力強さと優雅さを合わせたソースが魅力な、一軒家フレンチレストラン。 : Ｂｉｓｔｒｏ　Ｒ

福岡県遠賀郡遠賀町にあるフレンチレストラン『Bistro・R』。
ブログの方はアップしていたのですが、食べログの方を忘れていたので慌ててアップです(^^;
ディナー訪問時のものです。

前菜：河豚・アラ・牛と山羊のチーズかぶのマリネ・真鯛・グリーンオリーブ・スモークサーモンとロックフォール・ホタテのチロリアンソース・鰤・鰤のコチジャンソーズ・写真を見ると蟹もありますね。お魚満載でどれも美味しかったな～。

ニース風サラダ：ザクロの実が入っています。

スープ：鱈の白子のコンソメロワイヤル。これは悶絶級に美味しかった♪　和をとっても感じて大好きな味わい。出汁の旨味というのでしょうか。スープの下は茶碗蒸しのようになっています。鱈の白子の甘みが絶品です。

自家製パン：カゴに入れられてまとめてきます。今回は豆乳を使っているものもありました。コレ個人的に大好きですよ。
トマトバジルのパンも好きなので、毎回この２つを沢山ください（笑）
パンは岩塩やオリーブオイルをつけていただきます。

魚料理：メインは鯛でした。鯛の下には野菜もたっぷり敷いてあります。その上にウニのソース。ウニ好きの私のために作ってくれたのですか？（笑）　坂口さんのソースは本当に好きです。たっぷりパンにつけて全部いただいちゃいました(^^;

グラニテ：この日は苺でした♪　甘酸っぱくて濃厚です。

肉料理：この日のお肉は豊後牛。ソースの飴色が最高。柔らかくて、肉の味わいが深いです。低温でじっくり焼かれたお肉ですよ。シェフから国産牛の味わいの違いを聞きましたが、是非次回はシェフが焼く佐賀牛を食べてみたいです(*´艸`)

デザートもたっぷりと。珈琲と生キャラメルをいただき、お腹いっぱい。満足しました。

クリスマスディナーでは、生演奏とともに、トリュフやキャビアなど贅沢な素材を使ったコースが出されたようです。
写真を見ていたらまた行きたくなっちゃいました。近々また伺いたいと思います♪

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＜2014.7＞
前回行ってから随分ご無沙汰です(^^;　
久々にこちらのお料理を食べたくなりディナー訪問してきました♪

今日はお酒を飲んでいい日でしたので、迷わず最初は泡から♪
スペインのカヴァで、コドーニュ・クラシック・セッコ
しっかり冷やされており、細かい泡のチリチリ感と爽やかさが夏の乾杯に最適ですよ♪

・前菜
ドーンと横長いお皿が登場です。　
というか、お魚三昧Σ(ﾟдﾟ　8種類のお魚を一枚のお皿にとか贅沢です！！　
左から、イサキとシマアジの山葵ソース（上には茗荷でアクセント）、左上が鐘崎でとれた鮑（しかも柔らかい一番美味しい所のみを梅肉ソースで）、下が鐘崎のヤリイカ（新鮮で甘みが強い♪）、門司のタコ、４㎏物の真鯛、その下にある魚の名前を忘れて失態(^^;、そして右は旬のキスのフリカッセ♪
それぞれにかかっているソースを変えてあり、味の変化がとっても面白いです。お魚もお鮨屋さんも真っ青なくらいに新鮮で美味しい♪
特に今回鮑が絶品でした。鮑自体が良い物だったんですね。柔らかさと甘みと文句の言いようがない。あ～～～～、幸せ(*´艸`)
これ食べるとお鮨屋さん行かなくてもここでいいな。そんな一皿でありました（笑）
すると、シェフが『鮑にちょっとかけてみて』とエキストラバージンオイルを持ってきてくれました。値段聞くと驚愕です(^^;
シェフの言われるまま鮑に少したらしてみると、その味の変化にびっくりΣ(ﾟдﾟ　
オリーブオイルの果実味とオイリーさで、鮑に艶がでてさらに美味しくなってる(ノ∀`)

泡もすぐに飲み干し、次はシェフおすすめの赤ワインを頼むことにしました。デキャンタしている傍から、良い薫りが漂ってきます。
エチケットをキチンと控えて無かったので名前がわからないのですが、赤なんですけどタンニンの渋みが強調することもなく、フルーティーなワインです。お魚にもお肉にもオールマイティに美味しくなれるワインでしたよ(*´艸`)

・サラダ
次はビストロエールの定番、パプリカなどの野菜を使った美味しいドレッシングに、地元の野菜と上にはタップリのチーズがかかったサラダです♪　このサラダ、私大好きなんですよね(^^)　
野菜たっぷりいただけるのが嬉しいです。

・スープ
カボチャの冷製スープ。上にのっているのはジュンサイです。
ジュンサイの独特の歯触りと、濃厚なカボチャスープはとってもまろやかで、とても丁寧な仕事をされているのがわかります。

・パン
パンの内容は以前と同じく６種類。カゴに入れて持ってきてくれました。
内容は、グラハム（全粒粉）・キャロット・トマト・オニオンペッパー・黒ごま・米粉パン。私が一番好きなのはグラハムです。噛み締めるごとに食べ応えがあるパンなんですよ。こればっかりでもいいくらいです（笑）
パンにつけるのは先ほど持ってきてもらったオリーブオイルとお塩。
白が南フランスの真珠のお塩、黒っぽいのが硫黄の味がするヒマラヤ岩塩です。
以前のレビューでも書きましたが、こちらの塩ものすごくクセになるお味なんです。
特にこのヒマラヤ岩塩。まるで温泉卵のようなコクのあるお味に変化するんですよね（笑）　そして美味しい。パンにオリーブをつけて上に一欠片のヒマラヤ岩塩。これがハマる(^^;

・魚料理
今回は真鯛でした。
前菜にも出てきた４㎏物ですよ。画像から伝わらないのが残念ですが、オリーブでソテーされた真鯛の薫りのいいこと！！　そしてソースは鮑を使用し、黒いのはバルサミコです。今回のこのお皿、私が今までこちらでいただいていた中で一番美味しいお皿でした！！　シェフに思わず、『ソースが絶品ですね！！』って叫んじゃった（笑）

・グラニテ
マンゴーのシャーベットです。果肉の甘みが爽やかです♪

・肉料理
メインのお肉は佐賀牛でした。
低温でじっくり焼かれたお肉は、箸だけで問題ないほど柔らかです。添えられたグリルの野菜達。ナス・満願寺唐辛子・シシトウが良い薫り♪　奥のトウモロコシの甘いこと！！　デザートでもいけるんじゃないかというほど甘かった。

・デザート
デザートは、旬の果物タップリのお皿。
桃・ピオーネ・ブルーベリーの甘さが、中央の柑橘ケーキの甘さに負けていません。

デザートの後は夏定番の12時間かけて作られた水出し珈琲と、シェフ手造りの生キャラメルでディナーの余韻にふけりました。
相変わらず美味しい料理、すべて大満足でした♪

素材や調味料にいたるまで、身体にいいものをと吟味なさっている坂口シェフ。
こちらのお店での楽しみは、料理はもちろん、シェフの食についてのお話をたっぷり聞ける事だと思います♪
お話を聞いていると、本当に芯から食が好きなんですねとすぐにわかります（笑）
知らなかった食に関する知識を教えてもらったり、美味しいだけでなく色々学べて楽しいレストランだと思います。うちの息子があと少しだけ大きくなったら、ファーストフレンチはここで勉強させたいな。そうひそかに思っている私です(*´艸`)
坂口シェフ、また伺いますね(^^)/

あと、旬なネタを一つ。
ビストロエールと星琳高校と共同開発で、今『黒崎祇園山笠大福』というのが販売されています。先日の祇園山笠の際に黒崎駅前で高校生が販売されていたそうです。
内容としましては、地産をテーマに和と洋をコラボした新感覚の大福餅だそうで、皮や餡子の中に福岡県産の古代米を使用。水田をイメージした抹茶クリームチーズ味と、鉄の町黒崎をイメージしたココアカスタードクリーム味の２種類です。１箱８個入りでお値段1000円。祭りの時の限定商品でしたが、こちらのお店でも購入できるんですよ♪
冷凍されてあるので、製造から1年は持つそうです。解凍後はすぐにお召し上がり下さいとのこと。一口で入るくらいの大きさなので、すぐになくなって賞味期限問題ないような気もしますが(*´艸`)

遠賀町の食に関するHP『おんがめし』というのに、ビストロ・エールが掲載されています。
『おんがめし』http://www.town.onga.lg.jp/ongameshi/index.html


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＜2012．7＞

遠賀郡遠賀町にあるフレンチレストランです。
周りはのどかな田園風景で、
歩いていける距離には私の大好きな『アラペイザンヌ』さんがあります。

以前から敬愛しますマイレビュアーakii様の情報から、行ってみたいと思っていたお店でした。
３月にディナーで、７月にランチで訪問しております。
３月の分はなんとカメラの充電切れというアクシデントがありましたので
今回は７月のランチをメインにレビューしたいと思います(^^;)

ランチ　\4200

・アミューズ
左から鐘崎のイカと箱崎おきゅうと、生のオリーブにピスタチオオイルをかけて、
イサキのマリネ梅肉ソース和え、タコ、魚のエスカベッシュ、これらがドーンと出てきます。
ピスタチオオイルって珍しいですね。ピスタチオはコレステロール値や中性脂肪を減少させると言われているので、
それを抽出したオイルとなると、血液サラサラ効果の期待が高まりますね（笑）
まぁ、普段からの健康を意識した生活が、一番大切でありますが(^^;)

・サラダ
豚さんの舌の燻製ハムがのった、イタリアンサラダです。
このドレッシングに合わせてバルサミコソースがかかっていますが、
野菜の甘みとバルサミコの濃厚な風味と甘みのアクセントを与えています。
中には細かく野菜が刻まれていて、さいの目状のチーズが入っているのですが、
濃厚で粒子を感じる好みのチーズでありました。
そして透明なガラスのフチの両サイドには、塩が添えられています。
真っ白なのは南フランスの塩の真珠。１㎏１万円するそうです。
フランスの天日塩なので、地中海の海の味が楽しめますね♪
そして褐色がかったのは、ヒマラヤ岩塩。砕く前は黒いそうで、いただくと温泉卵の味がします。
硫黄の風味といいますか・・・。前回のディナーでもいただきましたが、
これをパンにつけていただくと非常にクセになります。

・スープ
カボチャの冷製スープでした。じゅんさいが上にのっています。
かぼちゃの甘みと濃厚な旨味、キンキンにひやされたスープはなめらかで、
トゥルッとしたジュンサイの感触が面白いです。

・パン
自家製のものがカゴに詰められて出てきます。
米粉をつかったパンやトマトとバジルのパン、黒胡麻パンなど、
単体でもいいですが、さきほどの岩塩やソースに絡めて食べるとより美味しいです。

・魚料理
お魚の下にはサフランリゾットが敷き詰められていて、
周りのサフランとジェノベーゼのソースが濃厚です。
付け合わせのお野菜のかぼちゃは地元岡垣のもの。
完全無農薬で安心していただけますね。

・お口直しのグラニテ
木イチゴのシャーベットに下に敷き詰められているのはヒヤルロン酸ゼリーです。
甘酸っぱくて、口の中が綺麗にリフレッシュされました。

・肉料理
宮崎県産おいも豚です。添えられている野菜がたっぷりです。
まずは地元では有名な方が作るトマトを４時間かけて作ってグリル
茄子・久山のアスパラ・こぼうのオイル煮など、
たっぷりの野菜と、かかってあるソースが魅力的です。

・デザート
果物はマンゴー・種なし葡萄・桃・山形のさくらんぼ
チョコレートのワッフル
ブルーチーズを使ったクレームブリュレです。
お気に入りはクレームブリュレ♪
濃厚なブルーチーズの薫りがガツンときます。

・水出し珈琲
１２時間かけて作られた珈琲。
酸味もほどほど、まろやかで口に入れると珈琲のいい薫りが広がります。

・手作りキャラメル
このお店の最後のお楽しみですね♪
時間をかけて作られているそうですが、夏の暑い日に作るのは・・・
さぞ大変だろうと思いました(^^;)

シェフから今後お店に入る、とっておきの日本酒を教えていただきました。
前回のディナーでお酒をしっかりいただいたせいでしょうか。
私はお酒好きって把握されていますね(^^;)
次回はそのお酒をディナーで、是非堪能しに伺いたいと思います（笑）

ディナーのほうも、コストパフォーマンスは素晴らしく良くて、
特に白子を使った料理が美味しかったです。合わせてあるスープが力強く優雅で素敵でした。
総じて私は、ここのソースがかなり好みです。
時間をかけて作っているとおっしゃっておりました。
その手間暇かけてものを一瞬でいただいてしまうのですから、本当に贅沢ですよね。
　
この夏、計画停電が始まっています。
お客様に完全な状態でサービスを出来ない懸念があるからと、
お店の方は、７月中旬から８月いっぱいまでお休みするそうです。
詳細はお店の方へお問い合わせくださいませ。
すごい決断だと思います。
その間、お店は力をフル充電されるようなので、
秋から冬にかけてのお料理に、ますます期待が高鳴る私です♪