そば屋界の根本陸夫 : Kisoba Tsuruya

帰省するたびに訪れる名店です。そば屋界の根本陸夫こと、茨城県那珂郡東海村の超有名店 きそばつるやに行ってきました。なぜこの茨城県那珂郡東海村の超有名店 きそばつるやがそば屋界の根本陸夫の名を欲しいままにし、決して手放すことがないか。それは・・・根本陸夫は茨城県那珂郡東海村の出身であり、そのチーム補強策は「球界の寝業師」「根本マジック」と呼ばれた功績が、茨城県那珂郡東海村の超有名店 きそばつるやの実績と功績と、激しくも煌びやかにリンケージするからに他なりません！
さて、根本陸夫ですが、茨城県那珂郡東海村の出身です。茨城県水戸市の資産家の家系に生まれます。もともと水戸市で商売を営む家系でしたが、石神村(現 東海村)に移住し、村長となり日本原子力研究所の誘致を刊行するなどの手腕を発揮します。厳格な父のもと、勉学に勤しむ様、弁護士の家庭教師を雇うも、この弁護士の影響で野球に没頭します。旧制茨城中学校が放校処分となって以降、後の旧知の友となる関根潤三と共に、旧制日大三中で野球に没頭します。日本大学予科で東都リーグの首位打者を獲得する活躍ののち、川崎コロンビアを経て、1952年に近鉄パールスへ入団。関根潤三を筆頭に投手を気分良く投げさせる捕手として評判であったほか、抜群の記憶力は投手陣にも首脳陣にも頼りにされるリードを誇ります。1軍出場の無かった1955年から1956年にかけては、プロ野球経験のない芥田武夫監督をサポートし、主に根本が投手のローテーションを決めていたという程です。そして1957年に現役を引退しています。引退後、近鉄に残りスカウトや、コーチを歴任。別当薫監督と共に「18歳の4番打者」土井正博を育て上げるなど、後世の育成に活躍します。1967年広島カープのコーチに就任し、1968年広島東洋カープとして運営体制が変わったこと共に、監督に就任し、球団初のAクラス入りを実現します。1970年にはヘッドコーチとして関根潤三、内野守備コーチとして広岡達朗を招聘します。両者はいずれも指導者キャリアのスタートですが、衣笠祥雄3、山本浩二8、水谷実雄、三村敏之らを育成し、後の赤ヘル黄金時代の礎を築きます。広島退団後の1978年に球団社長の坂井保之に招聘されクラウンライター・ライオンズの監督に就任に、後に新生 西武ライオンズの監督となります。1978年のドラフト会議で森繁和を1位に指名。巨人とドラフト外で松沼博久・雅之の松沼兄弟の争奪戦を制して獲得に成功します。さらに阪神タイガースから田淵幸一・古沢憲司を、ロッテから山崎裕之をトレードで獲得。さらにロッテを自由契約となった野村克也も獲得するなど「球界の寝業師」「根本マジック」と呼ばれた手腕を発揮します。1980年のドラフト会議で石毛宏典、岡村隆則、杉本正、安部理の4名を指名し獲得。ドラフト外で秋山幸二を巨人等との争奪戦の末に獲得に成功。そして、当時熊本工業高校の定時制に通学していた伊東勤27を所沢高等学校に転校させ、西武の練習生とした。翌年のドラフト会議で西武は伊東勤27を1位指名した他、プロ入りを拒否して社会人野球・熊谷組への入社が内定していた愛知工大名電高の工藤公康47を6位で指名し、説得の末入団にこぎつけます。この世代が西武黄金期を築き上げたことは言うまでもありません。1985年のドラフト会議では最大の目玉だった清原和博3を根本自身がくじを引き当て1位指名に成功し、清原和博は4番打者として1年目から球界を代表する選手として活躍します。その後、1993年に福岡ダイエーホークス監督に就任します。就任当初の成績は低迷するものの、下柳剛を育て上げ、後に、「世紀のトレード」と呼ばれる秋山幸二・渡辺智男・内山智之と 佐々木誠・村田勝喜・橋本武広の交換トレーを実現。また工藤公康や石毛宏典の獲得や、後任監督として王貞治を招へいする等、「球界の寝業師」ぶりを存分に発揮します。ドラフト会議では小久保裕紀、駒澤大学進学が内定していた城島健司を獲得する等、その手腕が評され、2001年に野球殿堂入りを果たしています。

さて、そば屋界の根本陸夫こと、茨城県那珂郡東海村の超有名店 きそばつるやですが、まずその特徴は、事前に食券を購入することです。これはまさに、ドラフト会議に似ています。高校生・大学生・社会人・独立リーグの有望な新人選手に将来の活躍の望みと期待を一身にかけて指名するかの如く、入り口付近のレジにて獲得希望選手(希望メニュー)を申し出ます！その後、期待と希望を胸に秘め着席。
そして、そばは完璧なまでの喉ごし、風味、食感を味わうことができます。これは、まさに根本陸夫が福岡ダイエーホークス時代に西武ライオンズから獲得した、打つ・守る・走るの三拍子揃った秋山幸二のごとく最高のパフォーマンスを見せてくれます！そして、だしですがこちらも風味・香り・味わいの三拍子が見事に絡み合った完成度です！まさにこれは、西武ライオンズ時代に、ドラフトで獲得した、伊藤勤27．工藤公康47、清原和博3を思い出さずにはいられません！西武ライオンズ黄金期に勝るとも劣らないパフォーマンスです！！！そして、様々なラインナップのトッピング=揚げ物などは、まさに根本陸夫が育て上げた、前述の福岡ダイエーホークス・西部ライオンズの名手に加え、下柳剛、城島健司、小久保裕紀、衣笠幸男、山本浩二、田淵幸一、松沼博久、松沼雅之などの球界の名手の名を欲しいままにした数々の名手を育て上げた手腕と酷似しています。

これはまさに、関根潤三が「あいつの真価が発揮されたのは監督を辞めた後のチーム作りだよねぇ。編成のトップとして、西武の黄金時代を築き、福岡でのホークスの土台を作った。大胆な補強と他球団の裏をかくドラフト戦略でそれまで巨人中心の球界の勢力図を塗り替えちゃったんだから。僕はプロで監督をやるとは思いもしなかった。根本もそうだった思う。でも二人とも監督として成功したとは言えないな。チームを優勝に導いた経験がないんだから。僕と根本はある部分似ている。監督には勝つために野球をするタイプと選手を育てるタイプがいるけど僕らは明らかに後者。これは僕らの恩師である藤田さんの影響だろうね。藤田さんは勝つことより育てることを最優先した指導者だった。根本は選手として非常に不器用で一つの技術を身につけるのに人の何倍も時間がかかった。だからだろうね、自分が指導者になっても選手の気持ちがよくわかった。情が深い。育てられなかったら、それは自分の責任だと考えていた。おまけにその選手の引退後の世話までしてたんだから。あいつと話してて、選手の悪口聞いたことなかったね」と記しているほどの活躍ぶりと功績と激しくも煌びやかにリンケージするパフォーマンスです！！！

2020年8月13日(木) 13:30 再戦
60分かそこらの単独帰省時に再戦。
まさにパーフェクト！ Mr. Perfect！
この日は冷やしたぬきそば大盛りで27連続奪三振を記録！ 球数たったの81球！