福岡酒場徘徊記⑬ カクウチ編⑤
さて市場に戻って旦過うどんの前を通るとおでんの鍋を出して設営中だ。
これから1時間くらい煮込むのか。 どっちにしても今回は縁が無さそうだ。
10時過ぎに赤壁酒店の前に来るとカクウチに似つかわしくない若い男が開店準備中だ。
開店一番なのでもちろん他に客はいない。
「いいですか?」と言いながら勝手に入る私。
ガラスケースの中には簡単な食べ物を既に準備済みだ。
朝っぱらなので軽くにしよう。 酔鯨純米の半分
アテは目の前に見えた竹輪にした。
うん、酔鯨ウマイですね。 竹輪をかじりながら朝から酒をチビチビ飲む。 仕事はええんか(汗)
店には女将と恐らく息子さんであろう男性が一人。
カクウチは本来愛想なしが基本だが昨日来何処で飲んでも愛嬌のある女将ばかりだったので、
コチラのクールな対応はある意味新鮮である。
「写真撮ってもいいですか?」と問えば
「どーぞ」とニコリともせずお兄さんが答える。
ただ一人黙々と飲んでいると
「お客さん、どちらからです」とお兄さんが聞いてきたので「広島の呉なんですよ」と答えた。
この店員さんとは一言二言言葉を交わしただけだが酒屋の後継ぎらしからぬ生真面目な方です。
一見するとぶっきら棒な対応にも見えるが打ち解けたら意外と愛すべきキャラクターですね。
常連衆とはどうか分かりませんが、一元客と会話をするのは苦手なようだ。
人一倍シャイな感じです。 私もシャイな人間なので彼の気持ちはよく分かります。( ̄ー ̄)ニヤリ
合計で430円。 それにしても何処で飲んでも安いね。
店を出て市場内の来た道を戻っていく。
この頃になると市場にも活気が出てきましたね。
それにしてもウマそうなものが多いなあ。
勉強屋の豚足、ミートショップコアのすもつ、たちばなのじんだ煮、谷口かしわ店のドラム、魚屋かじはらの〆鯖、かじはら商店の特上鯨ベーコン、かしわ屋くろせのミニメンチカツ、どれもこれもメッチャ美味しそうで買って帰りたいくらいだ。
物価も安い。 特に青ネギ一把50円には驚いた。 呉のユメタウンだと130円くらいするぞ。
いやぁ旦過市場、こりゃいい市場ですぞ!
店名 |
Akakabe Saketen
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類型 | 無座小酒館 |
093-521-3646 |
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可供預訂 |
無法預約 |
地址 |
福岡県北九州市小倉北区魚町4-5-4 |
交通方式 |
都市モノレール小倉駅から旦過駅 下車 徒歩1分 距离旦過 54 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
~¥999 ~¥999 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 |
座位數 |
( 立ち飲みにて、席なし) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒,有葡萄酒,對日本酒講究 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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網站 |
北九州二日目の午前。朝食を取らずに向かったのは旦過市場です。
二度の火災で多くの店が失われたというニュースはテレビやネットで知っておりましたので「どうなっているのか?」と現地に来てみたという訳です。
確かに火災の現場は工事車両が入りまた市場内も塀で多くの部分が覆われているので痛々しさは伝わってきます。しかし!まだまだ多くの店が元気に営業中じゃないですか!(゚∀゚;)
そして、おおっ かの赤壁酒店も被災せずに営業してるじゃありませんか!(゚∀゚;) 当然入店♪
エビスの中瓶と目の前のケースに置いてあった焼き鳥を3本注文。レンチンしてこれが本日の朝ごはん♪(´ε` )
2杯目は福岡県の寒山水の半合。この店は半合から注文できるのでハシゴ酒の際には助かりますね。
ツマミ二品目はこれまたガラスケースに並べてあった糠炊きをチョイス。北九州の郷土料理ですね。濃厚な味付けですがナイスな酒の友ですね。
この店は戦後の建築ですが天井に使用している木材は旧日本陸軍の馬小屋の払い下げだそうです。精強を謳われた小倉の第12師団の遺構というわけですね。シブい。
昔は競馬、競輪の開催日はお客さんの数が凄かったそうです。この辺が工員が客の中心だった八幡と違うところで面白いですね。
旦過市場の再開発で取り壊されるそうなので現在の景観を味わいたいなら今の内です。( ̄▽ ̄;)