お寿司屋さんの本格的なラーメンはビジュアルも味も素晴らしい！ : Sushi Kappou No Hara

茨城県土浦市の神立駅が最寄りの鮨･割烹のはらへ初めてお訪ねしました。
町の老舗の寿司屋さんと言った外観も内観も佇まいをしています。
暖簾や立て看板にもあるように、今は鮨･らぁーめん のはらとして営業しているようです。

開店直後にお訪ねしましたが、小上がりは既に満席なので、カウンターで食事をすることに。
注文は
・はまぐりらぁーめん塩
・セットの海鮮ちらし
です。
まず海鮮ちらしが着丼です。
茶わん蒸し程度の大きさに小さなネタで綺麗に海鮮丼を表現されています。
寿司屋さんと言うことで、やっぱり美味しさは間違いありません。
そして、それ程待たずに、はまぐりらぁーめんが届きます。
澄んだスープに黒い麺、そして多くの具材が綺麗に並べられ別皿に盛られている、とってもビジュアルで驚きと美しさを感じ興奮しちゃいます！
黒い麺は竹炭を練られた作られた低加水のストレートの細麺で、スープは貝出汁(はまぐりだけで出汁を取っている？かは不明)に塩味が足されたシンプルですが、実にキレの良いスープです。
その面の上に豚チャーシュー、その上にはまぐりとスダチ(過去の画像を見ると三つ葉のようですが、なぜかスダチが乗っていました)です。
まずは、これらで味わいを楽しみます。
良き所で、別皿の具材を味わっていきます。
レアチャーシューはしゃぶしゃぶのようにして食べ、味変(いったん、口の中をリセット)のため5cm程度の万能ねぎをかじりつつ、鶏チャーシューはたっぷりスープに浸して食べ、白髪ねぎと玉子(過去の映像を見るとキャビアらしきものが乗っていましたが、今回はありませんでした)とメンマも投入して、フルコンボで無我夢中ですすり食べました。
美味しかったです。

調べれば、茨城県つくば市にある食べログラーメンeast百名店に連続選出中の名店中の名店の喜元門の総店主からラーメン作りの指南を受け、麺も卸してもらってラーメンを作っているそうです。
そう言われればチャーシューは喜元門で食べたときと同じに感じ、ビジュアルも喜元門っぽいこだわりが見られました。

ただ、2つだけ注文するとすれば、貝出汁が実に美味しいので、最後の方で塩味が強く感じてしまうので、個人的にはもう少し塩味を抑えて薄味でも良いかなって思いました。
もう1つは別皿の具材を入れて食べ進めることもあり、食べ始めと途中から極端にスープが冷めてしまうので、熱々のまま食べられるスープ(鶏白湯だと鶏油をかけるように)だと嬉しいかなって思いました。
この2点がクリアされれば、凄い中毒的にハマるラーメン屋さんとして頻繁に通いたくなると思います。
満足度が高いゆえに、もっともっとと要望してしまいました。

でも、今のままでも十分に美味しいレベルの高いラーメンであることは間違いなく、一度は食べるべきラーメン、逸品です！