店名 |
Furenchi Shouan(Furenchi Shouan)
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類型 | 法式 |
預約・查詢 |
029-292-7735 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
茨城県東茨城郡茨城町大字小鶴156-1 |
交通方式 |
<車> |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥5,000~¥5,999¥3,000~¥3,999
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付款方式 |
可使用卡 (JCB、AMEX、Diners) 无使用電子錢 |
個人包廂 |
可能的 |
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包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 |
空間、設備 |
平靜的空間,有日式包廂 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳,家庭式餐廳 |
観梅に出掛けようと偕楽園に近いフレンチを求めて地図検索していました。
フラグをタップして心惹かれたのがこちら様でした。
日本家屋でいただくフレンチとはどんな体験になるのでしょう。期待が高まります。
◇フレンチ松庵 おすすめランチ B
・オードブルの盛合せ
6点盛りでした。前菜は一品ではなくこういう提供が嬉しいです。
海老のマヨネーズソース…あしらいの黄赤パプリカの薄皮が剥がしてある施しに妥協の無い仕事を感じました。皮を剥くだけで格段に味が馴染みます。スモークサーモン…軽いスモークです。半身から切り出しているのでとても大きく厚みもあり食べ応えがあります。白身のマリネ…ほぼ刺身です。潔さを感じます。ブロッコリは硬すぎず茹ですぎず絶妙な柔らかさ、蕾の部位に出汁を湛えてとても潤いがあります。生ハムサラダ…葉の種類が多いです。正しく苦くぱりっとしています。ソースはドレスしないスタイルなのですね。バルサミコとオイルのシンプルさが清々しいです。フルーツトマトの甘さと皮の薄さには唸りました。鴨ライトスモーク…野趣ある香りがしました。蕪を炊いたものが挟んでありました。ピクルス…よく漬かっています。穏やかな酸味が上品です。
・季節の野菜のスープ
人参のスープです。あの独特の青いにおいはしません。限りなく食物繊維の感じられない舌触りはとても滑らかです。
・お魚料理or牛ヒレステーキ料理
この日の魚は「鯛と帆立のポアレ」と聞きました。そちらも美味しそうです。
今回は肉を選択。昨今のステーキはUSビーフのサーロインが席巻しているので、こちら様のような良い意味で古典的なヒレステーキは有難いのです。焼き具合は特に訊かれません。シェフにお任せです。箸で食べやすいようにカットして供されます。その断面は綺麗なロゼ色。やさしく丁寧に焼かれたことを物語ります。赤身は肉の味がしっかりとしてことのほかワイルドです。赤ワインソースが薄味なので肉の旨味がコントラストを帯びます。ガルニチュールも一点一点丁寧に仕上げられています。蕪、人参、さつまいも、そしてブロッコリの外葉らしき葉です。濃い緑の葉は油を帯びて甘くとろけています。いかにもベータカロテン、といった味わい深さがあります。
・パン(ライス)
バゲットはメインの直前に供されます。おかわりももらえます。
・デザート
オレンジのクレームブリュレとキャラメルアイス
いかにも氷菓といった口当たりに懐かしさを覚えました。氷の粒とクリームが同じ密度で共存しています。キャラメルの苦味は大人の味わいでした。ブリュレのクリームはオレンジが香りとても滑らかです。表面のぱりぱりは薄氷の如くで、偏って割れたり歯に詰まったりなどしません。
・コーヒー(紅茶)
美味しい珈琲でした。
総合☆3.0
小学生の頃よく遊んだ農家の子の家は、こちら様に似た日本家屋でした。居室を囲むように広縁がある造りに懐かしさを覚えました。ただ未だ現役のこういう建築様式が古民家などと呼ばれるのには違和を覚えるのです。
何はともあれ得難い食事体験でした。靴を脱いで通される座敷は昔ながらの設え。座椅子に身を収めつつ胡坐の膝にナプキンを掛けるなど楽しくなります。どの料理も和食器で提供され、スープとデセールの他は箸を使います。過ごす空間は日本風なのに食す料理は紛うことなきフレンチなのです。水をこまめに注いでくださって有難う御座いました。とても充たされたひとときでした。
益々のご活躍を願っております。ご馳走様でした。