老舗純喫茶のまったり流れる時間を味わう : Tsubai Jisen

広島電鉄紙屋町西駅から徒歩1分、エディオン広島本店新館の裏路地にある「ツバイG線」さん。

1972年開業、G線本店は1967年創業、店主:福谷修治氏。
ツバイ（zwei）はドイツ語で「２」を意味しており、こちらは元々は2号店でした。
「G線本店」さんは「ツバイG線」さんの斜め向かいにがあったのですが、デオデオのウオッチ館の裏手であったため、デオデオ広島本店の新館を建てるにあたって、2007年頃に閉店し取り壊されたのでした。

昔は「ツバイG線」さんや「G線本店」さん以外にもお店が有った様ですが、今あるのは1店舗のみです。

今も喫煙可能なので、愛煙家にとっては貴重なお店でもあります。

店舗外観はかなりレトロな佇まい、メニュー写真入り電光看板が昭和感を醸し出して、ちょっと立ち入り辛い気もします。

えいや！っと勇気を出して飛び込むとゆったりと時間が流れている様な錯覚に捕らわれます。

煉瓦を使った内装や赤茶色のカウンター、低いテーブルと赤いベルベット生地の椅子との組み合わせが時代の流れを感じさせますね。

朝に訪問したのでモーニングメニューから、ピザトーストモーニング(税込800円)をお願いしました。
トーストにピザソースとチーズとベーコンを載せて焼いたもの、小さめな目玉焼き&ベーコン、千切りキャベツのサラダとサイフォンで入れた珈琲の組み合わせ。

正直、ピザトーストや珈琲の味わいではなく、このまったりとした時間の流れを味わう為に立ち寄ってる人が殆どなのだと感じます。

ご馳走さまでした。