ルーツは大阪にあり : Fukufukumanjuu

ＪＲ尾道駅を出てアーケードのある尾道本通り商店街へ向かって歩くと

その手前には国道に面した尾道駅前商店街があります。

その商店街の一角ににあるのが福福饅頭です。

何度か尾道を訪れているんですが、ここの福福饅頭には

必ずといっていいほど立ち寄って、おばあちゃんが焼く福福饅頭を買って食べます。

福福饅頭という名前ですが、大阪でいう回転焼き、一般的には今川焼き・・・そのものなんです。

つぶあんのみの販売で、１個が７０円。　　値段もずっと変わっていません。

今日も寄ったらおばあちゃんじゃなくて、なかなかのイカついおっさんが焼いていました（笑）

話しを聞くとどうやら息子さんでした。　　年はオレと変わらんくらいでしょうね。

買ったついでに福福饅頭の由来を聞いてみると、意外なことがわかりました。

尾道で５０年以上商売していますが、元々は東大阪の布施で回転焼きを売っていたらしいです。

その後、おとうさんの故郷（福山と言っていました。）の広島に帰り、

ここ尾道で福福饅頭として売り出されたとおっしゃっていました。

また尾道にお越しの節は是非寄ってくださいと丁寧にあいさつしてくれました。

人間外見だけで判断したらあきまへんな（笑）　　オレも含めてよろしくですわ（笑）


少し歩くと伊予銀行尾道支店の前にベンチがあったので、そこに座ってぬくぬくをいただきます。

ちょうど目の前には、放浪記の林芙美子の銅像があり雰囲気バツグンですやん♪

中にはアンコがいっぱい入っていて、外の皮の部分もモチモチとしててめちゃ美味しいです。

福福饅頭をほおばりながら見る夕陽に照らされた尾道の街は、すんばらしく輝いてみえました。　　

ええ街です、尾道！　　また来ます。