店名 |
La Tachi(La Tachi)
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類型 | 法式、義式、創新高級料理 |
預約・查詢 |
050-5595-9852 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
兵庫県神戸市中央区加納町3-14-7 |
交通方式 |
從阪神電車神戶三宮站徒步4分鐘從JR三宮站、神戶市營地鐵三宮站徒步5分鐘 距离三宮 418 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥8,000~¥9,999 ¥4,000~¥4,999 |
預算(評價匯總) |
¥15,000~¥19,999¥6,000~¥7,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master) 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
服務費收費 |
サービス料金 8% |
座位數 |
14 Seats ( 吧臺8席,桌子6人×1席) |
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最大宴席可容納人數 | 6人(座位) |
個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 可接受20人以下 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 請使用附近的收費停車場。 |
空間、設備 |
時尚的空間,平靜的空間,座位寬敞,有吧檯座位 |
酒水 |
有葡萄酒,對葡萄酒講究 |
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料理 |
對蔬菜菜式講究,對魚類料理講究 |
此時建議 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳,家庭式餐廳 |
服務 |
提供外帶服務 |
網站 | |
開店日 |
2016.10.18 |
電話號碼 |
078-940-2077 |
備註 |
我們使用合同農民先生/女士提供的有機蔬菜! 取消費用為當天的100%。 午餐不計入貸方。 晚餐不記入10,000日元以下的套餐 |
義母の誕生日の前日、9月9日、たまたま宝塚稲門会のイベントで月組の夢奈瑠音さんを応援する観劇があったので一緒に行きました。
彼女のお母様にもご挨拶頂き、今が色々な意味で今後の正念場なのかなと感じました。
前にも書かせて頂きましたが、人生をかけて努力した結果としてのプロフェッショナルな仕事というものには感動させられます。
この舞台に立つためだけに10年も20年も努力し続けるということはほんの一握りの人にしかできないことです。
宝塚歌劇団の場合、1日2公演ですし、そのための練習も大変なものです。
食も同じで、人生をかけて努力した人の料理はとても美味しいです。
ただ、宝塚歌劇団と同様、残念ながらある程度の才能や繊細なセンス、優れた味覚や嗅覚が必要となります。
それは、宝塚歌劇団で一流になることと同じくらい大変なことだと思います。
フレンチやイタリアンだと料理の技術もさることながら、ワインの味も深く知らなければなりません。
料理とワインのペアリングなどかなりのセンスと経験がないと到底できません。
マリアージュとなると相乗効果でお互いを高めていなければならないのです。
ピノ・ノワールは高騰して、ニュイは高い、ボーヌは高い、ルージュも倍の値段、いやいやブルゴーニュなんて高くて使えない、それどころかフランスは無理だから、北イタリアやドイツでまだ名前の知られていない村はないかと大騒ぎになっている今、どうやって料理とワインを組み合わせるのでしょうか?
このような時期だから、ペアリングを任せてもまともなことができないフレンチやイタリアンが多いのでしょうか?
いや、元々ペアリングを任せられるような店が少なくないのでしょうか?
シェフである自分もわからないのだから、お客もわからんという話なのでしょうか?
全ては結果としての事実があるのみ。
できないことをやるべきではありません。
コースが始まりました。
妻と義母はワインセット3杯。
私は当然ノンアルコールビールです。
家では色々探した結果、甘くないノンアルコールワインを飲んでいますが、先日北新地のある高級店でノンアルコールワインを飲んだら甘過ぎて食事に合わなかったので、バールチッチャ以外ではノンアルコールワインは飲みません。
いつもの妻のメモです。
青森のかぶらの炭火焼きウイキョウとアンチョビ乗せ、アンチョビとブラックオリーブのソース添えて。
かぶらのクオリティはちゃんとしているので美味しいです。
アンチョビも安定していました。
有機野菜宮城のホタテ明石の子蛸、うお六のアナゴなど。
オーナーシェフのお父様のお店のメニュー。
野菜、特に野草のクオリティは高かったです。
野草なので当然癖はありますが、自然の恵みということが感じられて私は好きです。
魚介類はこだわっておられるようでしたが普通です。
普通と書くとその辺のスーパーや百貨店で売ってるのかと仰る方がおられますが、この価格の、神戸であれば高級店のカテゴリーに入る店としては普通です。
篠山の無農薬のバターナッツカボチャのクラフティ。
バターナッツという品種のカボチャは初めて頂きました。
食べたことがないものがまだまだありますね。
本当にバターナッツの香りや風味があって驚きました。
美味しかったです。
新潟の茶豆と北海道の生雲丹のリゾット。
茶豆は良いとして、雲丹がダメです。
雲丹という食材は極めて難しいです。
ただでさえ難しいのに年々良いものが取れなくなってきて、今年はいよいよ良いものがほとんどありません。
そのような状況での雲丹。
美味しい訳がなく、味も風味もリゾットをダメにしていました。
フォアグラのポアレ白いちじく。
私が好きではないフォアグラ。
キャビアもトリュフも普通のものは不味いので嫌いですが、トップクラスのものは逆に大好きです。
キャビアならスターレットは凄く美味しいと思いますし、トリュフもアルバの白トリュフであれば素晴らしいと思います。
しかし、中途半端なものは高くて不味いので大嫌いなのです。
まともな香りもないトリュフや劣化した黒トリュフの癖のある風味や塩辛いだけのキャビアなど口に入れたくありません。
フォアグラはそれ以上に嫌いで、あの独特の肝臓を肥大化させた脂が嫌いなのです。
かなり良いものでないと気持ち悪くなります。
こちらのフォアグラは安いものではありませんでした。
ただ、積極的に食べたいというものでもありませんでした。
明石の鯛炭火焼き冬瓜ソース八丁味噌のパウダー添え。
八丁味噌のパウダーというのが良かったです。
鯛はかなりクオリティが高くないと美味しくない魚なので、それなりのものを出す場合はかなり工夫をしないと美味しくありません。
ビュルドー家のシャラン鴨のロースト。
ビュルドー家のシャラン鴨、、、。
とても嫌な気持ちで一口だけ食べましたが、あまりにも美味しくないので他は全て残しました。
私は食べることは出来ません。
明石のシラスとハラペーニョの白のパスタ。
某店のシラスのレモンパスタは大好きですが、こちらはかなり美味しくありません。
そもそもシラスのクオリティが低いからダメなのですが、酸味と辛味のバランスが極めて良くないため料理として好きではありません。
味付けのセンスとして奥行きも深みも感じさせません。
ただ、辛くて酸っぱいだけ。
美味しくないのです。
ココナッツのブラマンジェ。
普通です。
宇治抹茶の焼き菓子。
あまったるくて、かなり美味しくありません。
北海道放牧牛のアイス。
普通です。
コーヒーはちゃんとしていました。
フレンチ、イタリアンの店でよく出させる劣悪なものではありません。
ワインは妻の話だとシャンパンは美味しかったけれども他は不味かったとのことでした。
私は禁酒中ですが、毎日そこそこのワインを飲んでいる妻が言うのだからそうなのでしょう。
家で飲んでいるワインよりかなり不味かったそうです。
デイリーワインは仕事以上に真剣に日々より良いもの、よりコストパフォーマンスの良いものを探して、試行錯誤を繰り返していますので、不味いものは不味いとはっきり言ったのでしょう。
宝塚で本物のエンターテイメントを楽しんだ後、それとは真逆の大変な義母のバースデーディナーとなりました。
昭和、平成、令和。
まだ変わらないのですね。
いや、変われないのですね。