改装されてシックな雰囲気に。 : Pot d'Etain

　スペシャルランチ5720円を注文。本日は昼から飲む気マンマンで来てます。グラスワインがハウスワインの赤と白の他に、数種類ずつ用意されてます。

○ビール　キリンラガーの中瓶

●アミューズ　ネギのタルト
　ネギの香りが爽やかなタルト、手で摘んで一口でいただきました。

○グラス白ワイン　ナーリンジェ(トルコ)880円

●前菜1皿目
カモ肉をミンチにしてゆっくりと火を入れたもの、ミズのピクルス、姫リンゴの詰め物、エゾシカのカルパッチョ、レンズ豆のサラダ。
　カモは濃厚で旨味が詰まってます。ミズをピクルスとして食べたのは初めてですがサッパリとしててピクルスに良い素材ですね。姫リンゴはシナモンなどのスパイス感とリンゴの甘さが上手く引き合ってます。エゾシカはチーズ・オリーブオイル・黒胡椒が比較的淡白な肉の味を殺さずにむしろ引き立てて美味しいですね。レンズ豆は軽く効いた酸が気持ち良いです。

●前菜2皿目　スープ
　松茸にカモ・エゾシカ・ツキノワグマで出汁をとったコンソメスープをかけて。口直しにホオズキの実。
　とても澄んだコンソメスープは、熊とか鹿とか鴨とかのジビエを感じさせない繊細な味わいです。もっとゴクゴク飲みたいほど。

○グラス白ワイン　ルヴィアーノアンフォラ(イタリア)880円

●魚料理
石垣鯛の葡萄の葉包み蒸し、紫蘇の泡ソース、黒大根・ゴボウ・銀杏などを添えて。
　この石垣鯛の料理は、かなり残念です。皮が硬くて、提供されているナイフではどう頑張っても切れません。しょうがないので、身を皮から剥がそうとしても、これがまた身離れが悪くて、剥がれません。諦めて塊のまま口に入れましたが、歯でも噛み切れないほどの皮なので、身だけ飲み込んで皮は口から出しました。まともに食べられませんね、どうやって食べるのが正解なのでしょうか。
　味は良かったです。

○グラス赤ワイン　マロダイヤモンド(ポルトガル)880円

●スパイスいっぱいのソーセージ、カブと洋梨添え。
　言葉通りスパイシーなソーセージはとてもジューシーで味わいが深くワインが進みます。

●デザート　モンブラン
　栗の味が濃くて、甘さは控えめで、栗本来の味をたのしめます。美味しい。

○コーヒー

　総額9千うん百円。ワインをペアリングしてくれたことは本当に良かったし、値段的にも満足ですが、たった一つの失敗料理(魚料理)のために、コース料理の印象が悪くなってしまいました。一つダメなものがあるだけで、全体の印象が悪くなってしまいますね。
　でもきっと次はそんなことがないと信じて、再訪したいと思います。