しまなみ海道、大三島にあるフレンチレストラン。都会を離れ島に移住したオーナーシェフ夫婦の活躍 : Shimanami Furenchi Filer

日本の秘境レストラン NO.25
フレンチ しまなみフレンチ Filer 愛媛県大三島

瀬戸内海、しまなみ海道。瀬戸内の海を渡る絶景ロードにある島のひとつ、大三島にあるのがフレンチレストランが「しまなみフレンチ Filer」さんです。

オーナーシェフはフランス3つ星レストランで勤務した後、東京や大阪のの調理師学校で教員として活躍した方。奥様と共に都会を離れ、この大三島に移住し、2021年このお店をオープンされたのです。

しまなみ海道初といわれるフレンチレストラン。なぜ大三島でお店にオープンしたのでしょうか？私はオープン当初からすごく気になっていました。

しかし、なかなか行くタイミングが合わず、今回初めて訪問することになったのです。

築90年の古民家を改装した外観からはフレンチとは想像がつきません。玄関には大きなレモンの実が成っている木が。さすが柑橘に溢れる島ならでは！

店内もどっしりした梁や昔ながらの窓枠など情緒たっぷり。おまけに飾られた生花の美しさにも心が踊ります。

ランチコースは3500円

●イノシシのパテ・・オープン当初からの一品、大三島の名産のひとつです。

●前菜盛り合わせ、新玉ねぎのスープ、鶏のエスカベッシュ、ケークサレなどがワンプレートに。

●メインは魚か肉の選択です。
魚・・・鯛のア・ラ・ナージュ、今治の鯛のスープ仕立て。
肉・・・豚フィレ肉のポワレ


●イチゴとヨーグルトのパンナコッタ

●コーヒー又は紅茶

3500円のコースなのに想定外にボリュームがすごいです。コスパ、半端ではありません。

平日のランチなのに、全7テーブルは満席。価格設定がいいのでしょう。マダムのサービスも好感が持てます。

ゲストは地元の人が意外に多い。高齢のおばあさんもニコニコとボリューム満点のフレンチを楽しんでおられます。

決意を持って島に移住したオーナーシェフ一家。地元の人の支持もあり、どうやら人気のお店になっていようです。

開店当時からこのお店の存在を知っている私にとって嬉しい話です。

しまなみ海道を観光する際は、ランチにこのお店を訪問するのも名案かと思います。