店名 |
Shibuya Shiyokudou
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類型 | 食堂、蕎麥麵、蓋飯 |
預約・查詢 |
0294-74-4062 |
可供預訂 | |
地址 |
茨城県常陸太田市亀作町542-4 |
交通方式 |
距离常陸太田 3,957 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
~¥999
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禁煙・吸煙 |
可全面吸煙 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
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停車場 |
可能的 8台位駐車できると思います |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
家庭式餐廳 |
網站 | |
備註 |
【常陸太田市小目町789より移転】 |
田園風景に溶け込むような一軒家ベーカリーでパンを購入した後、再び川中子バス停に向かって歩いて行く。このまま歩いて行けば、1時間に1本のバスにちょうど間に合いそうだ。しかし折角ここまで来たのにベーカリー1軒ではちょっと勿体ない。そこでバスを1本見送って近くのお店でお昼とする。訪れたのはこちらの “渋谷食堂” さん。名前に食堂と付いてはいるが、特にこの時期は常陸秋そばが人気のようである。
店前の道路際に “常陸秋そば提供店” 共通の幟が立てられ、蕎麦好きを引き寄せる特有の雰囲気を醸し出している。引き戸を開けると10人弱のお客さんでテーブル席は埋まっていたが、カウンターと座敷の方は空いていた。カウンター席に座りメニューを開く。実は今日はこれがあったら注文しようという一品がある。少し前に頂いたコメントの中に「今の時期は茨城県人はこぞって郷土食のけんちん蕎麦を食べる」という文言があったのだが、実は自分はこれを食べたことが無い。一応生まれも育ちも就職先も茨城県の自分としては一度はこれを食べないと、とずっと頭に残っていた。メニューを捲っていくと “けんちんそば” と “つけけんちんそば” が載っており、まずは条件をクリア。さて、けんちんにするかつけけんちんにするか… 悩んだ末に注文したのは以下。
□つけけんちんそば (900円)
□天ぷら※ (600円)
※メニューには載っておらず、天ざるそばからそばを
抜いたものとしてご提供頂いた。値段は合計額から
つけけんちんそば分を差し引いて計算。
けんちんそば未経験ということもあり、どうしてもつけけんちんそばのみで満足するイメージを持てず、折衷案として急遽天ぷらを追加することにしたものである。
注文後、二人客と四人客が立て続けに入ってきて座敷席が埋まった。四人客の注文と店側の対応をカウンター席から聞いていると、そばは温かい用と冷たい用を打ち分けているようで「温かいのがあと一つ、冷たいのがあと二つ、ただし天ぷらはあと一つだけ」などと声が飛んでいる。手打ちのためあまり数を準備できないのだろう。あと5分遅かったら蕎麦は食べられなかったに違いない。こういうことも含め、最近食に関しては運が良い。その一方、自分が天ぷらを頼んだために天ざるそばを食べられなくなった運の悪い人がテーブル席に一人いることになる。運の良し悪しは意外と身近なところでバランスしているのかもしれない。
■つけけんちんそば
初めて見るつけけんちんそば。名前の通りけんちん汁ともりそばのセットである。けんちん汁は具沢山でほぼ基本通りの食材が用いられ、つゆは醤油ベースで出汁の風味と甘みが感じられる優しい味だ。一口分の蕎麦をつゆに浸して食べてみる。つゆを纏って温められた蕎麦は軟らかくコシがほとんど無い食感だった。そういう蕎麦なのかと思い蕎麦を単独で食べてみると軟らか目ではあるもののコシは感じられる。何度かこれを繰り返しても結果は同じだった。つゆに浸した一瞬で蕎麦の印象がガラリと変わり、何とも不思議な感覚を体験した。これがけんちん蕎麦というものなのか、店主の打ち方によるものなのかは分からない。これは他の店でも食べて比較してみるしかないようだ。(*_*)
■天ぷら
結果として他のお客さんの分を奪う形で注文した天ぷらだったが、何とも中途半端な位置付けになってしまった。天ぷら用のつゆだと薄すぎて蕎麦に合せられず、けんちんのつゆに入れると甘みで味がぼやけてしまって蕎麦に全く合わない。結局天ぷらは単独で食べる以外の手が無くなり、つけけんちんそばと天ぷらの相性は良くないという結論になった。ただしこの結果から逆に「天ざるそばが旨い所以は蕎麦用の濃い付け汁に天ぷらを浸けて蕎麦と一緒に食べられることにあり」と気付かされた。そういう意味では価値ある天ぷらだったと言えよう。^_^
「蕎麦がある時は蕎麦店の如く、蕎麦が無くなると食堂の如し」、渋谷食堂さんはそういう状況に応じた料理を提供する、地元民御用達のお店のようだ。(^^)
入店してから1時間弱。今店を出るとちょうどバスに間に合いそうだ。1時間に1本のバスを上手く使うためにはこちらも1時間単位の行動を考えれば良い。大甕駅に着いてからの予定などを考えていると、遠くにバスが見えてきた。