店名 |
Satou Seinikuten
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類型 | 雞肉料理、日式炸雞塊、烤雞串 |
預約・查詢 |
092-741-1051 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
福岡県福岡市中央区唐人町1-12-31 |
交通方式 |
地下鉄 唐人町駅より徒歩2分 距离唐人町 175 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
~¥999
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付款方式 |
无使用卡 可使用電子錢 可使用二维码支付 |
個人包廂 |
不可能 |
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包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
此時建議 |
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続いては福岡市の『かしわおにぎり』で、唐人町商店街を徘徊してたときに目についた『佐藤鶏肉店』さんです。
唐人町って拙宅の近くにあった商店街に似ていて(といって、アーケードはなかったんだけど)なんだか懐かしさを感じられるから好きなんですよね。
個人的に商店街には、お惣菜屋さんとお茶屋さんがないといけないと想ってて、というのも揚げ物の食欲をそそる香りを嗅いだあと、カテキンの爽やかな芳香でスッキリさせる、エア食事を味わいたいからなんでしょう。
小学校からの帰り道、そんな商店街が近所にあり、そうしたエア食事で腹を満たしてたからかもしれません。
といっても食べられないほど貧乏じゃなかったし、帰ったら帰ったでオヤツはあるぐらいの家庭でしたから、今は亡き家族のためにも誤解なきように。
まあ、そうは言っても、逆に我が家は家庭料理ばかりだったから、商店街の揚げ物など、例えばコロッケにしろ、子供心にワクワクしたのを強く憶えているんです。
調理してたのは祖母だったから、亡くなってるのに恐縮ながら、要は老人食で、芋なら煮っ転がし(最近のバター入りじゃない醤油メインのヤツ)とか野菜中心のオカズばかりだったんで、とにかく油っ気に飢えてたような気がします。
ですから、今回『かしわおにぎり』と共に購入した
『高菜の油炒め 1パック 100円』
も、人によっては脂っこいから苦手とおっしゃるかもしれませんが、個人的に未だ有れば買うし、同じく購入した
『100円パック お買い得』
に入ってた揚げ物なども、そういった幼少期の記憶からまだ抜け出せてないのかもしれません。
ってまあ、それはそれとして、肝心の
『地鶏おにぎり 270円』
は、いかにも街のお惣菜屋さんっぽい味わい。
決して出しゃばる味じゃなく、控えめっちゃ控えめなんですけど、その分、地鶏の底味っていうか、ほのかな旨味が伝わってくるようなイメージ。
数が多いとは言えないものの、地鶏は塊りがゴロンと入ってます。
ほんの少し足りない塩分を、添え物の沢庵がカバーし、タコさんウインナーも懐かしいし、なんだか嬉しいなあ。
で、ついでというか『高菜の油炒め』は抜群の美味さで、常日頃から激辛の辛子高菜の存在を鬱陶しく感じているワタシにとっては「それ見たことか」って言いたくなるほど。
昔、昭和の頃って逆に辛子高菜が滅多になく、この高菜の油炒めこそが主流だったものの、足が早いからでしょういつの間にか逆転してたんですよね。
まあ、辛子高菜でもピリっとくる程度ならまだいいんだけど、最近のお店は爆食いを防ぐためにか、やたら激辛のタイプばかりで、本来の意味合いから縁遠くなってる気がしてなりません。
ですから、今は逆にシンプルな油炒めを見かけることが少なくなっており、たまに今回のように口にすると、しみじみ美味いと想うと共に、昨今の傾向に項垂れちゃうだけなんですけどね。
冒頭述べたように拙宅の近所にも似たお惣菜屋さんは何軒かあったものの、もはや跡形すらないから、もし今でもあったら切れる前に買いに走っちゃうでしょう。
といって、ただ優しいだけじゃなく、昭和らしい塩分がしっかりしてる点もワタシ向きなんですよね。
ですから酒のアテにもなりそうなほどで、もちろんご飯のお供としたら言うことありません。
100円パックは、お買い得品らしく、ちょっと欠けたりした揚げ物で、その欠損部分から油が滲んだりしてるから幾らかクドいんだけど、逆に力強さは増してるような気もしました。
って、黙ってりゃ正規品と変わらない気もしたぐらいなんで、それを明らかにしたり、あえて廃棄せず、お努め品として安価で提供する姿勢に、真摯さが垣間見えるような気がしましたね。
● 個人的 食べログ 評価点・・・3.7