豚全般のレベル高いお店。スタッフの対応もレベル高いですよ。 : Nomidokoro Shinka

「呑処 心花」さん。
前橋市の中心部、スズラン百貨店のすぐお隣にある居酒屋さんです。

あらかじめ予約して、土曜の午後7時に訪問しました。
お店に入ってすぐにカウンター席、奥に半個室のテーブル席があります。
カウンターのいちばん手前の席に案内されて着席。

お客さんは続々と入っています。
皆さん予約済みのようで、週末のこの時間は予約必須みたいですね。

まずはビール、ハートランドと一番搾りのそれぞれ生ビール（各660円）があったので、ふだん飲み慣れぬハートランドを。
大きめなグラスでの提供で、このお値段ではお高めかな。
美味しいけど。

串焼きが当店自慢らしいので、
かしら、レバー、はつ（各190円）、ホルモン（220円）を注文。
タレ？塩？とかは訊かれません。
それとざく切りキャベツ（330円）もお願いしました。

するとすぐにキャベツ、来ました。
やーこれはデカい。
一人で食べる量じゃないですよ。
この半分で十分なんだけど。

キャベツ生産が盛んな群馬県。
新鮮なキャベツですねこれは。
で、一緒に出てきたのが味噌、これは一般的だけど、もう一つはスイートチリソースにマヨネーズを合わせたもの。
それがまた美味しいこと。
良いことを知りました。
スイートチリソースにマヨ、今度自宅でもやってみよう。

串焼きは焼けた順に一本ずつ出してくれます。
どれもこれもほんとにレベル高い豚肉です。
さすが養豚業も盛んな群馬県。
これって群馬県の標準なのか、それともこのお店が特に美味しいのかは不明ですが。

特筆すべきはレバー。
表面はしっかりと炙ってあり、内部はレア状態。
で、うんと柔らかいんですね。
たっぷりのネギ塩とともに食べると、もうたまりません。

追加注文で、特製もつ煮（550円）と舞茸の天ぷら（660円）、それと日本酒「かんとうのはな 吟醸」（800円）を発注です。
このお酒は県下渋川市の酒蔵です。

特製もつ煮、これもサイズが大きいな。
大根やにんじんも少々入っているけど、ほとんどもつ（小腸）ばかりごろごろとある塩煮込み。
もつが柔らかくてほんとに美味しいです。
食べてもなかなか減りません。

舞茸の天ぷら。
今日の昼にも舞茸天、食べたんですがね。
一日に二回、舞茸天を食べるって初めてですね。
天ぷらではあるんですが、衣が独特でフリッター風。
そして昼に食べたのと同様、舞茸の旨味が濃いです。
塩で食べるのももちろん旨いですが、天つゆで食べるのがいい。

大きなお椀で出てきた天つゆ、こんなに量いらんでしょう！というほどたっぷりとある天つゆ。
でもほんとに美味しい天つゆなんです。

当店看板メニューのねぎしゃぶを食べるつもりでしたが、お腹いっぱいで到底叶わず。

ビールは一回お代わりをしていて、お会計は4,450円でした。
素晴らしくコスパ良いお店ではないけれど、お値段に見合った内容に十分満足でした。

スタッフさんたちは若い方ばかりでしたが、私語することもなく、てきぱき働いていて気持ち良いです。
大将も物腰柔らかでした。
また前橋に来ることがあれば、ぜひ再訪したいお店です。