【極上献上クラス】２人で茹でがに１杯（1000g）釜揚げ茹で立て≪個室テーブル席≫ : Iwamotoya

今回で3回目の訪問になります。目的は越前蟹。これまで贅沢に一人茹で蟹１杯にしてましたが、食べきれずに後悔してましたので今回は二人で茹で蟹１杯のプランにしました。とはいえ、茹で蟹以外にも、かに刺し、かにしゃぶ、かに雑炊、かにの天ぷらも来ますので十二分に満足できます。
茹で蟹はタグ付きのものを料理の時間に合わせて茹でてくれます。活き締め茹でたての越前蟹こそが最高の状態！時間が経てば経つほど味が落ちると言われてますので、少し冷めるのを待っていただきます。何と言っても最高なのは味噌。お酒も間違いなく進みます。

それにしても、あんなに腹いっぱい食べたのに不思議と朝になるとお腹が減ります。朝ごはんは窯焚きご飯。カルパッチョ、宝石漬け、へしこ、かに汁などこちらも豪華な品揃え。普段は朝ごはんを食べないのですが、今回はお腹いっぱいいいただき、お昼ごはんを抜くことにしました。いやぁ贅沢なひとときでした。

今回はちょうど良いタイミングだったみたいで、貸切状態（いつもはそんなことありません）。温泉も当然貸し切り状態で入ることができ贅沢な時間を過ごすことができました。

前回訪問時に「3月ならカニとイカが両方楽しめる」との情報を仕入れ、2年越しの思いを遂げるため岩本屋さんを訪問。半年前くらいから予約して、必ず行くぞと心に決めていました。今回はコースを「カニとイカ」に絞っていましたし、前回ほどカニ三昧でお腹に苦しいことはせずとも良いので少し抑えめのコースにしました。
とはいえ夜は茹で蟹をはじめ、刺し身、カニしゃぶ、カニ雑炊などカニ2杯分は余裕であったかと。あれ？そういえばイカは？と思ったら、明日の朝ごはんで登場するとのこと。うはは、これはまた朝が楽しみではありませんか。
カニの味はもう実証済みですのであえて書く必要もありませんが、やはり美味い！地元で捕れたてのカニを茹でたてでいただくのが一番。その昔は越前まで来ないとカニを食べることができなかったといいますから、やはり鮮度が命の食べ物ということです。鮮度が落ちたり、冷凍したものは一気に味が落ちます。今はどこでもカニを食べることができるようになりましたが、本来の美味しさを味わうためには越前に行くしかありません。
カニを食べる前に越前がにミュージアムでカニについて勉強しましたのでカニの知識はかなり豊富になりました（笑）

そして朝食。イカ刺しがででんと登場しました。触るとまだ動きます。目玉以外は全て食べれると聞いて、やや残酷な気分を味わいつつハサミでちょきちょき切りながら有り難くいただきました。長崎でもイカ刺しを食べましたが、こちらの方が小ぶりで軟骨まで食べられました。なかなかの珍味ではないかと思います。しかも漁で捕れないときもあるそうで、今回はちゃんと捕れたみたいでラッキーでした。

必ず訪れてみたい宿としてメモっていた岩本屋さん。Go Toのおかげで千載一遇のチャンスとばかりに伺うことにしました。目的は越前蟹です。焼きガニ付フルコース（一匹丸ごと釜揚げ400ｇ・個室テーブル席）で予約しました。
これまでは芦原温泉とかの温泉地のホテルで越前蟹を食べて満足していましたが、こちらでいただく越前蟹は全く別物でした。一人で２杯以上のタグ付きカニをいただきましたが、もう正にカニづくし。焼きガニ、茹でがに、かに刺し、かにしゃぶ、かに雑炊。更にカレイの煮付け、お造り、かにの天ぷらなどなど。これでもいうくらいカニだらけです。ほぼカニしか食べていません（笑）しかも鮮度抜群のカニ身の食感が別次元。カニ味噌もめちゃ美味い。これは私の人生の中でもベストオブカニで間違いありません。
朝食もこれまた素晴らしく、釜炊きご飯、カルパッチョ、宝石漬け、サバのへしこの炙り、蟹汁、温泉卵など。すべて残さず平らげて朝から腹パンです。
チェックインの際に女性はアメニティをもらえますが、これがなんとロクシタン。お部屋も改装してあるみたいで、広くて落ち着きます。おトイレも新しくて気持ちよく過ごせます。お風呂は天然温泉。部屋からの眺めも、海に沈む夕日を見ることができます。若女将と思しき方のセンスと漁師宿の味が融合した素晴らしいお宿だと思います。
次回は３月に訪問して活きイカとカニを味わいたいなぁ！