味変が効果的な蕎麦だった～！の巻 : Teke teke

つけけんちん蕎麦 ９００円

7月上旬のお昼に訪問。先客5名、後客1名。

楽天のカツカレーを食べようと思ったら、7月17日までランチの営業はお休みとか。
昼の宮下銀座はどこも営業しておらず…
歩いて反対側の大通りに出たら、こちらを発見。
夜はアルコールやツマミ類もリーズナブルに楽しめるみたい。

ガラガラ～…
うわっ、立ち食いのお店か。
定員6～7人ほどの店内。
けんちん蕎麦のつけをお願いします。
店内は朗らかな女性店主さんお独りでの切り盛り。
後客は肉つけ蕎麦の大盛りをオーダー。
しまった…金曜日はお肉2倍デーだ…
蕎麦の上にお肉がドーンと盛り付けられていきます。

生卵、つけ汁、蕎麦の順番で到着。
それでは蕎麦から。
蕎麦は中細のストレート。
刻み海苔が香って、更科っぽさのある繊細な食味。
立ち食い蕎麦以上で、座って食べれるお蕎麦屋さんのレベル。
食べやすい蕎麦なので、食べ終わっても腹八分目でした。

次につけ汁を。
温かで優しい醤油のカエシの塩気、仄かに具材の旨味と上品な和出汁が感じられます。
つけ汁も上品です。
私の思い描くけんちんは、具材は細くカットされていて、その旨味もつけ汁から然りと感じられるタイプ。
「手打そば よ志乃」のけんちんが好きなのですが、けんちん蕎麦の主流はこっちなのかな。

そして、蕎麦をつけ汁に浸して。
ややカエシが弱い気もしますが、普通に美味しいです。

具は麺側に刻み海苔、青ネギ、ワサビ、つけ汁に人参、ごぼう、里芋、大根、豆腐、芋がら、生卵も付いてきました。
海苔などの薬味は量が多くて、香りが良いです。
けんちんの具材は大振りで、食べごたえがあります。
卓上には蕎麦屋とは思えない豊富な味変アイテムがあり。
隣の肉そばの方が大量に自家製ラー油を投入していたので、私も入れてみました。
辛さは控え目で、ゴマ油のコクと香りは蕎麦つゆとの相性が悪くないです。
更に生卵を溶いて、つけ汁に投入後に蕎麦を。
生卵がジュルジュルして、最初とは別物ですが、美味しいです。
つか、こっちの方が好きかもw。

蕎麦湯が届いたので、恐る恐る入れてみます。
あら、これも思ったより美味しいです。

あっという間に完食。
お肉2倍デーなのに肉そばにしなかったのは悔やまれるけど、味変が効果的な蕎麦でした。
ご馳走様です。