兵庫・浜坂、焼きちくわ「米寅商店」。【1st】 : Yonetora Shouten

Yonetora Shouten

(米寅商店)
預算:

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定期休息日
星期四
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4.5

每人
  • 美食/口味4.5
  • 服務-
  • 氣氛-
  • 成本效益4.5
  • 酒類/飲料-
2017/05訪問第 1 次

4.5

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正常使用之外的評價

這些評價基於不尋常服務的使用情況,例如品嚐、開業前和接待使用。

兵庫・浜坂、焼きちくわ「米寅商店」。【1st】


いくつかの意味で、「忘れられない味」となった。

※食べ物の感想は、中段、太字「山陰名産~」まで、飛ばしてお読みください。


今、僕の棲家のプライベートデスクの上に、無造作に「或る袋と筒」がころがっている。
何となく捨てられないでいる。もう3日間ぐらい経つか。

その袋は、僕にとって「匂い袋」のようであり、「匂い筒」のようである。
可憐な「残り香」と言ってもイイかも知れない…。


無類の海鮮好きである。寿司・海鮮料理はもちろん、海鮮系の加工品などまで好む。
東京池袋の棲家から、神奈川・静岡の相模湾や駿河湾の漁港のある町を訪ね、「旬の食」を堪能するのが趣味と言ってもイイだろう。いや、決して詳しいわけではない。元来、風来坊的な僕の性格から、フラリと訪れ、たまたま出会う「旬の食」を嗅ぎ分けるだけだ。


その日、夕方、待ち合わせのため六本木のバーで1人で飲んでいた。
しばらくすると、飲み仲間の悪友が1人の女性を連れて現れた。
その女性とは2,3度会ったコトはある程度。お店の娘だ。悪友の最近のお気に入りといったところか。年の頃、20代後半の印象。長い髪とクリクリっとした大きな目が特徴的である。その日は、やや派手めなデザインの真っ白なドレスを身にまとっていて、きっと年齢以上に若く見えたような気もする。僕自身、顔は合わせたコトがあるものの、今まで交わしたコトバはお店での冗談トーク程度で、マトモに会話した記憶はない。

その彼女が、席に着くなり、僕の目の前に小さな長細い包みを差し出した。
「私の田舎の名物です。よかったら食べて下さい。」
見かけの派手さとは違い、丁寧なコトバを添えられた。やや恥らったような笑顔が印象的でもあった。
僕は、その彼女に簡単にありがとうと謝辞を述べ、無造作に鞄に押し込んだ。

その夜は、悪友と散々なハシゴ酒となった。その彼女のお店に同伴した後、同じようなお店を3軒まわり、各店から、アフターと称する不確定的な約束がかぶさり、結果的に大人数でのどんちゃん騒ぎのような感じになってしまっていた。
僕の方は、最後の店の腐れ縁である1人の約束に止めたのだが、フト何となく、その彼女が1人でいるような感じだったので、隣りの席に移りいろいろ話をした。
ゆくゆくは、銀座でナンバーワンのホステスになりたいなどと夢を語ってくれた。偶然にも帰りの方向も同じで、僕は彼女を送っていくコトになった。調子に乗り過ぎている悪友によろしくと言われ、タクシーに乗り込む。

悪友のコト以外、共通の話題なんてスグには思い当たらなかった。
「そう言えば、さっきもらったお土産、ありがとう。ところで、モノは何なの?」
「ちくわ!私の田舎の数少ない名物なのよ。ホントは、新鮮な魚なんだけど、持ってこれないでしょ。」
「へぇ~、そうなんだ。ありがたくいただくよ。」
途中で彼女を降ろした後、軽く眠り、運転手に伝えた場所についた頃は、外はもう白々と明るさを帯びてきた。
僕は、棲家のマンションに着くなり、エレベーターに吸い込まれた。15階がやけに遠く感じる。
玄関からは、ベッドに直行。倒れるように転がり込んだ。


次の日、と言うか、その日、昼前に電話の音で起こされた。つまらない営業の電話だった。
やや頭が重たい。呑み過ぎだ。
良い酒は頭が痛くならないなどと言うが、量的な限度はある。
シャワーを浴び、幾分かサッパリした。冷蔵庫から作り置きしてあったアイスコーヒーを出して飲む。
「腹減ったな。」
よく考えたら、さんざん呑んだのだが、あまり食べ物を口にしなかった。
ベッドの横に放り投げられていた鞄を探る。
出てきた土産のちくわ…。


山陰名産 よねとらのやきちくわ」と書かれている。
鯛の絵が描かれている。裏がえして原材料を見る。「魚肉(たい・たら)・澱粉・小麦粉…」と続く。確か、食品表示は、多い順に書かねばならないなどと聞いたコトを思い出す。
「へぇ~、鯛がいっぱい詰まっているんだぁ。」

袋を開け、おもむろにかぶりつく。真ん中に銀色の棒が入っていて、それに巻き付けられるようにちくわが存在する。100gと書かれているから、普通の市販されている5本入りのちくわ全部が1本というコトか。
鯛の甘さと旨みが口の中に広がり、かなりウマい。そして、焼きの香ばしい香りに負けない位の、ちくわそのものの良い香りがする。

「なるほど、コレは、十分に名物に値する。」
などと、一人ごちながら食べ進む。いくら腹が減ってガッついて食べる時でも、僕は他人より咀嚼回数が多い。さすがに、ちくわ5本分の一気食いは、アゴにも来る。

でも、そんなコトより、「こんなウマいちくわ食べたコトがあるか?」と頭の中で自問自答している。何年か前にお歳暮でもらった「ヤマサの高級ちくわ」もこんな感じの棒に巻き付けられているタイプだったが、コレほど感動しなかった。鈴廣の「百年ちくわ」もウマいが、上品すぎる。なんか、こう素材の味が直接的に、かつ全体的に、香りと味で迫ってくる感じが無い。
ところが、どうだ。このちくわ、甘みや旨みに誤魔化されそうだが、押し寄せる素材の風味がスゴい。こんなちくわは食べたコトがない。

個人的に、練り物系も築地などで買う場合「紀文」よりも「佃權」を好む人間である。素材の持つ味わい以上に上品に優しく仕上げられているモノは好まない。多少、生臭さが残っていようが、そのモノ本来の味わいが同居している方が好きだ。
そんな個人的嗜好にも、見事に合致した「ちくわ」であった。
ごちそうさまでした。


何だか、ちくわ1本にかなり満たされた。お腹もそうだが、心まで…。

悪友経由で、お礼のメールでも入れておこうかと、携帯を手にしたが、きっとまだ寝ているだろうから後にしようとデスクの上に置いた瞬間、携帯のバイブが作動した。その悪友から電話がかかってきたのだ。

「あぁ、俺だけど、…昨日、彼女、送ってかなかったのかっ!」
いきなりの剣幕でまくし立てられる。

いくら同じ遊び人と言えども、親友のお気に入りに手を出すほど僕は子供じゃない。

「何言ってるんだよぉ。マンションのエントランス前で、ちゃんと降ろしたよ。」
「じゃぁ何で、お前ん家なんだよ!」
「???―えっ?何?、オレん家?ー???」

「ベランダから下を見てみろよっ!」

遙か下では、悪友らしき影が上を見上げている。
えっ?何で下にいるんだ?と思ったコトを、電話越しに、そのままコトバにした。

その悪友らしき影の視線が、次に向かった方向には、植込みがあり、その中に、白い人形のようなモノが置いてある。
いや、置いてあるのではなく、落ちている…。
芝が、やや赤っぽくも見えた。

えっ?――― まさか!。…でも何で???


そこで、目が覚めた。
他人の夢の話とのろけ話など一番つまらないと知っていながら書いた。
何故に、そんな夢を見たのかさえわからない。

自分の深層心理などは、自分が一番わかっていないのかも知れない。

つまり、僕は、この段階で、ちくわなど食べていないのだ。
でも、このちくわの味、夢のままだった。
感想的には、寸分の狂いもなく…。

今回は、夢での感想を流用させていただく。


でも、何だか、やけにリアリティを帯びた感じの夢だった。
夕方、悪友宛に、彼女に「メチャクチャ美味しかった。ありがとう。」と伝えてくれとメールした。


今、僕の棲家のプライベートデスクの上に、無造作に「そのちくわの袋と筒」がころがっている。
何となく捨てられないでいる。もう3日間ぐらい経つか。

その袋は、僕にとって「匂い袋」のようであり、「匂い筒」のようである。
「袋」の方は、魚の身の豊潤な良い香りをいまだに放っている。
「筒」の方は、やや生臭い感じの魚の内臓に似た鈍いニオイを放っている。

でも、僕にとっては、どちらも可憐な「残り香」のような気もする…。
夢の影響もあるのかも知れない。

同じモノに触れていたハズの2つのモノが、それぞれ別の臭性を持ち始める。
人も、きっと、そうなのだろう。

何となく、そんなコトを思った。


山陰の町、兵庫県美方郡新温泉町浜坂。山陰線の「浜坂」の駅である。
京都から山陰線で鳥取方面には何度か出かけたコトがある。きっと、特急列車の止まらない駅なのだろう。あまり記憶にない駅名だ。
Google Mapで浜坂の町を歩いてみる。

昔ながらの町並みで、落ち着いた感じの漁村が、昭和の時代に発展したような町だと感じた。
ホントは、そのGoogle Mapで、衝撃的に気づいたコトがあり、ソレを書きたいのだが、それこそホラーのようになっていくのでヤメる。

その彼女は、この町で生まれ、夢を抱き東京に出てきた。


ハズである…。


(文責:京夏終空、2017.5.11)
(口コミ初投稿、537軒目)
(既登録店、情報修正・追加等行わず。)


(※写真は後日掲載。)

  • Yonetora Shouten - イメージ写真。

    イメージ写真。

餐廳資訊

細節

店名
Yonetora Shouten(Yonetora Shouten)
類型 油炸食品
預約・查詢

0796-82-1044

可供預訂
地址

兵庫県美方郡新温泉町浜坂1843

交通方式

距离濱坂 332 米

營業時間
  • 星期一

    • 07:00 - 19:00
  • 星期二

    • 07:00 - 19:00
  • 星期三

    • 07:00 - 19:00
  • 星期四

    • 定期休息日
  • 星期五

    • 07:00 - 19:00
  • 星期六

    • 07:00 - 19:00
  • 星期天

    • 07:00 - 19:00

營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。

預算(評價匯總)

座位、設備

禁煙・吸煙

特點 - 相關信息

此時建議