3月のたけうちさん
2ヶ月ぶりの訪問です。
定期的に来たくなりますし、伺うたびにまた来たくなるお店です。
今回のコース内容は以下の通りでした。
○北海道の毛蟹と天草の海苔の茶碗蒸し
海苔の磯の香りと塩味が良い塩梅です。一品目から美味しさをマックスに感じますね。
○糸島の朝締めのヒラメ
鯛のことが多かったですが、今回はヒラメで頂けました。甘い身質は一口で最高に美味しいと感じさせるクオリティでした。
○アカムツとミズイカの模倣寿司
アカムツの食感と上質な脂、ミズイカのとろけ具合と甘さは毎度美味しいです。
○対馬の鯖、富山のホタルイカ、タコの桜煮、牡蠣のオイル煮
一つ一つの味付けも美味しく、どれもが主役級です。
○ヒラメの昆布締めの鮨
先程のヒラメを今度は昆布締めにしてお鮨に。
これまた旨いですね。鮨のレベルの高さにも驚きます。
○銚子の金目鯛の鮨
銚子の金目鯛の脂の乗り方、旨さ、良いですね。
<天ぷら>
●車海老の足
●車海老→いつも通りレア目に仕上げてある車海老。このレアさ加減は職人技です。
●熊本のタチウオ→衣のサクサク感がタチウオのフワッとした食感を際立たせます。
●タラの芽
●合馬の筍
●大分の稚鮎→春の訪れを感じるような苦みが癖になりますね。
●岩手の大船渡の牡蠣
●那珂川の朝どれのアスパラガス
●甘鯛→こちらもレアさがたまらないです。鱗のパリパリ感も絶品です。
●とろとろ炒め茄子
●穴子
揚げ加減や衣の付け方、この技が素材の美味しさを引き立てます。
今回〆ものは天丼大盛りで!タレとご飯の相性も最高です♀️
間違いなく天ぷら界においてトップクオリティのお店です!
新年初のたけうちさん
2024年初のたけうちさんへ。
冬場ということもあり、一品目は茶碗蒸しから頂けました。天草海苔の磯の香りが湯気に乗って鼻腔を擽ります。ズワイガニの身の旨みとちょっとした内子のコクを楽しみつつ、熱々の茶碗蒸しは出汁も効いていて、さすがのたけうちさんのクオリティでした。
玄海の朝締めの鯛、アカムツとミズイカの模倣鮨はたけうちさんの定番のメニューですが、毎回感動します。是非食べ続けていきたい逸品です。
牡蠣のオイル漬けは岡山産のものですが、全く臭みがなく、牡蠣の甘みが濃厚に感じられます。牡蠣が苦手な人でも食べられそうな、良い意味での癖の無さでした。伺うと敢えて旨みが強すぎない牡蠣を用いていて、オイル漬けにするとこのように仕上がるとのことで、工夫や技に驚きました。
お鮨は五島のイサキと天草のコハダでした。イサキは塩で〆て1日寝かせているもので、旨みをしっかり感じました。コハダは青魚の嫌な臭みが全くなく、肉厚で骨感もなく、食感を楽しめました。
天ぷらは以下の内容ですが、毎度感動する揚げ加減と食材の活かし方です。
・車海老の足
・車海老→レア目に揚げてあり、海老身のプリプリ感の最高峰です。
・有明のタチウオ→ホロホロとした身の柔らかさで衣との食感のアクセントが光ります。
・北海道のタラの白子→THE濃厚です。
・佐賀の白石蓮根→ホクホクで食感、甘みが最高に美味しいです。
・岩手大船渡の牡蠣→先程の牡蠣とまた異なり、肉厚で牡蠣の美味しさを口いっぱいに感じます。
・甘鯛→鱗の部分のパリパリ感とレア目に揚げた身がジューシーで至高です。
・糸島のスティックブロッコリー→お菓子のような香ばしさがあり、病みつきになります。
・対馬の穴子→〆として最高の天ぷらです。鰻のような身の柔らかさに、衣のサクッとした食感が余韻に浸れます。
〆に天丼をお願いし、タレとお米の相性も抜群です。デザートはおいしいベリーという品種の苺で、文字通り甘く、苺の美味しさを頂けます。大粒で食べごたえもあり、苺好きにはたまらないですね!
次回も楽しみです。
たけうち劇場
今回のたけうちさんです。
○天草の赤ウニと新潟の岩モズク
一品料理の始まりはウニともずくの一品から。今回のウニは天草の赤ウニでした。幻の赤ウニは濃厚で甘さが広がります。
○玄海の朝じめの鯛
今回も朝じめの鯛は超絶品でした。毎回食べても感動の甘さ、旨さがあります。
○のどぐろの昆布締めとヤリイカの糸切り
のどぐろとヤリイカの一品も定番の旨さ。のどぐろの脂とヤリイカの柔らかい食感と甘さが印象的です。
○タコの燻製とやわらか煮
タコは燻製の風味をしっかり感じます。こちらの食感は弾力があり、柔らか煮の方は文字通り柔らかく、1度に2度美味しい構成になっています。
○鮨2貫(壱岐のメダイ、春子鯛)
お鮨は熟成させたメダイと春子鯛でした。いつも通り鮨のクオリティは非常に高く、満足感に溢れます。
○天草海苔と毛蟹の茶碗蒸し
茶碗蒸しを挟んで、メインの天ぷらへ。
●車海老
●玄海のキス
●能古島のピーナッツもやし
●天草海苔と千葉のはまぐり
●かつお梅とハモ
●とろとろ炒めナス
●甘鯛
●朝どれオクラ
●対馬の穴子
天ぷらは車海老からスタートです。絶妙な揚げ加減で半生の状態の車海老はジューシーそのもの。
定番の天ぷらメニューの中、ピーナッツもやしや天草海苔の天ぷらは初めてでした。
どれも素材の美味しさを引き立てる天ぷらで感動の連続です。
最後には、今回も天丼を選びました。
フルーツも高品質のものでどれも美味しかったです。
次回もまた楽しみですね!
最高峰の天ぷら
今回のたけうちさん。
いつも通りの9350円のコースでお願いしています。
今回の一品目は相島のムラサキウニ、銚子の金目鯛、そうめんもずくでした。
ミョウバン不使用のムラサキウニで、甘くとろける濃厚な味でした。炙りの金目鯛は、脂が表面に出ていて、こちらも勿論美味でした。そうめんもずくのさっぱり感も一品目に良かったです。
2品目は定番の鯛のお刺身です。今回も玄界灘産の朝締めのモノで、2.7kg物でした。前回より0.3kg大きいやつですね笑
身のジューシーさと甘さと弾力が最高です。この一品を食べる度にたけうちさんに来てよかったと思います。
3品目も定番の昆布締めされたアカムツとヤリイカの模倣寿司です。アカムツの脂、ヤリイカの甘みが特徴的です。
4品目も前回同様の天草のコハダ。コハダの厚みがしっかりあり、酢の締め加減が丁度良く、コハダの旨味を感じつつ、バランスが良かったです。
5品目はタコの燻製と珍しい青森のミンククジラのさえずりでした。お浸し風の一品で、タコは弾力を程よく感じる柔らかさで絶妙でした。ミンククジラのさえずりは、まるでベーコンのようで、旨みを感じました。季節物になるのでしょうか。
6品目はヒラメの昆布締め。ヒラメは美味しい柔らかさがあり、食後も昆布の良い風味が口の中に残ります。タレとヒラメの相性も良く、上品かつ上質な白身でした。
7品目は茶碗蒸し。長崎のワタリガニと天草の摘み海苔の茶碗蒸しで、前回は松葉ガニがシーズン最後だったので、今回はワタリガニになっていました。蓋を開けると海苔の良い香りが広がり、その香りとカニ身の味わいが出汁を含んだ茶碗蒸しの味のレベルを引き上げていました。
そしてここから絶品の天ぷらが始まります。
1つ目はいつもの海老の頭。パリパリの食感が天ぷらの始まりを告げます。
そして、2つ目に車海老の海老身。いつも通りのクオリティの高さで、甘く身がぎっしりの車海老でした。衣のつけ加減も職人技です。
3つ目は玄海のキス。サクッとした衣とキスの身のほろほろ感のコントラストが良いです。
4つ目は朝採れのオクラ。薄い衣がオクラの瑞々しさを引き立てています。
5つ目はこちらも糸島産のトウモロコシ。着席したタイミングから厨房の方に大きなトウモロコシがおいてあり、楽しみにしていました。ドルチェドリームといった品種で、甘みが強く、フルーティでした。天ぷらなのにしっかりトウモロコシの形状を保ったまま揚げられており、新鮮なトウモロコシをそのまま味わっているような不思議な感覚もありました。
6つ目は岩手大船渡の牡蠣。こちらも前回あったものですが、やはり大ぶりな牡蠣で贅沢です。大ぶりが故に貝柱?の部分のボリュームがしっかりあり、この部分が個人的には好みでした。
箸休めは定番のつぶ貝、南関あげ、水菜、トマトのお浸しです。つぶ貝がいつも美味しいです笑
7つ目は熊本のとろとろ炒めナス。普通のナスの形状と違って、球体に近い形状で、見た目もインパクトが大きかったです笑
名に違わない、ナスの美味しいトロっとした身の感じがありました。ジューシーさを味わえる一品です。
8つ目は甘鯛。まるで松笠焼きのような鱗の仕上げで、身は半生のような絶妙な揚げ加減でした。鱗と衣の食感もまた異なり、身のミディアム感がいつもたまらないです。
9つ目は朝獲れのアスパラガス。太くて肉厚のアスパラガスは筋感も無く、まるで果物のようなジューシーさでした。根元と先の食感の違いが1つの食材なのに違った美味しさを楽しめます。
最後は定番の穴子。衣のパリッとした感じと身のとろみがやはり絶品。天ぷらに欠かせない食材で、たけうちさんの仕込みのかっこよさと揚げの技術で最上級に仕上がっていました。
締めは天丼、天茶漬け、梅茶漬け、のり茶漬けの4つから。今回も天丼を頂きました。かき揚げの芝海老のプリプリ感とタレとご飯の相性が絶品の〆です。
最後のフルーツも上質な物で、特に金色羅皇といった品種のスイカは色がその名の通り金色で、印象的でした。普通のスイカより甘みを感じました。
2ヶ月後の再訪が待ち遠しいです。
既に次の再訪が楽しみ
昨年10月以来のたけうちさん。スケジュールの都合で初めて昼の利用になりました。
今回は早めに着きましたが、店の前の駐車場は既に埋まってしまっていて、橋の近くの専用駐車場に停めました。
ランチとディナーでもメニューの設定は変わらないようで、今回も9350円のコースでお願いしています。
今回の一品目は銚子の鯛と大村湾のナマコ。
ナマコは茶ぶりナマコにしていて、厚めでしたが柔らかく、普段食べるナマコとは違った食感で臭みなく美味しく頂けました。鯛は非常に甘く、炙りの香りも良く、一品目から絶品で改めてたけうちさんのレベルの高さを感じます。
2品目も鯛ですが、こちらは玄界灘産の朝締めのモノ。2.4kgあったようで、身のジューシーさと甘さと弾力が印象的でした。いつ来ても鯛のクオリティに驚きます。
3品目は前回同様の強力タッグのノドグロとヤリイカの模倣寿司です。ノドグロの脂とヤリイカの甘みが今回も間違いない良い相性でした。
4品目はこちらも以前あった天草のコハダ。コハダの厚みがしっかりあり、酢の締め加減が丁度良く、魚の旨味を感じつつ青魚の臭みも全くありませんでした。
5品目は岡山の牡蠣と新物のホタルイカ。牡蠣はシーズン最後のモノのようで、新旧の食材の組み合わせがまず面白かったです。季節の終わりと始まりを感じます。
牡蠣はオイル漬けにしていて、牡蠣の旨さをしっかり感じました。そして何よりホタルイカが今まで食べてきたホタルイカでも最高クラスの美味しさで、こんなに美味しいんだと驚きました。中のわたがパンパンに詰まっていて、甘みが強く身の弾力がまた美味しさを感じるポイントでした。
6品目は藁で燻した漬けサワラのお寿司。漬けてあることで味に深みがあり、サワラの脂の美味しさも感じることができ、一石二鳥のようなお寿司でした。
7品目は茶碗蒸し。松葉蟹と天草の海苔の茶碗蒸しで、松葉蟹も牡蠣同様シーズン最後のモノのようです。海苔の風味がさすがの天草産。しっかり感じ、蟹の風味に負けないインパクトがありました。少量でも満足度の高い茶碗蒸しでした。
そしてここから絶品の天ぷらが始まります。
1つ目はいつもの海老の頭。パリパリの食感が天ぷらの始まりを告げます。
そして、2つ目に車海老の海老身。いつも通りのクオリティの高さで、甘く身がぎっしりの車海老でした。衣のつけ加減も職人技です。
3つ目は香川のキス。こちらも前回同様、衣の付き方、身の食感どれをとっても納得の品でした。大ぶりで身が柔らかいキスを最高の揚げ加減で仕上げています。
4つ目はタラの芽。春の季節を感じる山菜。葉先のサクサク感と根本のホクホク感の食感がたまらないです。
5つ目は大分の稚鮎。鮎より雑味がなく、柔らかな白身で、少し苦味のある腹部の部分まで美味しく頂けました。塩や塩麹との相性も抜群でした。
6つ目は岩手大船渡の牡蠣。こちらも前回あったものですが、やはり大ぶりな牡蠣で贅沢です。大ぶりが故に貝柱?の部分のボリュームがしっかりあり、なかなか通常の牡蠣では味わえないため、尚一層美味しく感じました。
箸休めは定番のつぶ貝、南関あげ、水菜、トマトのお浸しです。つぶ貝がいつも美味しいです笑
7つ目は北九州合馬の筍。これも感動の一品で、ホクホク感と甘さがまるで芋のような味わいでした。天ぷらであることで食材の良さが活かされています。
8つ目は甘鯛。まるで松笠焼きのような鱗の仕上げで、身は半生のような絶妙な揚げ加減でした。鱗と衣の食感もまた異なり、身のジューシーさのインパクトも美味しいの一言です。
9つ目は朝獲れのアスパラガス。太くて肉厚のアスパラガスは筋感も無く、まるで果物のようなジューシーさでした。根元と先の食感の違いが1つの食材なのに違った美味しさを楽しめました。
最後は定番の穴子。衣のパリッとした感じと身のとろみがやはり絶品。天ぷらに欠かせない食材で、たけうちさんの仕込みのかっこよさと揚げの技術で最上級に仕上がっていましあ。
締めは天丼、天茶漬け、梅茶漬け、のり茶漬けの4つから。今回は天丼を頂きました。かき揚げの芝海老のプリプリ感とタレとご飯の相性がまた美味しいです。
今回も大満足のコースで、食べ終えた時点からまたすぐに来たいと思うお店です!
たけうち劇場再び
待ちに待った久しぶりのたけうちさんです。このために那珂川市に住みたいと思ってしまいます笑
今回も前回同様、中間の9350円のコースでお願いしました。もう一つ上のコースもありますが、全体的にボリュームがしっかりあるので、個人的にはこのコースが丁度良い量になってます。勿論、常に一番上のコースは気になってます笑
スタートは前回同様、灸ガツオと鯛。
良い意味でカツオとは思えないカツオ臭さの無さと上品な脂の感じがやはり美味ですね。
岩もずくは、普段食べているもずくと思って食べると全然違う印象です。コリッと弾力のある食感が非常に美味しく、このもずくなら普段から食べたいです笑
そして、前回はあまり触れていなかった朝締めの鯛。身の食感をしっかりと感じつつ、鯛身の甘みが絶品中の絶品。なんという美味しさでしょう。序盤から感動です。
3品目も前回もあった強力タッグのノドグロとヤリイカの模倣寿司です。ノドグロの脂とヤリイカの甘みが良い相性でした。
4品目に寿司で車海老。身がプリプリとしていて、言わずもがな美味です。たけうちさんのすごいところは天ぷらを主体にしていながらも、寿司のレベルも非常に高い点です。酢飯のパラパラ感と酸味、甘みがこれまた美味しく、お米だけでも頂けちゃいます笑
次に焼きハマグリ。大きく、身厚で貝の美味しさが凝縮しています。汁はお酒に合う味でした。
寿司二品目は天草のコハダ。これまた酢飯とネタの相性が抜群です。コハダの綺麗な銀色の鱗に魅了されつつ、脂もしっかりのっていて、絶品です。
茶碗蒸しは今回は北海道産イクラが大量に。イクラの一つ一つが弾ける感じがたまらないです。
そしてここからが絶品の天ぷらに。
1つ目がいつもの海老の頭、そして今回は新銀杏も合わせてでした。パリパリっとした海老頭の食感に、新銀杏の柔らかい食感が対をなしてます。新銀杏は天ぷらにすることでより一層実の柔らかさが引き立ちますね。
そして、海老身。これまた説明不要の美味しさです。寿司の時といい、海老は本当に美味しいですね。
次のキスも天ぷらでは王道です。王道だからこそ質が問われやすい食材になりますが、衣のつきかた、身の食感どれをとっても納得の品です。
今回の貝類はホタテ。衣はサクッと、身はレアに仕上げてあるのが絶妙な揚げ加減です。このレア感はまるでステーキのようで、食材の美味しさをダイレクトに感じます。
次が驚愕の5kgのタチウオ。たけうちさんもほぼ目にしたことがないクラスの大きさのようで、身が大ぶりです。このサイズだからこその旨みがありました。
箸休めにはつぶ貝と南関あげとトマト。このつぶ貝もしっかり美味しいです。
天ぷらの再開の初めは茄子。この茄子がとろとろ炒めナスといった熊本のブランドで、名前が一回聞くと忘れないインパクトがあります笑 普通のナスの形状と違って、球体に近い形状で、見た目もインパクトが大きかったです笑 名に違わない、ナスの美味しいトロっとした身の感じがありました。
次に岩手の牡蠣。牡蠣といえば、広島のイメージが勝手にありますが、この岩手の牡蠣はかなり立派でした。所謂、海のミルクと称されるとろっとした感じの美味しさもあるんですが、何より貝身をしっかり感じられる美味しさにびっくりしました。
朝採れのオクラもこれまた立派です。旬の時期は7-8月とされますが、よくこの時期にもこの立派なオクラが採れるものです。感心します。
天ぷらの最後は定番の穴子。衣のパリッとした感じと身のとろみがやはり絶品。天ぷらに欠かせない食材です。
締めは天丼、天茶漬け、梅茶漬け、のり茶漬けの4つから。今回はお腹が苦しかったので、天茶漬けを注文。お茶漬けはすすっとご飯が入りやすいですね♀️
今回も大満足のコースで、天ぷらの美味しさを改めて感じる品々でした。次も楽しみです!
天ぷらの概念を変えるお店
福岡県那珂川市と、都心部から若干離れた郊外のエリアにありますが、天ぷらのジャンルでは福岡屈指どころか全国屈指の名店で、食通の中ではかなり名のしれたお店です。
場所柄、車での来店が便利ではありますが、お酒が飲めなくなるのが辛いところ笑
公共交通機関では新幹線の博多南駅から徒歩であったり、バスを利用しても良いと思われます。
今回は車でお酒が飲めなかったので、次回は公共交通機関を利用して伺いたいです。
ちなみに駐車場は店の前のスペースと幹線道路沿いのところにあり、全体で言えば2-4台は停めれそうでした。
以前来店した方から結構ボリューミーとの噂を聞いていたので、今回初回であることも含めて中間のコース(9350円)でお願いしました。ちなみにコースは18時から一斉スタートの完全予約制で、時間厳守です!(渋滞に巻き込まれて少し遅れてしまったので自省の念も込めて笑)
まずはこのコースを振り返って、季節の一品料理の品数とクオリティに驚きました。一品料理の中にお寿司があったのも嬉しいポイントです。天ぷらをメインにされているので、一品料理にお寿司が出るのがなんとも面白い。そのお寿司もネタにこだわっていて、シャリも絶妙な硬さで非常に美味しかったです。
全体を通して一品料理も天ぷらもどれもがハイライトなのですが、仕入れの素材のクオリティが高く、それを充分に活かした料理の数々でした。
灸ガツオ、鯛は共に上品な脂がのっていて、身の弾力も良かったです。
ノドグロとヤリイカの模倣寿司は贅沢な一品。イカの甘みとノドグロの脂の組み合わせは最高です。
ムール貝も旨味が閉じ込められていて、美味。
アワビの塩辛はお酒が飲みたくなる味。
蛤はサイズが非常に大きく、良い蛤でした。
茶碗蒸しは贅沢にもワタリガニのほぐし身と海苔を乗せたもの。乾燥海苔を乗せていて、アクセントになります。
既に満足感に溢れていますが、ここからがたけうち劇場の始まりです。お世辞やオーバーな表現なしに、今まで食した天ぷらで一番美味しいと思いました。
これも全体を通して、一品料理同様、仕入れの素材のクオリティが高く、そこに絶妙な揚げ加減、衣の付け方に唯一無二の技術が詰め込まれています。素手で天ぷらの熱感を確認している姿はまさに職人。
まずは車海老からのスタート。これもまた身の弾力、旨さが絶品。最初の品からアクセル全開です。
キス、そしてこの後出る鱧、甘鯛、穴子といった魚の天ぷらが本当に感動。衣の食感と身の柔らかさ、溶けるような感じが絶妙でした。
アワビは反則級の大きさで、産地が非常に気になりました笑 もちろん絶品です。アワビの美味しさを改めて感じる一品。
サイズの大きさで言えばアスパラガスも太くて大きく、良い素材を使用しているのを視覚的に感じることが出来ます。
〆ものは天丼、天茶漬け、梅茶漬けの中から選べます(もう一種類なにかあったような記憶もあります・・・)。
大体の方が天茶漬け、もしくは天丼を頼まれていた印象。御飯の量も調整出来ます。
天ぷら屋の〆はやはり天もので!ということで、自分ももれなく天丼を注文。
味噌汁もわかめがしっかり食感があり、美味しかったですね。
店主の竹内さんは物静かで、とある雑誌でのインタビューを拝見すると、天ぷらを揚げている時は頭の中でカウントされているよう。揚げている様が職人のように見えたのも納得でした。
このお店もまた再訪間違いないお店になりました。ごちそうさまでした。
店名 |
Tempura Takeuchi
|
---|---|
類型 | 天婦羅 |
預約・查詢 |
092-953-1699 |
可供預訂 |
僅限預約
遅れる際はご一報ください |
地址 |
福岡県那珂川市今光6-64-1 |
交通方式 |
距離高速太宰府高速出入口只需20分鐘車程。從新幹線博多南站步行15至20分鐘。 距离博多南 938 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
¥8,000~¥9,999 ¥8,000~¥9,999 |
預算(評價匯總) |
¥10,000~¥14,999¥10,000~¥14,999
|
付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
13 Seats ( 吧臺7席,桌子2席) |
---|---|
最大宴席可容納人數 | 13人(座位) |
個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 可接受20人以下 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 2臺很窄 |
空間、設備 |
時尚的空間,平靜的空間,座位寬敞,有吧檯座位 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒,有葡萄酒,對日本酒講究 |
---|---|
料理 |
對蔬菜菜式講究,對魚類料理講究 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
---|---|
位置 |
家庭式餐廳 |
關於兒童 |
兒童不可同行 |
6月のたけうちさん。久しぶりに伺いましたが、今回も大変満足度の高いコースでした。
◯長崎のムラサキウニ、石川の岩もずく
ムラサキウニの甘さとコク、岩もずくのシャキシャキ感が印象的なあっさりとした一品。
◯玄海の朝締めの鯛
毎度感動の一皿。脂が乗っていて、食感も良く、甘さ、旨さが大変際立っています。
◯ノドグロとヤリイカ
脂の乗った白身魚の炙られた甘みと糸切りのヤリイカの濃厚な甘さが見事に融合しており、圧巻の模倣鮨です。
◯高知のカンパチ、桜煮、ホタルイカ
大ぶりなカンパチは一瞬ビンチョウマグロかと思うような色みで、脂が乗っていて、厚めの切り方をされているが柔らかく、一級品でした。
桜煮は味が染みていて、良い食感です。ホタルイカも歯切れが良く、全体的にお酒に合う一皿に仕上がっていました。
◯銚子の金目鯛
安定感のあるたけうちさんのお鮨ですが、1貫目は金目鯛でした。
金目鯛はさっぱりした白身魚の旨みがあり、その美味しさが酢飯の酸味によって更に引き立てられいました。
◯天草のコハダ
たけうちさんのコハダは身が厚く、酢の効かせ方も絶妙です。苦手な人もいるであろうコハダの臭みも感じず、さっぱりと頂ける一貫でした。
◯茶碗蒸し
出汁の味が上品で旨みと塩味のバランスが良く、熱々で提供されていることで海苔やカニの香りがより一層たっていました。毎度こちらも天ぷらの前に頂く一品として、美味です。
以降天ぷらになります。
●車海老の足
高級スナックを食べているような感覚のパリパリとした軽い食感に仕上がっています。海老の旨みと香ばしさも感じられます。
●車海老
レア感とプリプリ感がこれ以上ないくらいに共存しており、まさしく職人技の天ぷらです。
車海老の甘みと衣の軽さは病みつきになります。
●玄海のキス
サクサクした衣とホロホロの身の柔らかさの食感の対比がたまりません。熱々の温度感でいただけるのも最高で、白身魚の美味しさが凝縮しています。
●朝採れのオクラ
オクラの本来の甘みを引き出すような火入れ感が素晴らしく、とろとろ感とサクサク感のこれまた対比が心地よく感じます。
●鱧とかつお梅
骨切りの包丁さばきから見とれていた鱧が登場です。
ふわふわの身とモチっとした皮が特徴的で、上品な味わいにかつお梅のちょっとした酸味が一段と美味しさを感じます。
●九十九里の蛤
貝の旨さを閉じ込めた天ぷら。貝の周りの食感が良いところは火入れにより、より弾力が強調され、中の柔らかい部分はレア目の仕上がりでジューシーでした。
●とろとろ炒めなす
揚げたての熱々の状態でしか味わえない、ナスのとろっとした食感と瑞々しさを頂けました。
●甘鯛
感動の絶品です。ミディアムレアに仕上げられた甘鯛は、全くパサツキがなく、充実した甘さと旨さがあります。鱗のパリパリとした香ばしさもたまらないです。
●朝採れのとうもろこし
まるでとうもろこしにかぶりついたようなジューシーさを感じられ、デザートのような甘さと弾ける粒感から素材の良さと技術の高さを実感します。
●対馬の穴子
天ぷらの最後の一品は穴子です。
眼の前で捌かれる姿はショーのようで、毎度食べる前からワクワクします。
柔らかいとろけるような身質にサクッとした衣の食感は天ぷらの〆にふさわしい食材です。
●鯛めしと桜えびの天ぷら
いつもと〆は異なり、今回は初めて鯛めしと桜えびの天ぷらの組み合わせを頂きました。
桜えびは大きく、揚げられて香りがたっていました。そのサクサクとした食感に味がしみた鯛めしの旨みがマッチし、お替りでは出汁をかけて茶漬けとして頂けました。
新しいたけうちさんの一面を見ることが出来ました。
●デザート
上品なマンゴー、モモ、みかんの組み合わせでした。
次回もまた楽しみです!