店名 |
掲載保留Ekimaeramen
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類型 | 拉麵 |
地址 |
千葉県千葉市中央区富士見1-16-2 |
交通方式 |
JR各線「千葉」駅東口より、約2分。 距离榮町 205 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
~¥999
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座位數 |
9 Seats ( 9席は店内席数。他に店外に増設される場合有り。) |
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個人包廂 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
抽煙與禁煙分區 店内は喫煙可。店外は禁煙の場合有り。 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
有吧檯座位 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳 |
關於兒童 |
接待兒童
可。 |
服裝規定 |
無し。 |
備註 |
JR線高架下の屋台風の店舗。 |
約20年ぶりに訪れた千葉駅の「駅前ラーメン」。
夕方18時から店を開け、深夜2時までやっているラーメン屋である。
駅に近いのが便利だ。また、その簡易的な屋台風の店造りにも引き寄せられるものがある感じの店だ。
若かりし頃、千葉の栄町は賑わっていた。深夜遅くまで、人がたくさん出ていた。
正直なところ、今現在がどういう状況かは、よく把握できていないが、そんな論調で話し始めたい衝動に駆られる。
何軒か吞み歩いた後だった。
ラーメン食おうぜ、と誰かが言い出し、この店に入った。
まだ、千葉駅にモノレールの駅が出来て間もない頃だったような気がする。
それから約20年。平成28年1月。千葉に用事があり、何となくこの店のコトが気になって、足が向かった。
ちょうど18時過ぎの時間、暖簾をかけていた。
懐かしくなり、オヤジさんに声をかけた。
「チャーシューメン」(¥700) ―― おぉ、こんな感じだったかも知れない。このラーメンは、きっと10人食べたら8人は好みでないというタイプのラーメンだ。しかし、あとの2人がハマる。
基本は昔ながら系の醤油ラーメンなのだが、そのスープの醤油の味わいが濃いめでやや甘め。そして、油がかなりの量浮いている。その油こそがこのラーメンの全体の雰囲気をつくっている。シャーシューの煮汁と別に出る脂を使っているそうだ。一般的な植物性のサラダ油系でなく、豚の脂身からしみ出る脂を煮て出た油の雰囲気がなんとも独特でイイ。
そのクドさをカバーするように、薬味ネギというか、ブツ切りに近いネギがかなりの量入っている。
チャーシュー自体もウマい。厚切りや薄切り、まちまちな感はある。大きなモノが4枚だった。海苔が浮かべられている。そして、メンマがまた独特だ。昔、シナチクと言うのが当たり前だった頃のモノに似ている。濃いめの味付けで歯ごたえも残している。
麺は、ごく一般的な中華麺の範囲を出ないが、多加水では無い。
全体的に、こんな感じの食材を、よくバランスをとってつくったモノだと思わせる一杯でもある。
飲んだ後に何気なく食べれば、それなりの味しかしなかったかも知れないが、かなり独特なラーメンだと言える。
満足。ごちそうさまでした。
食中、食後、オヤジさんと話す。
僕、20年位前にも来たと思うんです。と言うと、まだお店が移転したばかりの頃だと言う。
その当時は、この店も並びの店も混み合って、他店と路上にテーブルや椅子を置くスペースを取り合う感じだったと云う。営業時間も基本的に深夜3時までで、客が多いときはもう少しで明るくなるような時間までやられたとか。
僕も、その時は酔っぱらって来たと思われるのでハッキリした記憶は無いのだが、ある程度話を合わせる。(大人)(笑)
昔の千葉駅周辺の話や、何故か、最近のしつけに関する話や、酒も飲んでいないのに盛り上がった。
一応食べログレビュアーとして、この店がどんな評価なんだろうと見てみるが出てこない。
あれ?…少なくとも駅前で20年やっている店なのに…。
こういう感じのオヤジさんは、ネット反対派が多いからかも知れない。
単刀直入に聞いてみた。ネットの食べログに口コミ書いてイイですか?と。すると、即諾の快諾。
で、電話番号をオヤジさん自らメモしてくれて、ソレを受け取る。千葉けいりんの投票用紙の裏側だったが…。(笑)
御年、65になられたそうだ。
楽しいひとときをありがとございました。
立ち上がると、ネットだったら、写真撮っていきなよ。と、オヤジさんの方から勧められる。
僕は、基本的には写真は撮らないし、アップもしないのだが、笑顔で促されたので、ガラ携で3,4枚撮らせていただいた。
表に出て、ほら、コレが店名だよ!と、「駅前ラーメン」の看板を指差される。
では、とばかりに、ソレも、パチリと。
何だか、ホントに楽しかったな。
「ごちそうさまでした!」と最後にもう一度。「ありがとう!」とオヤジさん。
「また来ます!」と、言ったものの千葉にはそうそう用事は無い。いつになるコトやら…。
千葉駅に向かった。
と、歩いて1分ほどすると、後ろから呼ばれる声が…。
振り向くと、オヤジさんが息を切らし走ってきた。
えっ?忘れ物?と思い、鞄やコートを確認する。いや、ある。…何だ?
「お客さん、お会計、いただいてない…。」
と、バツの悪そうに、オヤジさん。
!!!!また、やらかした。
「すみません、ホント申し訳ないです…。」
あまりに盛り上がって話していたから、お互い忘れていたのだ!
店を空けて走ってきたハズである。
それで、急いで再びお店に戻りそこでお会計。
今度こそ、ホントの、ごちそうさまでした!
早過ぎる再訪だった。
(文責:京夏終空、2016.1.12)
(※写真は、後日掲載。)