店名 |
Ecaille(Ecaille)
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類型 | 洋酒吧 |
預約・查詢 |
078-321-0876 |
可供預訂 |
可以預訂
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください |
地址 |
兵庫県神戸市中央区下山手通2-16-8 新興ビル 2F |
交通方式 |
神戸市営地下鉄三宮駅より徒歩3分 距离三宮 279 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥6,000~¥7,999 |
預算(評價匯總) |
¥6,000~¥7,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、AMEX、JCB、Diners) 无使用電子錢 可使用二维码支付 (PayPay) |
服務費收費 |
660円 |
座位數 |
12 Seats ( カウンター8席、テーブル4席) |
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最大宴席可容納人數 | 12人(座位)、15人(站立) |
個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 可接受20人以下 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 隣にコインパーキング有り |
空間、設備 |
時尚的空間,平靜的空間,有吧檯座位,提供免費無線網路連接 |
酒水 |
有葡萄酒,有雞尾酒飲料,對葡萄酒講究 |
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料理 |
提供英文菜單 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳 |
服務 |
可提供慶祝・驚喜的服務,有品酒師 |
服裝規定 |
カウンター8席とテーブル席の小さなお店です。 |
開店日 |
2018.8.7 |
飲食店に何をしに行くのかというのはシチュエーションによっても、個々の考え方によっても異なります。
私の場合は、ある方から痛いおっさんと言われるほど自分の求める味レベルを超えているかという部分に異常に拘っていると思います。
確かに度が過ぎていて、先日も高しまのレビューで飲食店の1000軒のうち999軒は家の料理より不味いと暴論を書いてしまい、翌日反省してすぐに他の暴論と合わせて削除しましたが、満足できる飲食店がごく稀ということは本音です。
リシュリュゥでワインの勉強をさせて頂いている私は、ワインに関しても急激にそのサイコパスを発揮していて、例えば、リシュリュゥだけでなく、城助やBovinやバールチッチャで飲まして頂いたワインを自分で購入して、家でも飲むことがあるので、ワインバーでワインを飲むとなるといよいよ真剣モードに入るという状況にあります。
それはワインそのもののクオリティだけのことでなく、どんな状態で出されるかということが重要になるからです。
リシュリュゥと同じワインを買って家で飲んでもなかなか同じようにはなりません。
ワインの状態やいつ開くのかという極めてセンシティブな問題があるからです。
だから、ワインバーであるならばと、恐ろしい状態になるのです。
家で白ワインを飲んでいる時に、このワインはここがダメあそこがダメと言っていて、うるさい!家で飲むワインにそこまで文句を言うなと妻から怒鳴られるくらいなので、ワインバーでは狂気の世界に入り込むようです。
寿司屋とラーメン屋での異常現象が今はワインバーにも広がったわけです。
こちらのお店に伺おうと思った動機はランジュ ヴァンにあります。
ワインバーとなると私にとってはリシュリュゥ1択なのですが、ランジュ ヴァンは、北新地というロケーションと極めて素晴らしい牛肉のワイン煮込みが食べられるという理由で別格になっています。
素晴らしい高級ワインを良い状態で飲める上に、食事ができて、ワイン煮込みは恐らく日本一と思えるからです。
ワイン煮込みがどんな超高級フレンチよりも美味しいと想像されるのには理由があります。
誠意あるワインバーだからです。
即ち、抜栓とワインの状態をキチンとコントロールしていて、ワインを抜栓してから、切るまでの時間が短くしているため、商品としてお客には出せないと判断した時点で、それらの高級ワインをワイン煮込みに使っているからだと思います。
高級フレンチでもお客に出すような高級ワインは料理には使えません。
ワインは抜栓してすぐだと開かずにパフォーマンスが発揮できないものもあれば、開けてバンバン、でも丸2日ピークアウトせずに持つのか?というものもあり、全て違います。
それぞれの許容範囲をどこに置いて、どうコントロールするのかがワインバーの腕の見せ所です。
あとは仕入れ力。
私にとってはこの2つが最も重要です。
あとは、接客がスノビッシュな店が大嫌いという重要ファクターがあります。
シャンパーニュ
ブリュット・ナチュール NV
ルノーブル
葡萄は、ピノ・ムニエ、シャルドネ、ピノ・ノワール。
かなりドライです。
思わずナチューレですかと聞いてしまいました。
ソムリエの女性は、うーんという感じでしたが、暗いところでは小さな字は見えないので、写真を見るとやはりナチューレで、ドサージュ ゼロでした。
明らかにドサージュがない味です。
しばらくすると少し酸が落ち着いてきますが、果実味はなかなか顔を出してくれません。
嫌な味はないのでコスパの良いシャンパーニュだと思います。
しかし、かなりゆっくり飲んだにも関わらず、最後まで開いてくれませんでした。
このお店には突き出しがあります。
ワインバーでは経験がありません。
紅株のポタージュ
柿の上にブルーチーズ
なんとか芋のチップス
ちゃんと作られています。
ただ、お客により飲むワインが異なるのに、突き出しにブルーチーズとは、、、。
ブルーチーズは合うワインと合わないワインが極端です。
大丸のチーズ売り場で、今夜ピノ・ノワールを飲むのですが何が良いでしょうかと聞いたら、女性の方が赤ですか?赤ならこちらのフルムダンベールを買われる方が多いですと言われて、ピノ・ノワールにブルーチーズが合うわけないでしょ、と吐き捨ててその場を立ち去ったことを思いました。
食べる目的もあったのでおでんを注文しました。
春菊豚バラ巻き
丹波しめじ
大根
こちらは合う合わないではなく、ワインの邪魔をしないように、かなり薄味に仕上げておられます。
ピノ・ノワールの赤が飲みたいとお願いしたら、抜栓していない知らないワインとポマールを持ってきてくれました。
ポマールは、抜栓してすぐだとタンニンがしっかりしていて、開かないという経験を何回か経験しているので、タンニンが最初から柔らかい、いつも飲んでるのはニュイのピノ・ノワールなので、そのようなものをお願いしますと言いました。
ニュイサンジョルジュ 2018
ミッシェル・グロ
開いたら美味しいワインだと思いますが、ガッチリガードで全然開きません。
最初のシャンパーニュは最後に少しだけ立ち上がってきましたが、このニュイ・サン・ジョルジュはうんともすんとも言いません。
やはり良いワインなのでしょう。
タンニンがしっかりしていますが、酸は綺麗で、嫌な味はありません。
これだけ頑固だと逆にかなり美味しいのかもと思いましたが、たった2杯のワインで長々と居座るとお店にご迷惑になるので、リシュリュゥに電話してお店を出ることにしました。
ちなみにこの日、2回リシュリュゥに伺いましたが、2回目で出してくれたポマールは、前回タンニンバンバンだったのが、開くと腰が抜けるほど美味しくて驚きました。
だってグロフィエより、、。
ワインとはそのようなものです。
いずれにしても、何をしに行くかで全く評価が分かれるお店だと思います。
オシャレな雰囲気の中での美しい女性との会話。
コスパはその人の価値観によって全く変わります。
シャンパーニュもニュイ・サン・ジョルジュもキチンと開いたら美味しいワインだったと思います。
いずれにしても私にとっては今後無縁の店のようです。