アマレットがおいしかった夜
イタリアン ホスピタリティ
イタリアは貴族社会。
現代でも電話帳には爵位が書いてあるといわれます。
そんな貴族階級の方々は、やはり欧州中心の世界観を持っているようで、日本人から見るととっつきにくい。
しかし、それ以外の庶民は、おそらく欧州の中では一番日本人が親しみやすい人たちのような気がします。
単語の末尾が母音で終わる言葉もなんとなく日本語と共通のような。
イタリア人の気安さや親しみやすさ、あるいは客をもてなす心を体現したのが、このR Valentino。
イタリアの長靴のつま先、カラ―ブリアご出身のオーナーのやさしい笑顔がこの店のトレードマークですね。
ホームページによると、95年に別の場所で開店、2004年に今のところに移転とあります。
そして、開店当初からマスコミに取り上げられ、たくさんのお客さんでにぎわったそうです。
確かにいつ行っても満員。
予約なしではなかなかスムースには入れません。
昼、ぶらっと店に入り、オーナーに1人ですというと、ラッキーなことにあいていた席に案内してくれました。
パスタランチが1600円、ピザランチが1900円でしたか。
一番安いパスタランチを注文。
すぐに生ハム二種が入った立派な前菜が来ました。
客を待たさないように、オーナー自らも店員さんに交じって動きまわっています。
ここはパンはなし。
しばらくすると、クリームソースの元祖タイアッテレがきました。
久しぶりのタイアッテレに舌鼓をうち、イタリア特有のちょっと濃いクリームソースを、フォークですくって食べてしまいました。
食後のエスプレッソも、適当な量、よく溶ける粉砂糖と、本場もの。
何時も思うのですが、イタリア人がいる店の料理は、何が違うのか。
調理中に日本人なら遠慮してしまう場面で、思い切りがいいのか。
この違いは、とりわけソースに出るようです。
キングカズがヴィッセル神戸にいるころよく来たというこの店。
本物同士の信頼感を物語るようで、うれしい話です。
オーナーによれば、金、土、日はよほど早くから予約しないと無理のようです。
「でも、8時半以降ならOKだよ」
とホスピタリティを発揮してくれるかも。
店名 |
閉店Aruvarenthino(Aruvarenthino)
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類型 | 義式、披薩、義大利麵 |
地址 |
兵庫県神戸市中央区加納町4-5-13 ヌーバスピリトビル 3F |
交通方式 |
距离三之宮 165 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
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付款方式 |
可使用卡 (JCB、AMEX、VISA、Master、Diners) |
座位數 |
40 Seats |
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個人包廂 |
可能的 可容納30人以上 同ビル4・5Fに貸切パーティースペースあり |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
抽煙與禁煙分區 店内は禁煙となります。 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
不可能 近隣にコインパーキングあり |
空間、設備 |
時尚的空間 |
酒水 |
有葡萄酒,有雞尾酒飲料,對葡萄酒講究 |
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料理 |
有素食菜單 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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服務 |
可提供慶祝・驚喜的服務 |
關於兒童 |
接待兒童 |
網站 | |
備註 |
【神戸市中央区北野町2-8-9より移転】 |
コロナでしばらくイタリアンともご無沙汰でしたが、待ちきれず飲み会を。
せっかくの機会なので、本物のイタリア料理と雰囲気とイタリア人に会えるこの店に。
いつも予約がいっぱいで、なかなか取れないのですが、何とか実現。
久しぶりです。
かつてヴィッセル神戸にいた三浦カズ選手も好きだったというこの店。
それは何と言っても、イタリア人のシェフやオーナーやカメリエーレが忙しく立ち働く、あのイタリアレストランそのものの雰囲気が大きな要素。
そして、この店でしか味わえない、本場の香りのする料理。
もちろんイタリア語での注文も可能です。
まずはピノグリージョで乾杯。
標準的な白ワインですね。
スッキリと冷えてうまい。
定番の前菜盛り合わせをつまみながら、北イタリアの深い霧に思いをはせてみたり。
パスタをいくつかたのみます。
とりわけ、ポルチーニのフェトチーネクリームソースが出色。
ポルチーニは残念ながら生ではなさそうでしたが、麺とソースにその香りが融合して、独特の歯ざわり舌触り。
赤ワインはシチリアのコルボ。
この濃さは、イタリアワインのひとつの特徴でしょう。
口いっぱいにざわッと広がっていきます。
ドルチェもイタリアンの定番。
ティラミス、ジェラートにアフォガートをお願いします。
エスプレッソのにおいがバニラアイスの表面に広がり、苦みと甘みを同時に味わえるアフォガートを出す店はあんまりありません。
食後酒はアマレット
イタリアの食後酒では、甘口の方。
杏子が原料だとされていますが、確かなことは不明。
蒸留酒に甘みを加えた、飲みやすいお酒。
ドルチェによく合いますね。
久しぶりの飲み会をイタリアの食後酒で締め、コロナに負けない健康を誓い合いました。