店名 |
Moriki
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類型 | 蕎麥麵 |
預約・查詢 |
0178-27-3001 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
青森県八戸市櫛引寺沢3-1 |
交通方式 |
距离北高岩 2,090 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 |
座位數 |
16 Seats ( テーブル8席、お座敷8席) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 可接受20人以下 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
家庭式餐廳 |
網站 |
當店の店主【盛城 良徳】氏は蕎麦好きが嵩じ海上自衛隊を定年退官後に自宅を改造し
手打ち蕎麦屋店を開業されたと云う少し変わった経歴をお持ちの方である。
蕎麦打ちは同じ八戸市内の【番丁庵】の店主より習ったと自らが話されておられました
ので、そのまま記することとします。
蕎麦打ちをされる傍ら休日には県内や近県の評判の良い蕎麦屋へ足を延ばし、その店の
蕎麦を味わって来られたり山に登り店で振舞う山菜を採って来られたりされていると笑顔で
話される店主は心底、蕎麦好きな方なのだと思います。
當店へ伺ったのは今回で二度目ですが画像とレビューは一括でアップさせて戴きます。
蕎麦は基本的に【二八のせいろ】と【十割そば】の二種類の手打ち蕎麦が用意されています。
一度目に伺った時には【二八そば】で【かき揚げせいろ】と【十割そば】を味わい、二度目に
伺った今回は温かい【鴨南蛮】と【二八のせいろ】を戴いてみました。
二度伺って感じたことは温かい【鴨南蛮】が一番美味しかったと云うことです。
因みに【鴨せいろ】や【つけ鴨そば】と云った温かい【鴨汁】で冷たい蕎麦を戴くものは品書き
には記載されておらず鴨肉を味わおうとすると必然的に【鴨南蛮】を戴くことになります。
【二八のせいろ】は【二八】らしい弾力があり清涼感を愉しめる蕎麦であり、【十割そば】は、
甘みと香りに富む【田舎】そば風に打たれたそばであり共に燐寸棒程の太さに切り揃えられ、
手打ち蕎麦らしいコシを愉しむことが出来る蕎麦だった。
【つゆ】は鰹節の風味が立ってはいたが味醂が気持ち多めなのか甘みが口の中に残った。
【薬味】は、刻みねぎ、辛味大根、山葵であるが刻みねぎは細かく刻まれ良く水にさらされた
もので辛味大根も程良い辛さがあり山葵は、卸したての本山葵が添えられており申し分なし。
當店では【冷たいそば】を頼むと必然的に【山菜の天ぷら】とか【○十の天ぷら】とかが店から
のサービスで振舞われるのも客としては有難くうれしいことではあるが初訪の時にそんなことを
知らずに【かき揚げせいろ】を注文した際に【かき揚げ】の他に山菜や○十の天ぷらが後から
席に運ばれてきた時には驚いたりもした。
店主から振舞われる山菜や○十の天ぷらは時として珍しいものが供されたりもする。
例えば【独活の芽】の天ぷらが供された時にはうれしかった。
"たらの芽"の天ぷらは珍しくはないが養殖ものではなく天然ものであり風味も格段に異なるが、
【独活の芽】なんてものは滅多に口にすることができないであろう~。
これらの天ぷらの揚げ具合はなかなか良かったのだが、注文の品の【かき揚げ】は見た目
大きめで存在感はあるが揚げ具合と味は家庭のかき揚げのレベルで思わず苦笑してしまった。
【蕎麦湯】は今風の蕎麦粉を溶かしたものを加えた白濁系ではなく透明系のものが供された。
二度の訪問で當店で一番、旨いと感じさせられたものは前述した【鴨南蛮】だった。
主役の【鴨肉】は厚切りにされたものが四切れ、葱とともにローストされ脂の焦げた香りが鼻腔
を通じ食欲中枢をいい感じに刺激してくれる。
柑橘の香り付けの柚皮もいい役割を果たしており、この温かいつゆは、せいろのつゆに比べ
円やかな口当たりに感じられたし【鴨肉】も食応えのあるものであり満足度はそこそこ高い。
敢えて温かいそばに【二八】のそばを合わせてみたのだが熱いつゆの中でも蕎麦はすぐさま
腰砕けで、だれてしまうこともなく二八独特の食感を残していたのはなかなかのものだと感じた。
ただ當地で蕎麦と云うことになると藪直系の【やぶ春】と當店の師匠格となる【番丁庵】の
二軒の蕎麦屋の方が味のブレが少なく美味しい蕎麦が戴けるように思う。
自宅を改装して利用されている客室内は知人の家に御招き戴いたような雰囲気が漂っており
なかなかくつろげる空間である。
一般的な蕎麦屋のイメージで伺うと民家の玄関先で靴を脱ぎ進んだ先が普通の部屋であり、
一瞬あれれ?と戸惑うかもしれないが、これはこれでいいのかもしれない。