店名 |
Mikage Koukaidou Shokudou(Mikage Koukaidou Shokudou)
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類型 | 西式料理、蛋包飯 |
預約・查詢 |
078-851-2959 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
兵庫県神戸市東灘区御影石町4-4-1 御影公会堂 B1F |
交通方式 |
阪神電鉄石屋川駅から306m 距离石屋川 287 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥1,000~¥1,999 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 |
座位數 |
36 Seats |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 可容納20~50人 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 公会堂施設内も禁煙です |
停車場 |
可能的 8台。2台は障害者用 |
空間、設備 |
時尚的空間,平靜的空間,座位寬敞,接待輪椅客人 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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關於兒童 |
接待兒童,接待嬰兒推車 |
開店日 |
1933.5.25 |
備註 |
2017/4/10営業再開リニューアル。 |
石屋川の辺りに建つ、いかにも由緒ありそうな建物。国の登録有形文化財に登録され、戦災、震災をかろうじてくぐり抜け、アニメ”火垂るの墓“にも登場した(神戸市立)御影公会堂。
1933年(昭和8年)に建設され、1000人を収容できる神戸市有数の大ホールを有し(確か大学の入学式もここで行われた筈)、市民結婚式場としても利用されたそうです。
開館当時、大きな建物を建てると地下を食堂にするのが定番だったという事で、大阪ホテル(現在のリーガロイヤルホテル)に勤め、バンケット部門の責任者だった鈴木氏がこの場所を借りて食堂を始めたとの事。
という訳で、開設当初から洋食の専門店としてスタートしたのが“御影公会堂食堂”という訳です。(創業90年を数える神戸で有数の老舗洋食店となりますね。)
3度にわたる神戸大空襲により、御影の地は焦土と化し、公会堂も被災。内部は全焼し、外側だけがやっと残った状態で内部はガランドウの状態。戦後8年が経過し、神戸市の主導により修繕改修されたと。
その後、結婚式場としても使われていたが建築後60年を経過して老朽化がすすみ、北側を壊して新たに建て替えようという計画だったところに阪神淡路大震災が勃発。
周囲の建築物の多くが全半壊した中、公会堂は殆ど被害が無く、約1年間、多くの被災者の避難場所として活用された。
震災からさらに21年経った2016年、建物外観を殆どそのままにしてリニューアルする新改修プランの元に工事が行われて現在の姿となりました。
食堂も、ほぼそのままの形で再現され、現在は3代目の方が跡をついでおられます。
現在、こちらの看板メニューで最もよく出ているのがオムライスとの事。
焦げ目ひとつない、パーフェクトなフォルムの下には瑞々しい香りの漂うトマトソース。ホールトマトとピューレをベースにワインや玉葱を加え1日煮込んで仕上げるそうで、甘さを控えた大人の味。チキンライスを包む卵の直下は半熟でトロリとした風合い。他で食べるオムライスとは一味も二味も違う独自の味わいです。
そして、こちらのお店もドミグラスソースに関してはこだわりがあります。初代から受け継がれたレシピを元に、牛骨、鶏ガラ、牛スジ肉、香味野菜を10日間かけて作っているとか。
このソースをベースに牛肉、玉葱を加えて仕上げたハヤシライスソース。奥深い味わいに思わず頬が緩みます。
こいつをパーフェクトなオムライスにかけたのがオムハヤシ。震災後に加わった新メニューだそうですが、早くも中心打者の風格です。
さらに、洋食店の華である、ビフカツもいただきました。こちらのビフカツは、薄切り肉にきっちり火を通したオールドスタイル。昨今流行りのスタイルとは異なりますが、丁寧にスジ切りされていて、柔らかくデミソースとの相性も良く、なんだかノスタルジックな香りがします。
昔の風合いを残したままリニューアルされた食堂の内装と相まって、戦前から続く古き良き昭和の時代を想起させるホッコリした気分が何よりもご馳走なのかもしれませんね。
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