店名 |
Menya Suzu
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類型 | 拉麵 |
092-600-9912 |
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可供預訂 |
無法預約 |
地址 |
福岡県福岡市博多区店屋町4-24 |
交通方式 |
福岡市営地下鉄 呉服町駅から徒歩5分 距离吳服町 248 米 |
營業時間 | |
預算(評價匯總) |
~¥999~¥999
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付款方式 |
无使用卡 可使用電子錢 (Suica等交通系電子貨幣) 可使用二维码支付 (PayPay) |
個人包廂 |
不可能 |
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包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
時尚的空間,平靜的空間,座位寬敞,有吧檯座位 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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ここ数年で豚骨の牙城、福岡市にも非豚骨のラーメン屋さんが増えました。
「やっぱ醤油ラーメンは不味かぁ!」
そんな強がりをうそぶいてたお歴々も寄る年波には勝てず、やがて非豚骨に手を染め始めると、禁煙に成功して、
「煙草? あんなん喫うヤツぁあんぽんたんやね。狭い喫煙スペースに閉じ込められてくさ、人生の負け犬ったい」
みたいな喫煙者を差別するかのように
「豚骨? あんなん俺も歳やけん、もうキチいばい」
などと180度、手のひらを返す始末。
そんなヤツら、纏めてゴミ袋に詰め、福岡市名物『真夜中にゴミ出し』して持ってってほしいもんだけど、清掃局としても粗大ゴミすぎて受け取れないでしょうね?
そういう輩に限って、自分が喫ってるときゃ平気でポイ捨てしたりしてますから。
なんでもそうですが、基本的に人様に迷惑を掛けなきゃ、すなわち副流煙やポイ捨てなどが問題なだけで、ワタシたちが住んでるのは自由世界なんで、法律で許されてるなら何やってもいいわけで、喫煙にしろ権利なはずなのに
》 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
っぽい言い方ってのは、単なる差別に過ぎないと思いますしね。
ですから、特にラーメンなんて、やれ豚骨しか食わんとか決めつけるのは、まだ自由ですが、他のタイプを頭から否定するのは如何なものか?と。
とはいえ、やはり長く東京に住んでたワタシが実体験したように好き嫌いは変わらないから、ある程度は仕方ないものの、だからって全否定するのは、まず大人げない。
それこそ『一班を見て全豹を卜す』的な考えなんで、なるべく視野を広げることにより、それこそ間違いであると気づくか気づかないかが、まず大人の第一歩のような気がするんですよね?
ってまあ、以上は実は理想論で、残念ながら歳を取れば取るほど頭はカタくなり、身体もカタくなり、味覚は鈍くなるくせに嗜好は凝り固まり、場合によっては偏りますから、そんな自分を見たくないからこそ見知らぬものを頭ごなしに否定するようになるんです。
つまるところ、なにが言いたいのかというと、今回の同店『麺屋 澄々』さんのレビューを書くにあたり、そうしたワタシの偏狂的なレビューになるはずなんで、意識的にか無意識か自分でもハッキリしませんが予め伏線を張ってるってわけなんでしょう。
というのも、まず写真からお分かりのように、あまりにも大きな花瓶みたいな器に、ほんのちょびっとしか入ってないラーメンに、性格がひん曲がってるワタシなぞ、
〝なんツヤば付けとーとや!?〟
などと心の中で唾を吐いちゃうほど。
小洒落たフレンチやイタリアンで有りがちな、この手の盛り方って、個人的にゃ虫唾が走るほど大嫌いで、いや、それ以上に実際スープを丼から直飲みしようとすると、飲みにくいっちゃありゃしない。
って、むろんレンゲがあるんだけど、これがデザイン重視で大きめで、そのくせイカした型の丼は下に行けば行くほどスリムになってるもんで入らず、完飲しようとすると丼から直飲みするしかないのに、それが出来ないというもどかしさ。
まあ、こんな洒落た丼でスープを最後まで飲もうとする貧乏人なんていないんでしょうけどね。
けれども見た目通り、肝心のラーメンじたい量が少なめなんで、取り敢えず腹ペコさんや身体が資本なお仕事の方にゃ向かないでしょう。
ってまあ、店内も写真のようにU字型カウンター10席、 壁向きカウンター4席の、ちょっとスタイリッシュなバーみたいな雰囲気なんで、人を選ぶような感もありますけどね。
もっとも、どうもワンオペのようで、ご主人じたいは厭味のない感じでしたし、席に着くなり次回のサービス券を出されたりし、ほぼ気取ったところは見受けられませんでした。
『琥珀そば 760円』
お願いしたのはデフォの同メニュー、普通に3〜4分で配膳されました。
で、肝心の味の方なんですが、スープは確かに醤油が効いてるものの、それほど辛くはないし、カドもなく、逆にほのかな甘さがあり、やはり九州仕様という感じでしょうか?
ただ、適度の奥深さは感じられますが
》 水清ければ魚棲まず
のごとく、あまりにケレン味がなく、屋号のように澄んでるんで、ちょっと物足らないかな?
まあ、この辺も品がいいの一言で片がつくような感じでしょう。
麺は中くらいの太さ、結構ちぢれ具合が強いんで、個人的にゃ好みじゃないし、喉ごしもイマイチですが、むろんスープはやたらと連れてきます。
ただ、ノビはあるんだけど、いささか表面がユルいような感も否めません。
チャーシューは薄めな低温調理ながら意外と肉肉しさはあるものの、いかんせん、それでもまだ力不足でしょう。
とはいえ、麺を巻いたりして口に放り込むと、決して悪くはありません。
シナチクは幅広で、歯応えもまあまあ有りますが、最大の問題は味変調味料がないことで、もしかしたら自然志向が強いのかもしれませんが、さすがに飽きちゃうんで、この手なら柚子胡椒が欲しいな?
って、説明書きには『かぼす胡椒』がある旨が書かれてますが、一体どこにあったのかさえ分かりませんでした。
つまり、総括すると現代のクリア系を意識しすぎるが故に、なんだかスキゾな趣味が表沙汰になっちゃったようで勿体なく、そのままスッピンのままで可愛いはずなのに厚化粧してるみたいで、つくづく残念でしたね。
もっとも同店、お隣のデザート屋さんの系列みたいで、だからこそ前述の丼など洒落てるわけだし、まず屋号からして『澄々』と書いて『すず』と読むそうで、なるほど玄関口にゃ季節外れの風鈴が涼やかな音色を奏でてましたから、厚化粧ではなく、それこそ本来の姿なのかもしれませんけど、個人的にゃ『広瀬すず』ちゃんの厚化粧は、まだ見たくない(?)
且つ、個人的に思うだけなんですが、大名や薬院ならまだしも、ご当地って博多っ子のメッカなんで、このタイプにゃ特に厳しいから、老婆心でしょうけど心配にもなります。
って、似たような雰囲気のラーメン屋さんも何とかされてますし、お歴々も昔に比べたら随分ヤワくなったから、まあ、問題ないでしょうけどね。
そんな場所は、厨子町通りが冷泉公園通りと交わる少し手前、専用駐車場は勿論ないんで、いつもの安めなコインPに駐めたら倍に値上がりしていて、よく確かめてない自分自身が悪いのに
「こなクソ! ああっ、こすかぁ ⤵︎ 」
なんて逆ギレしちゃい、お恥ずかしい限りですが、その通りに冷泉通りから入ってすぐ右手、60分100円だったのに写真のように200円になってましたから、ご存知の方はくれぐれもお気をつけくださいまし。
って、要約すると、冒頭の頭のカタい輩はワタシ自身なのかもしれないって感じられるほど批判めいたことを書きましたが、実際の味は、そこまで悪くないから、そんな理想と現実の狭間でもがいてる自分を振り返られるようなラーメン屋さんでしたね。
● 個人的 食べログ 評価点・・・3.4