官方消息
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店名 |
Le Scarecrow(Le Scarecrow)
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類型 | 餐廳 |
預約・查詢 |
029-886-3622 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
茨城県つくば市春日3-13-1 ソレイユ高野 1F |
交通方式 |
車など 距离筑波 1,624 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥4,000~¥4,999 ¥2,000~¥2,999 |
預算(評價匯總) |
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
服務費收費 |
チャージ料なし |
座位數 |
15 Seats |
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個人包廂 |
可能的 可容納2人、可容納4人、可容納6人 二名様での個室のご希望はおまかせフルコースでお願いいたします。 |
包場 |
可能的 可接受20人以下 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 道を挟んでお店の斜め前のフェンスの中 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒,有葡萄酒,有雞尾酒飲料 |
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料理 |
對蔬菜菜式講究 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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網站 | |
開店日 |
2011.6.8 |
店鋪公關 |
国境なき料理店…ベースはフレンチです。
世界各地を旅し、英国・アフガニスタンなどで仕事をしてきて、各国の文化・習慣など感じてきましたが、 ここ le Scarecrowから発信される世界には国境がなく、いろいろな経験から生み出された料理が楽しめます。 バラバラなデザインの英国アンティークや笠間焼きなど…一見不調和でありながら、ゆっくりとお寛ぎ頂ける空間です。 |
以前から気になっていたお店。休日ランチに初めてお邪魔しました。
遅めの時間だったので今から伺って大丈夫か確認のためお電話したのですが、女性の店員さんがてきぱきと、かつ優しく(気を付けていらしてくださいね、というさり気ない一言が嬉しいのです)応答してくださいました。
場所は某大学近く、大通りから1本入ったところにあるビルの1階。
店内はゆったりとした造りになっていて、広い空間を贅沢に使ってテーブルが配置されています。
東京だったらこの数倍は詰め込むだろうな、という感じ。
入って左側にはローテーブルが置かれ、花や雑貨がディスプレイされています。
壁には一風変わったアートが飾られていて、いわゆる「正統派フレンチ」というより不思議&モダンな雰囲気。
木目の出た味わいのあるテーブルや、あえて揃えない特徴的な椅子も素敵。
テーブルセッティングを見ても、和の食器が使われていたり、食器がひとつひとつ違っていたりとご主人のこだわりが感じられます。
シェフとサーブの女性店員さんのふたりで切り盛りされているようですね。
メニューは「スターター」「メインディッシュ」「デザート」に区分されており、スターターは650円のものが2品、1250円のものが3品。
ちなみに1250円の中には「タリアテッレ」もありました(スターターというよりプリモという感じ?)。
メインディッシュは950円のものが3品、1800円のものが2品(「スペシャル」のフォアグラポワレのみ2500円)。
デザートは3種類あり、すべて400円という価格設定。
内容は日替わりのようです。
この中から好きなものを組み合わせて選び、コースにするというプリフィクススタイル。
同じスターターでも650円と1250円では倍近くお値段が違うので、組み合わせ方によってかなり金額に差が出ます。メインも同様(950円と1800円)。
もちろん食材によって値段が異なるのは当たり前ですが、同じ「メイン」で倍のお値段となると、庶民のわたくしとしてはちょっぴり頼みにくい。
1.5倍くらいの価格設定だったら(950円と1400円とか)、奮発して高いほうにしてみようかな、というお客さんも増える…かも?
などと余計なことを考えつつ、何を頂こうかとしばし思案。
あれこれ迷った末、
スターターは「地鶏のガランティーヌのサラダ添え」650円、「茨城県産秋鮭のテリーヌ・パクチーサラダ添え」1250円を、
メインに「鱈のポワレ・ホウレン草とスパイスのクーリ」950円、「豚バラ肉のキウイフルーツ煮込み」950円、
さらにデザートまで欲張って「フレーバーティのプリン」「ガトーショコラ」をオーダー。
やはりメインでいきなり1800円のものに手を出すことはできませんでした…笑。
前菜は1品1250円のものを。
女性店員さんがてきぱきと、しかし笑みを絶やさずお冷を注いだりオーダーをとったりしてくれます。気持ちの良い接客。
しばし待っていると、「本日のアミューズのホウレン草のフリッタータです」と小さな一皿が登場。
事前に説明は特になかったのですが、料理(というかメイン?)をオーダーすると自動的にアミューズ&食後のコーヒーがつくようです。
たとえ一口分であっても、こういうサービスは嬉しいですね。でもせっかくだから、メニューにその旨表記したほうがいいんじゃないかな。
お得感も出ますし!
ちなみに食器はアミューズからデザートまで和のもの(特に陶器)がふんだんに取り入れられていて、センスの良さを感じました。
フリッタータはホウレン草たっぷりで、玉子の要素よりホウレン草の割合が圧倒的に多かったです。シンプルな薄味ですが、なかなかいい感じ。
前菜の地鶏ガランティーヌ、秋鮭のテリーヌは分け合って半分ずつ頂きました(お行儀が悪くてゴメンナサイ…)。
どちらもサラダが添えてあります。かぶやれんこん、にんじんのピクルスも甘酸っぱくて美味しい。野菜が凝った切り方をされていて綺麗です。
ただ、主役の鶏と鮭が今ひとつ大人しいというか、ちょっと主張に欠ける感じがしました。優しい味なのは良いのですけどね。
もうひとつマイナスポイントを挙げるとしたら、2品を並べてみたときに650円と1250円の差が分かりにくいところ。
食材が違うのは承知していますが、もう少し差異がはっきりしないと「これなら650円のほうでいいかな…?」と感じてしまいます。
「1250円払う価値がある!」と思わせる工夫が必要かと。お金のことに細かくてスミマセン…。
ちなみにパンはお店で焼いているようです。
本日のパンは「麦の○○?入り(←失念)とウコン入り」とのこと。変わっていて楽しい。ただちょっとパサパサするのが気になったかな。
メインは若干時間がかかります。シェフひとりで切り盛りしていて、しかもこの凝った野菜の切り方…時間がかかるのもうなずけます。
ただぐったりするほど待つというわけではありませんし、許容範囲です。時間がない時のランチには向かないかもしれませんが。
メインの豚バラキウイフルーツソース煮込みはしっとりした豚肉と、わずかに酸味のあるソースがマッチして美味。つけあわせのサツマイモやカボチャもほくほくして良いですね。ホウレン草ソテーはなぜか茎の一部が編み込みのようになっています。これまた凝ってる…!
鱈のポワレも一口頂いてみたのですが、美味しいけれどちょっとパンチに欠けるかな、という印象でした。
一緒に行った方曰く、出来立ての最初の一口は魚の旨みで十分美味しいのだけれど、ほんの少しでも時間が経つと物足りない感じになってしまう、とのこと。
素材の味を活かそうとするシェフの心意気は伝わってきます。あともう一歩「この料理を味わっている!」というインパクトが欲しいです。
ランチなので飲みませんでしたが、お酒と合わせることを考えると余計に物足りなく感じてしまうかもしれません。
ポーションは少なめ。950円なので値段相応なのかな、とも思いますがもう少し頑張ってくれたら嬉しいなあ。
1800円でも同じくらいの量なのだとしたら、ちょっと残念かも。
メインの後のデザートには、それぞれ飾り切りされたフルーツが添えられています。
ガトーショコラにはオレンジ、グレープフルーツ、リンゴ。プリンにはオレンジ、いちじく、梨。
ガトーショコラ、見た目はごく普通なのですが、一口食べてみるとねっとりしっとりしていてなかなか美味しい。ナッツも良いアクセントになっています。
プリンも濃厚。紅茶の香りがふわっと広がって美味でした。
デザートのレベルはまずまず!
飲み物は「ホットコーヒー」か「エスプレッソ」から選びます。
私はコーヒー好きなので問題ありませんが、コーヒーだめな人はどうするのかしら。
それはさておき、和の湯呑に注がれたコーヒー、美味しかった!食後のコーヒーが美味しいと、食事全体の満足感が増します。
プティフール(カステラのようなもの)もついてきました。
メニューの価格は税抜きでしたので、ふたりで5000円弱でした。
全体として、素材の味を生かした優しい丁寧な料理だったように思います。シェフの細やかなこだわりも感じられ、素敵なランチタイムを過ごせました。
ただ味つけといいポーションといい、ちょっぴり物足りない感じも。
単に味や量に対してのCPだけでなく、差額メニューとのバランスという面でも、価格に対する満足感がもっと得られると良いんじゃないかな。
夜にも伺ってみて、改めて評価したいと思います。