博多が誇る餃子 : Bajousou

餃子　2人前　1160円
レバーテキ　280円
コーラ　250円

昭和32年創業の餃子の名店。
土曜日の夜なので着席でも餃子の配膳までは1時間前後待ちました。

レバーテキは薄切りです。しっかりとレバーの香りがしていますが、臭みがなく想像通りの旨いです。お酒に合う一品です。お値段もリーズナブルで、餃子を待つ間にサクサク食べれてしまいます。

餃子の皮は非常に薄くて柔らかいですが、コシがあって破れない独特な食感で同時にしなやかでモチモチ。焼き餃子のパリっとを求めると違いますが、この皮の食感は素晴らしいです。ふんわりと小麦粉の風味も感じられます。
たっぷりでふわふわの餡は豚肉と玉ねぎ、わずかな長ネギが混ざっています。さっぱりとしていますが、これは食感がクセになる一品です。噛むと口の中に広がる玉ねぎの甘さは馬上荘ならではの味と言えます。その玉ねぎの甘さは皮の甘さと豚肉の甘さとも握手しております。（蓬莱551の肉まんを思い出させましたが）また、油をあまり敷かずに作っているので全く重たくありません。軽やかなテイストを求めることを感じです。
成熟した黄柚子の果皮と豆板醤を使用している赤い柚子胡椒を添えています。落ち着いた柚子の風味と豆板醤のピリ辛は、馬上荘さんの餃子のあっさりした味わいとはぴったり。
福岡の人々が小麦粉についての理解がとても深いを実感しました。
強くおすすめしたいですが、注文してから包丁でトン、トンと切っていき、それをひとつずつ薄く伸ばしてから餡を包んで焼いてくれるため、少し時間がかかることです（ある意味でおすすめのポイント）。