もっちりとしたクレープ生地がたまらない「クレープショコラ」
<お店について>
こちらは東京のミクニやオーバカナルで修業した鈴木克典氏が始めた洋菓子店。
以前はキャラメルメイクという屋号で同じ通り沿いの少し離れた雑居ビルの1階にありましたが、
2010年に移転し屋号も変わりました。
屋号である"サンルイ"はパリにある高級住宅地として有名なセーヌ川の中州(島)から。
なお、現在の店舗の場所は、以前パリジャンというパン屋さんがあったところ。
(パリジャンはこちらから御茶園通りに移転後、閉店)
・駐車場
店舗前に13台分程
・席構成
テーブル席…2名がけ4卓程
カウンター席…5席
テラス席…3~4名がけ3卓程
<商品>
■モンブラン…税込420円
・直径…失念
・高さ…約7cm
・重さ…約136.5g
フランス産の洋栗を使用したモン・ブラン・オ・マロン。
土台は厚さ1.8cm程の厚手のメレンゲ。
メレンゲはキャラメリゼしてあったようですが気付かず。
口に含むと噛まずとも少しずつシュワ~っと溶けてなくなりますが、
溶ける前に噛むとサクサクとした心地よい食感で美味しい。
そのメレンゲの上部中央には少しだけカスタードクリームがのり、
その上に丸栗の渋皮栗がのっています。
丸栗はサイズは小さいものの渋皮が主張する味わい深い栗。
その丸栗の周囲を埋めているのは生クリーム。
乳脂肪分控えめ、甘さ控えめのさっぱりとした生クリームなので、
たっぷりと入っていてもくどさは感じません。
またその生クリームの周囲を取り囲む渋皮入りのマロンクリームとともにいただくと、
マロンクリームに生クリームのコクが加わりとても美味しい。
ただ、メインであるマロンクリーム自体は2段重ねで量は多いものの、
だいぶ甘味の強い洋酒が効いておりそちらの風味が強く栗感が今ひとつ。
マロンクリームの量が多くその点での満足度はかなり高いので、
この洋酒の効き方はもったいないと個人的には思いました。
■キャラメルショコラ…税込390円
・長さ…約8.2cm
・幅…約2.7cm
・高さ…約6.2cm
・重さ…約92.5g
キャラメルムースとチョコレートスポンジ、チョコレートムースが層になっているケーキ。
正確には、上から順に、
・キャラメルムース
・チョコレートスポンジ
・刻みクルミ入りクルミペースト
・チョコレートムース
・チョコレートスポンジ
という構成だったかと。
キャラメルムースの上には薄くアプリコットのような甘酸っぱさのあるゼリー状のものがのり、
透明感のある仕上がり。
キャラメルムースやチョコレートムースはなめらかでとても美味しく、
チョコレートスポンジも「いちごのショートケーキ」のスポンジ生地よりは舌触りもなめらか。
ただ、間にサンドしてあるクルミペーストがとても残念な代物…。
クルミが酸化してしまっており、口に含むと酸化臭がします。
我が家もクルミやアーモンドはキロ単位で購入するので、
酸化しないよう、また酸化していないか味を確かめながら日々いただいていることもあり、
ナッツ類の酸化臭には敏感で、気になってしまいました。
ムースは美味しかったので、クルミに問題がなければ美味しいケーキだったのではないかと思います。
■いちごのショートケーキ…税込390円
・長さ…約8.5cm
・高さ…約6.5cm
・重さ…約103.5g
6号サイズのホールケーキを10等分にカットしたうちの1つと思わるサイズの、
いちごがのったショートケーキ。
スポンジ生地とスポンジ生地の間にカットしたいちごいりの生クリームの層が一段。
前日作った分なのか、いちごの脇にあしらわれたセルフィーユの鮮度が今ひとつなのが気になりました。
スポンジ生地はアンビベはしているようですが、
生地そのものの舌触りがあまり良いとは言えずややきめの粗いざらついた食感。
キャラメルメイク時代は美味しかった記憶があるのですが、
私の記憶違いなのか小麦粉を変えたのか…。
生クリームは乳脂肪分、糖分ともに低めで軽くさっぱりとしたもの。
サンドしてあるいちごは大きめカットのものも入っており嬉しい反面、
そのいちごの甘酸っぱさでよりさっぱりとした味わいとなります。
個人的にはもう少し重いショートケーキの方が好みですが、
あっさりすっきりとしたケーキがお好きな方にはオススメです。
■クレープショコラ…税込390円
・直径…約7.5cm
・高さ…約8cm(バナナ等のトッピングを除くクレープ包みまでの高さ約5cm)
・重さ…約244.5g
厚手でもっちりとしたクレープ生地で、
チョコレートムースやチョコレートスポンジ、ブラウニー、バナナ、カスタード(プリン?)を包み込み、
トップにバナナやラズベリー、ブラウニー、ミントの葉を飾ったずっしりと重いケーキ。
まず、厚手のクレープ生地がとても美味しい。
このもっちりとした食感がたまりません。
ミルクレープでいただいたらさぞかし美味しいに違いないと思うのですが、
少なくとも訪問時にミルクレープはなく、カフェメニューにもクレープ料理はなく…残念。
中には最下部にバナナやカスタードもしくはカスタードプリンのような重めのものが入り、
その上にチョコムースとチョコスポンジが縦に交互に置かれ、たまにブラウニーも入っていました。
チョコムースはチョコ生クリームに近いやわらかさで、
チョコスポンジは「キャラメルショコラ」で使用しているものと同じと思われるふわふわのもの。
チョコとバナナの相性が良いのは言うまでもなく、とても美味しい。
ボリュームもあり、390円というお値段を考えるととてもCPの良い一品だと思います。
店名 |
Saint Louis(Saint Louis)
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類型 | 蛋糕 |
預約・查詢 |
029-243-9111 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
茨城県水戸市千波町2892-6 |
交通方式 |
距离水戶 2,196 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
~¥999
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禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
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停車場 |
可能的 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
家庭式餐廳 |
備註 |
【水戸市千波町2832-10より移転】 |
<お店について>
・追記
12月30日の訪問でしたが、店内の飾り付けはクリスマス一色。
クリスマス定番のお菓子である「シュトーレン」も沢山陳列されていて、しかもポップには“NEW”の文字が。
保冷ショーケースの中には、“夏季限定”と書かれたスイカやピーチ、マンゴーのゼリーも。
賞味期限的には問題ないのかも知れませんが、あまりの季節感のなさに興ざめ。
<商品>
■クレープショコラ…390円
・直径…約6cm
・高さ…約9cm
・重さ…約208g
クレープ生地でチョコレートムースやチョコレートスポンジ、生クリーム、ホイップクリームを包んだケーキ。
トップには生クリームとブラウニー、バナナ、ラズベリー、セルフィーユがのり、ココアパウダーや粉糖がふりかけられています。
以前いただいた時は244.5gありましたので15%近く小さくなっていましたが、それでも200gオーバー。
一般的なケーキとしてはボリューミーな方かと。
クレープ生地のもっちりとした食感は変わらず、美味しい。
クリームやムースもみっちりぎっしり詰まっているので、食べ応えも十分。
特に凝ったケーキというわけではありませんが、「甘いもの+甘いもの=美味しい」という公式に理解のある方であれば、おすすめのCPのよいケーキです。
■シュトーレン…160円
・縦…約4.5cm
・横…約10cm
・厚さ…約1.3cm
ドイツの伝統的なクリスマス菓子。
クリスマスはとうに過ぎていましたが、1本売り(1980円)からスライスしたばら売りまでまだまだ陳列されていました。
シュトーレンはクリスマス抜きに好きなお菓子なのでお店支援も兼ねて2枚購入しましたが、クリスマスを過ぎてから購入するお客さんは稀だと思います。
“夏季限定”と書かれたゼリーが年末の今普通に店頭に並んでいたように、桜が咲く頃まだシュトーレンが店頭に並んでいないことを祈ります。
クルミやレーズン入りのオーソドックスなシュトーレン。
表面にまぶされた粉糖はだいぶ生地に馴染んできていました。
しっとりとした粉密度の高い生地にドライフルーツのむぎゅっとした食感とクルミのコリッとした食感。
スライスしたものでしたので生地がパサついているかもと思いましたが、そのようなこともなし。
香りも良い王道のシュトーレンです。