暑い夏の休日にSpécialitéなアイス珈琲…『COCODE COFFEE』 : COCODE COFFEE

6月の最終の土曜日のランチは八戸フレンチ界のホープ 根市拓実オーナーシェフが腕を揮われるCuisine Française『Yui』さんでDéjeunerを愉しみ､その後は火照った身体をクールダウンさせるために美保野の丘『COCODE COFFEE』さんへと寄せていただきました｡今回は珈琲好きの方々間では垂涎ものの『 Colombia El Paraiso Double Anaerobic Lychee Light Roast(ｺﾛﾝﾋﾞｱ ｴﾙﾊﾟﾗｲｿ ﾀﾞﾌﾞﾙｱﾅｴﾛﾋﾞｯｸ ﾗｲﾁ)』のライトローストの豆を使った『アイス珈琲』をいただきました｡アイス珈琲とは言っても冷蔵庫で冷やしていた作り置きしたもの等ではなく珈琲豆の持ち味と美味しさを最大限に引き出すために豆を測りミルで挽きハンドドリップで濃いめに淹れられた珈琲をステンレス製の器に移し氷水が張られたボールで充分に粗熱を取った後に氷入りのグラスに移し替え供されました｡味わいはキリっとしたキレがあり色合いの見た目よりも強く感じるフレーバー｡そして茘枝(ﾗｲﾁ)のような甘い香りのアロマが鼻腔を擽ります｡アイス珈琲が1杯880yenと考えますと物凄く高価な一杯と感じますが､そもそも使われている珈琲豆自体が超レアな豆であり造られるまでの工程を考えますと決して高いとは言えません｡流石にデイリーの珈琲には880yeｎの支出は躊躇しますが休日の特別な一杯と考えれは納得ものかと｡佳き経験をさせていただきました｡

八戸遠征最終日のランチは八戸郊外の美保野の丘に店を構えられる自家焙煎珈琲(Own Roast Coffee)と手作りのデザート類やドレスオムライスやパスタ類が人気の『COCODE COFFEE』さんへ寄せていただきました｡當初はドレスを装うたようなドレープ模様が素敵な人気の『ドレスオムライス』にデザート､珈琲をいただこうと目論んでおりましたが宿泊先の『HOTEL GLOBAL VIEW ANNEX』さんの朝食バイキングを欲張って食べ過ぎてしまったこともありお腹が空かず今回は残念ながら断念｡珈琲の美味しさを最大限に引き出すために自家焙煎に拘られ一杯ずつ丁寧に真心を込めてサイフォンで淹れられる珈琲を2杯いただいて昼食替わりにさせていただきました｡一杯目には本日のおすすめコーヒーの中深煎り焙煎のコクと軽い苦味を愉しめるというタンザニアの『ンゴロンゴロ』を2杯目にはケニアの『レッド･マウンテン』を淹れていただきました｡ブルー･マウンテンやエメラルド･マウンテン等､マウンテンという名を冠する珈琲豆が数多ありますが自分が味わったことのあるのは前述の二つのマウンテンの他にはハイマウンテンぐらいしか記憶にありません｡今回いただいた『レッド･マウンテン』は名前も初めて勿論､口にするのも初めての経験でした｡その一杯はパッションフルーツのような香味と甘みと酸味のバランスが秀逸な一杯で一杯目の『ンゴロンゴロ』と比較しますと自分の好みの味に近い一杯でした｡珈琲の蘊蓄を語るほどの造詣は生憎､持ち合わせておりませんが美味しいという言葉しか自分には見当たりませんので平に御容赦ください｡ということで今回は『ドレスオムライス』をいただくことは叶いませんでしたが次回の訪問時には必ず口にさせていただきたいと思います｡

當日のランチは少し早めに『ドラゴンラーメン』さんにて濃厚煮干＋和え玉の満腹セットを堪能させていただきました｡そして食後は友人のFerrariにて八戸郊外をドライブ｡お天気にも恵まれて快適なドライブを愉しませていただきました｡そして休息を兼ねて立寄らさせていただいのが美保野の豊かな自然と緑に囲まれた草原の中に､ひっそり佇む小さなカフェテリア『美保野の丘 COCODE COFFEE』さんです｡店舗向かい側には珈琲焙煎のファクトリーと駐車場が設置されており車をそちらへ滑り込ませ店内へと足を進めます｡駐車場にも多くの車が止められておりましたが店内も8割方の客入り｡14時という時間と店の立地を考えますとかなりの人気店ではないでしょうか？コロナ感染対策で透明なアクリル板で間仕切りされたカウンター席に二人横並びに座り先ずはメニューにひと通り目を通してみます｡珈琲メニューはブラジル 495yen､グァテマラ 495yen､エルサルバドル 495yen､タンザニア 528yen､エチオピア 638yen､マンデリン 693yen､マルリアルマカ(イエメン)825yen､デカフェ(グァテマラ)495yenというラインナップ｡他にフレーバーティにジュース等のソフトドリンクにデザート､オムライスにパスタ等があり友人の話ではパスタもオムライスも一食の価値ある一品とのことでしたが『ドラゴンラーメン』さんでいただいた満腹セットでお腹に空きの余裕もなく今回は中深入り焙煎のコクと軽い苦みが愉しめるという『タンザニア』をオーダー｡珈琲は目の前でハンドドリップで1杯ずつ丁寧に淹れて供していただきました｡珈琲とともに供されたプティフールのクッキーも美味しく､とても良い雰囲気の店でした｡次回は噂のドレスドオムライスを目指し再訪させていただきたいと思います｡