店名 |
Ajisai
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類型 | 烏龍麵、咖喱、蓋飯 |
預約・查詢 |
0296-76-2088 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
茨城県桜川市友部1037-2 |
交通方式 |
距离羽黑 52 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
~¥999
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禁煙・吸煙 |
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此時建議 |
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備註 |
味に自信あり |
お店があるのは羽黒駅の駅前。駅前といっても筑波山の北麓を横断して友部と小山を結ぶ水戸線(ちなみに水戸線は水戸駅は通らない)の無人駅、あたりはなんとものどかです。今回は車で訪れたのですが、駐車スペースに車を停めて降りたら、ご主人がお店から出てきて「30分くらいかかっちゃうんですけれど、、」とおっしゃいます。一瞬心がゆらぎましたが、いやいやこれはある意味良心的なお店だからこそ、いいですよーとこたえてお店に入ります。ちなみに直後のお客さんも同じことを言われていたので、一見さんにはできる限り声をかけてるのでしょう。
ご主人が出てきたのは調理場らしく、靴を脱いで上がったのは居間のようなスペース。こちらは主に奥様が仕切られているようです。カウンターのような席もありますが、基本は大小のテーブルが3卓あり、奥のテーブルに案内されました。いやー、なんというかお店という雰囲気じゃないですね。
早速メニューをチェック。ランチのセットメニューもありますが、単品メニューは数種類と厳選気味。それも、オーソドックスなメニューと言うよりは、食事を意識したものが多いような。ちたけうどんというメニューが北関東の山裾であることを感じさせます。かつカレーうどんの写真に破壊的な魅力を感じつつ、ぶっかけうどん750円を注文しました。野菜天づき1,050円の設定もありますが、料理の写真を見ると副菜もついてくるようなので、私には単品で十分かな、と判断しました。では気長に待ちましょう。
店内の貼り紙によれば、小麦粉は香川県産の「さぬきの夢2000」を使用しているとのこと。この小麦は香川県がうどんに使われることを想定して開発した品種。ただ、メニューなどを見る限りは、特に「讃岐うどん」を意識してされているわけでもなさそうです。店内には漫画が置かれていたり、LPも並んでいますね、あ、冨田勲、これ私も持ってたな。。BGMは懐かしのムードミュージックから、スカイハイ、ロッキーのテーマ etc. このあたり、ご主人+奥様の年代を考えると趣味全開モードという気がします。よく見たら、壁に「バイク好きな親父と、花の絵が好きな女将さんがやっているお店」(というような内容)なんて貼られてました。こういう空間、きらいじゃありません。
結局、30分はかからず、20分ほどでうどんが運ばれてきました。おお、予想はしてましたが、副菜がたっぷり。たいてい副菜って写真より実物は貧相だったりするんですが、ここはその逆のパターンです。かぼちゃ、ナス、いんげん、ピーマン、大葉だったかな、やや家庭的な仕上がりの天ぷらが、ぶっかけうどんの上に並んでいます。さっくり揚がった天ぷらを単体で楽しみたいのなら別盛りがいいのは当然なのですが、うどんの上に盛られているということは、うどんやぶっかけ出汁と一緒に食べてください、という意図でしょう。ではその意図に応えましょう。
うどんはいかにも手打ちで、太い細いと乱れやねじれがあり、つるつるなめらかというよりは、噛み締めたときのむちっとした伸び少なめの抵抗感と、小麦の味わいが楽しい。そして、硬すぎないのがまたいい。これはさぬきの夢2000の特徴といっていいでしょう。これがカツオの効いた薄味のぶっかけ出汁と、たっぷり添えられている鬼おろしと合いますね。天ぷらがもっと小さければ、すべてをかき混ぜて一体化させて食べたいところです。
箸休めにきゅうり・大根の浅漬けがいいアクセントになります。この日のサービスと奥様がおっしゃっていた自家栽培のミニトマトは、硬めの皮に歯を入れると甘味酸味がほとばしります。夏の味ですねぇ。。うどんの中央部に天ぷら以外のものがトッピングされているな、と思ったら、どうやらこれはよもぎを練り込んだうどん生地の端らしい。切られた麺と違ってツルンとしたのどごしが楽しい。
手捏ね足踏みからすべて手作りのため、一日30食弱しか提供できないとのこと。ゆっくりいただいてお会計を済ませ、表に出るとご主人がお見送りに出てこられました。お店の外にサイクルラックがあり、自転車で訪れるお客さんもいらっしゃるのだとか。筑波山を眺めながら自転車を漕いで、疲れた身体でいただくこちらのうどんは、さぞ美味しいだろうなぁ。。あ、駅前だから乗り鉄の途中で立ち寄るのもありですね。電車の間隔がほぼ1時間だから、うどんをいただいて軽く駅前を歩くとちょうどいいかもしれません。ごちそうさまでした。