店名 |
Seki no ya(Seki no ya)
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類型 | 旅館、螃蟹、海鮮 |
預約・查詢 |
0796-36-3782 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
兵庫県美方郡香美町香住区矢田59-2 |
交通方式 |
★「お車」でのアクセス 距离香住 1,187 米 |
營業時間 | |
預算(評價匯總) |
¥20,000~¥29,999
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付款方式 |
可使用卡 |
個人包廂 |
可能的 可容納2人、可容納4人、可容納6人、可容納8人 9 room style |
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包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
可全面吸煙 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
可能的 |
空間、設備 |
平靜的空間 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒 |
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料理 |
對魚類料理講究 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
風景優美,能看到海 |
網站 |
2011初秋の頃から、私の夢枕に「香住の蟹」が立つようになりまして、
頭の上に1本だけ毛を生やしニヤニヤと笑いながら横歩きをします。
何度振り払っても脳裏に焼き付いて・・何かウイルスにおかされたようです。
一度は近場で「金さえ払えば旨い蟹が食べられるんじゃないか?」とトライしてみましたが、
胸に残る虚無感・・・
何なのかしら? ロケーション? 海がないから? 潮の香りがしないから? ここには蟹が居ないから?
だから!
行ってしまいました!
片道600キロ!
遠っ!
交通費往復35,000円超!
高っ!
往路 天橋立 ・ 復路 城崎温泉を観光することにして、1泊2日の弾丸ツアー。
山陰本線 香住駅は「蟹」の為にあるような駅でした。
♪カニ食べ行こう♪ とパフィーの曲が列車の発着音?アナウンスごとに流れます。
駅前にはマックもドトールもスタバもない。しか~し! 蟹の爪がありました。
Vサインの蟹の爪の間から顔を出して記念撮影するようです。
大阪の赤帯レヴュアー 尊敬する「魯川人」師匠のお声かけにより、
生まれて初めて見る駅も、お迎えにきていただいた「せきのや」の若大将も、
なんか知りあいのような感じ。
若大将も「宮沢りえそっくり」の私をすぐにわかってくれて・・・
よろしくお願いします。
せきのやさんは「あえての民宿」。
エントランスに派手なふかふか絨毯、着物の女将のお出迎えなどはないけど、
粋な建物に、可愛い花が飾られた暖かな玄関にはジャズが流れ。
ピンクカーペットの階段を上がってお部屋へ。
色んなところが上品にできている私たちは 1泊2食 17,850円の
「「松葉プチカニフル」蟹天ぷら2,3枚・二組限定 洗面・トイレと海の見える小さい風呂付和室」プラン。
長すぎてよくわからなかったけど、お風呂が小さいのではなく、小さな窓が付いている家庭用立派なサイズのお風呂
と洗面が付いた10畳の和室で、ベランダ付き。
正面が海です。
プチだからきっと大丈夫と、但馬牛のステーキを1人前+で予約しました。
夕食前に1階の丸いお風呂で身を清め いざ 出陣!
テーブルの脇に食器洗いに使うような大きな洗面器。
こんなに殻出る?とちょっとビビる。
すでに 焼き&鍋用蟹様 鎮座ます。
焼き蟹のセットの仕方、鍋の順番を教えていただいたら、あとは個室で蟹とだけ相対す!
・生の松葉ガニ。 殻から身を引っ張り出すのにけっこうな力が要ります。
ちゅるっと吸えば あら 溶ける。
・茹で蟹。これは知ってる、安心安心。殻から身が盛り上がって、味が濃いね~。
・但馬牛ステーキ。お口が変わってありがたい。赤身が美味しいお肉です。
・焼き蟹。たまらんいい匂い。大きな殻の味噌を付けダレ代わりにカニの身を入れて、贅沢の極み。
・カニみそは少し苦くて臭いものと思ってました。本物は「旨味が8、芳香が2」。ズルっと飲んでみたりして。
・大将からですとノドグロ塩焼き届きました。魚の味が濃いです。
・蟹と野菜の天ぷら。ごめんなさい、すでに1つ目の胃袋が限界。
・「無理でも食べて」とお勧めされた蟹雑炊にご飯と同量の蟹の身をほぐし入れ、
普段はデザート用に持ってる別腹に入れてみる。。。が あ~ もう 限界超え 臨界突入~!
ほんとに 参りました。
胃袋のスペアをお持ちの方は、あるだけ持っていかれた方がいいです。
3つほどあれば足りるかと・・・
降参が早すぎたのか、101号室を出る私たちを追いかけて、デザートのみかんが渡されました。
これ、2人で残さず食べる人、居るんだろか?
お部屋に戻ると美しくお布団が敷かれていました。
民宿ゆえ、自分でするものと覚悟しておりましたのに、これじゃ旅館じゃないですか?
「あ~ 一生分蟹食べた。。。」
寝るまで何度繰り返し言葉にしたことか・・・
「あ~ 死ぬ~・・・・・」
夜になると波が高くなるのだそうで、ざぶんざぶんと聞こえます。
ベランダに出てみると、空に満月。
月あかりが水面を照らして、なんと美しいこと・・
天から何かが降りてきそう・・・何か・・・頭に一本だけ毛の生えた・・・
あ~ クワバラクワバラ 早く寝よ。
翌朝、四角いお風呂に一人で入りました。
7時過ぎまで明るくならず、日本海側は夜明けが遅いのか?と思ったら雨。
ま、それも良し。
朝ご飯は1階の大きなお部屋で他2組さんと一緒にいただきました。
水鰈でしたっけ? おいしいね~。
師匠のご指導により温泉卵はご飯にのせてみました。
お味噌汁を火にかけて熱々をいただけます。ここにも蟹入り。
朝食済んでお部屋に戻る階段脇にコーヒーの準備が。 なんともうれし。
9時過ぎ、若大将に朝市センターまで送っていただき、お土産用の蟹を調達。
お陰様で茹でたての湯気が上がる香住蟹を目の前で箱に入れ、
発送していただくことができました。
素晴らしい旅行になりました。
★をつけるなんておこがましいですが、これが横浜にあればオール5!
ハハハ 無理を言ってしまいました。
本当~にご馳走様でした。