店名 |
TORREFAZIONE RIO(TORREFAZIONE RIO)
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類型 | 咖啡店 |
0797-26-6667 |
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可供預訂 |
無法預約 |
地址 |
兵庫県芦屋市茶屋之町4-12-104 |
交通方式 |
距离蘆屋 301 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
~¥999~¥999
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付款方式 |
可使用卡 (JCB、AMEX) 无使用電子錢 可使用二维码支付 |
座位數 |
2 Seats |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
此時建議 |
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服務 |
提供外帶服務 |
網站 |
店内に入るなりカプチーノを頼んだら、この暑いのに・・・(ご苦労さま的な)ことを言われた。。。
その日、表に書かれていたメニューは、カプチーノとアイスコーヒーだけだったのだ。暑いからだろうか。
自家焙煎されたコーヒー豆の販売が本業であり、あとはコーヒーに関する諸々の商品もズラリと。
各種抽出器具やコーヒー・メーカー、電動ミルなどなど。
¥300でいただける本気の一杯は、試飲を兼ねてのものだろう。
暑すぎて、あんまり需要がないから、カフェ・メニューも減らしてるのかもしれない。
◇本当は、エスプレッソかフレンチプレスでいただきたかった。
◇また少し涼しい時期になれば、メニューも増えるのかな。それとも、この日だけのことだったのか。
販売カウンター前で軽く飲める感じなのだが、想像していた以上にすべてがゆったりしていた。
小さいながらも狭苦しく感じることのないテーブル、ベンチに腰掛けて足を伸ばすなり、組むなり、ほど良い空間。
ミルで豆を粉砕するところから始まるカプチーノ・・・ジッと待っている間、香りを楽しめます。
バリスタに関する様々な賞状があります ** バリスタであり、ロースター、カッパーである。
当然のように豆からカップに注がれるまでの一貫した技術の修得、味わいの保証されている証明書。
(昔の自家焙煎のお店なんかは独学で学んだりもしたようですが、今や専門のスクールもあるのだ)。
その他にも・・・
◇日本スペシャルティコーヒー協会 会員
◇ジャパンバリスタチャンピオンシップ 認定審査員
◇ジャパンラテアートチャンピオンシップ 審査員
◇辻調理師専門学校外来講師・・・なにコレ?
店長らしき男は颯爽としたサービスマンの印象だったが、どことなく漂うのは、常に世界を見据えたような風格である。
もう一人、若い男の子がいて、修業中の子なのだろうか。いろんな雑用をしていた。
◎美味しさをまず感じ取れる適度な温度のカプチーノ。
軽めのものだが、さりげないラテ・アートがうれしい。
カプチーノは、これまで飲んだ中でもひとつ抜けた美味しさで、泡からも溌剌としたコーヒーの香が放たれていた。
☆でも、そんなに普段からカプチーノは飲まないので、どれほどの評価に値するのか、悩むところ。
お店の力量を、自分なりに把握できるところで見届けないことには、どうにもしっくりこない厄介な性格である。
豆を買うか・・・(ミル持ってないけど)。もしくは、飲み慣れたコーヒーなどで、改めていただかなければ。
ミルにフレンチプレス用の抽出器、エスプレッソマシンまで。これほど衝動買いしたくなったのは初めて。。。
店の前に置かれた看板の一文は、お店を知るほどに言い得て妙だと――
** 野菜や果物と同じようにコーヒー売ってます **
これまで念頭にあった美味しいコーヒーのあり方とは、良い豆の仕入れから丁寧なる焙煎にいたり・・・そして、そこから腕まくりして始まるコーヒーの抽出の技であり、卓越したドリップの工程で、豆本来の旨味を極限まで引き出すに至る。
・・・そういうことだと思っていた。
** 料理の八割は、素材で決まる。
とあるフレンチ店で、その事実をまざまざと見せ付けられ、現代の美食と呼ばれる全てのものにおいて、そもそもの素材にこそ、結果のすべてが現われている、という現実に目を見開かされたのだった。
ほぼ素材によって決まり、その良さをどこまで引き出せるかが、残りの二割。
まず素材ありきという言葉は、嗜好品なるものなら必ずや当てはまるようである。
☆すなわち、コーヒーの美味しさは豆!
◇お店で扱うのは、まるで現代のワインのように素性も確かな代物のみ。直輸入の鮮度のいい、良質な豆である。
◇コーヒー豆の生産履歴というものに、徹底してこだわりを持つ。野菜や果物がそうであるように。
◇どこの農園で生産され、誰が、どのようにして、丹念に作られたものなのか、すべて把握できていなければならない。
そして、それこそが、スペシャルティコーヒーと呼ばれるものなのだ。
** 実際、豆さえ良ければ、素人の抽出でも美味いコーヒーはできる、というのがお店のモットー。
・・・あるいは、現代のコーヒーのあり方なのかもしれない。
家庭で飲む直前に挽いてもらう――それが一番美味しい飲み方だという。
☆販売するのはすべて、焙煎後3日までの豆である。
とすると、美味いコーヒーとは――
焙煎や保存の技術は当然として・・・この世界規模の市場において、いかに良い豆を獲得できるかの勝負ということになる。
** 世界各国から出荷されるコーヒー豆の全量、そのわずか1%というスペシャルティコーヒー。
その1%の争奪戦。。。
多くは欧米のバイヤーによって買い占められ、簡単には思い通りに豆を手に入れることはできない。
これに対抗するため、全国の自家焙煎店と共同購入グループを組んで生産地に直接赴き、現地購入を敢行するのだ。
もちろん、良い豆を選別できる目を持っている必要がある。
◎中には、すでに欧米のバイヤーに混じって、コーヒー界の中枢に君臨する日本人もいるようだが。。。
** カップ・オブ・エクセレンス国際品評会基準に基づく、客観的品質基準で80ポイント以上。
それを最低条件とし、可能なかぎりの努力で手に入れた豆とは。。。
ワインでいうところの、グラン・クリュ。小規模栽培の特級畑で実を結んだコーヒー豆は、その土地固有の味わいを濃く受け継ぎ、その時々の自然環境の影響をも、その味わいに深く刻み込まれる。
「アロマ・オイル・コーヒー」と、お店が名付けるものである。
☆最高級の豆だけが醸し出せる、育った土壌固有の特徴的な風味。唯一無二の味わいが、そこにはある。
** この、厳選された良質なコーヒー豆だけに含まれるオイル、風味。。。
このアロマを楽しむのが、これからのコーヒーなのだそうだ。
農園のそれぞれ、その年の気候などの影響によるそれぞれ、異なる風味。違い。
本当のコーヒーの味わいであり、「アロマ・オイル・コーヒー」たる所以である。
やがてはコーヒーといえば、スペシャルティコーヒーが当たり前という時代がくる。。。
・・・お店の主張である。
☆野菜や果物と、なんら変わりはない。
◇日常、当たり前のように店頭に並ぶ生鮮食品と同じく、素性の知れた農園から届く、確かなコーヒー豆が売られているのだ。
** そうだ、アイス・コーヒーを試してみよう。
ホットより風味は落ちだろうが、味わいはハッキリわかるはずなのだ。
こちらも¥300と、かちわり氷も入っていながらリーズナブル。
◎テイクアウトして店を出たのだが、どうやらこちらは作り置きのものみたいでした。
じわっと酸味が立ってます。
酸味といっても、雑味からくるものとは違う、コーヒーの旨味成分のひとつからくるもの。
・・・ミルクや砂糖の投入を前提で作られたものじゃないだろうか。
おそらく、甘みとクリーミーさを足すことで、ほど良くまとまりそうな味わい。
アイスながら、それほど豆からの旨味の濃度は際立っていたのだ。
☆カップの中で、うねるような勢いある旨味が、間違いなく感じられる。
ホットで淹れた場合、そうとうな美味しさになっていたのでは!
まさか、アイス・コーヒーも不完全燃焼に終わるとは・・・
◇◇新たなコーヒーの旅が始まりそう。