祭の夜に地元の味を(旅先ご飯)
恒例の夏の東北夫婦旅。
八幡平の温泉で立寄り湯したあと、鹿角を通って北上。
五所川原には夕方5時ごろ着きました。今年は立佞武多の館の裏手の駐車場に車を入れます。
津軽の夏はどこの町でもねぷたです。五所川原はその中でもひときわ個性的な立佞武多(たちねぷた)。
巨大なねぷたがまるで怪獣のように町を練り歩く、その魅力に取りつかれてここ何年も通っています。
いつもは地元出身の吉幾三の生歌で始まるのですが、今年の最終日は梅沢富美男の花魁道中。
ねぷたの先陣を切ってぽっくり下駄でのお練り。蒸し暑い中、何十キロもの衣装で1.2kmを歩くなんてスゴイ。
立佞武多のスタートは7時から。今年はスタートの交差点でひと通り見て、それから後を追いかけました。
電柱を取り払った大通りで特大の3台が揃い踏み、というのも迫力満点ですが、
商店街に入ってから狭い道の向こうから角を曲がって来るのを待ち構えて見るのが最高。
五所川原の町をあちこち歩きながら、いろんなところから見物しました。
すべてのねぷたがコースを1周して祭が終了するのがだいたい9時ごろ。
いつもは郊外の無料駐車場までのシャトルバスの時間があるので急いで帰っていましたが、
今年はすぐそばの有料駐車場に入れたので、お店を探して入ってみることに。
こちらの店は裏通りにあってちょっと目立ちませんが、
地酒の種類も多く、地元の食材と大きく看板に出ていたのでここに決めました。
祭の夜は地元の若者が大騒ぎしてる店も多いのですが、ここは静かで落ち着いてました。
焼魚定食1000円。子持ちかれいは身がほっくりしていてボリュームもあります。
刺身盛合せは大ぶりのホタテや甘くて身の締まったイカなど青森の地物が食べられました。
他のお客さんが頼んでいたので真似して厚焼き玉子ネギ入り600円を。
時間かけてじっくり焼いてくれた玉子はとっても大きくてびっくり。
ふわっとしった食感でおいしかった。
ダンナの地酒飲みくらべは6種類で1200円。
白神、じょっぱり、安東水軍、豊盃、田酒、桃川のラインナップ。
酒屋ではなかなか手に入りにくい田酒も飲み屋にはわりと置いてあります。
津軽人はちょっととっつきにくいですが、ご主人はわりと気さくな人です。
黒Tシャツの女性スタッフたちも明るくて居心地のいいお店でした。
店名 |
Ajidokoro Kitaooji(Ajidokoro Kitaooji)
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類型 | 日式小酒館 |
預約・查詢 |
0173-35-4003 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
青森県五所川原市本町49 |
交通方式 |
距离五所川原 317 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥4,000~¥4,999
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付款方式 |
可使用卡 (JCB、AMEX) 无使用電子錢 |
個人包廂 |
可能的 |
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包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 |
空間、設備 |
有吧檯座位,有日式包廂 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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網站 |
昨年夏の東北夫婦旅の際に行きました。恒例になっていた立佞武多(たちねぷた)見物も2年間お休み。待ちに待ったという感じです。いつも車で行くのですが、五所川原の駐車場問題(祭り開催中は駐車場が満車で停められない)に悩まされていました。でも今年は画期的な方法を発見したので祭りの後もゆっくりできます。陸奥鶴田駅の広い駅前駐車場がタダで停められるので、ここに停めて五能線にひと駅乗って五所川原へ行けばいいのです。宿は陸奥鶴田駅から車で数分の山田温泉。何を自慢してるのかわからないと思いますが、とにかく地元の人でもこのことを知ってる人は少ないのではと思ってます。
まあそんなわけで久しぶりで大興奮の立佞武多見物のあと久しぶりの北大路です。この店は裏通りにあるので静かで落ち着けますし、観光客用に地酒も郷土の味も楽しめます。入口をガラガラと開けると奥に細長いカウンター。オヤジさんと女性スタッフ(家族かな)が声を揃えて迎えてくれました。地元の人たちも奥の座敷で飲んでますね。カウンターに座ってまずは手書きのおすすめメニューからまぐろ刺身といか刺身。それと常に頼んでしまう津軽の名物貝焼みそ600円。ホタテの貝殻に卵とホタテ、味噌を入れグツグツと火を入れてご飯にかけて食べる郷土料理です。ここの店では貝殻ではなく貝殻の形の小鍋で出てきます。味噌とホタテのダシが溶けて濃い味が酒の肴にもなります。
焼魚定食は小鯛を丁寧に焼いてくれて、長芋の煮物やなめこおろしなど付いてとてもおいしかったです。まぐろ刺しも味が濃く、いか刺しもいい感じのねっとり感。風変わりな揚げ焼鳥も食感がカリッと面白く、噛むとぷりぷりしていて美味でした。
今年の立佞武多は通常コースをショートカットしていて、それだけ終わる時間も早くなっています。でも地元の人たちは夏祭りが帰ってきたことの喜びがあるのでしょう。ねぷたを引っ張っている人も跳人の人も見物客もすごく嬉しそうでした。新作立佞武多の「暫(しばらく)」はそうした人々の気持ちを表しているようでした。