服部 ∴ やきとり半蔵 : Yakitori Hanzou

一頻り雪が舞い降りた後に
ふわふわの雪がこんもり
光の屈折による雪の煌めきを眺めながら歩いて
以前から気になっていたこちらやきとり半蔵へと吸い込まれました。

燻し銀の渋さがあって味のある店内には、炭火の焼き処がカウンター越しに確認出来ます。
昭和感が店主からも店内外からも見て取れて、それだけで満足度が上がるのでした。

そして、一人飲みにはぴたりと絵にはまるような雰囲気と居心地の良さ
もう、これはここに居るだけで満足感ひしと実感してしまうのでした。

赤提灯に焼鳥
やっぱりあの外の雰囲気もいいんですが、このカウンターも堪らない良さを感じるのでした。

やきとり半蔵で飲んだのは、生ビール　中
ジョッキで見るにキリンの一番搾りらしく
グビーっと喉と心を潤したのでした。
この店内の雰囲気で飲む生ビールは格別です。

そして、
店主は目配りと采配はしっかりとしていると感じられそれもまた良い感じです。

頼んだ焼鳥

鶏
豚
つくね
砂肝
レバー　これだけタレ
雛皮

炭火焼きが漂いやがて充満していく店内で盛り上がるテンション
美味しいに違いないと思いながら焼き上げるのを待ってます。

どれも香ばし美味しく見た目にも美味しそうに焼き上がってましたが、
食べてベストな仕上がりに焼き上がっていて塩加減もビンゴな味
この串焼きの肉を食べながらビールを飲むこのひとときが至福なのでした。

豚バラの脂の甘みと肉の程よい弾力と食感
つくねはちょっと思っていたのとは異なりましたが、
タレでは無くて塩で食べるつくねの味わいもなかなかに乙なものでした。

タレはさらりと思ったよりも濃い濃度や粘度は無くて、
甘優しい味わいのタレで肉の味が楽しめると言うか、
そちら寄りに狙った仕上がりのタレでしょうか。