもなく、一~二軒を除いては一人の客もいないような状態。半分以上がもはや営業していない様子。その静けさが、自分がいかに場違いな存在であるかを告げているようです。もちろん、ここまで来て飲まずに帰る手はありません。がしかし、店を選ぼうとしても、勘がまるで働かないのです。もう、どこに入っても絶対に後悔しそう・・・。折れそうになる心を必死で支えながら、いざとなったら走って逃げられるよう、営業中のお店の中で一番、大通りに近かった「富美子」への入店を決意します。なんつー失礼な基準で店を選んでるんでしょうか私は・・・。
お店に入ると、誰もいません。あれ・・・?しばらくすると、どこからかオカミさんが戻ってきました。良かった。優しそうな普通の人だ。「飲んでいきますか」と言うから、そりゃもちろん。看板にあるように、キリンなんですよね、と注文しようとすると、「アサヒかサッポロしかない」という返事・・・。?。看板はなんでも前のオーナーさんの時代の名残だとか。ああ、そうなんですか。パリー食堂といい、看板にあるビールの銘柄は当てにならないケースが多いですね。お腹はすいていなかったので、枝豆とビールでちびちびやりながら、オカミさんとの会話を堪能。やはり、こういう古くて小ぢんまりしたお店は居心地がいいものです。お店が閉まる時間まで、ゆっくりさせてもらいました。
第三新興街はもう、全盛期のような怖い場所ではなさそうです。他のお店はわかりませんが、いずれにしても最初のお店に富美子を選んだのは大正解。まだまだ飲み屋を選ぶ勘は鈍っていませんでした(←ウソつけ)。次に第三新興街に来た時は新しいお店に挑戦するつもりですが、きっとまた富美子にも立ち寄るでしょう。