店名 |
Tarou(Tarou)
|
---|---|
類型 | 鍋類、日本料理 |
預約・查詢 |
076-231-5152 |
可供預訂 |
僅限預約 |
地址 |
石川県金沢市主計町2-7 |
交通方式 |
バス 橋場町(はしばちょう)バス停から徒歩約2~5分 距离北鐵金澤 1,445 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
¥6,000~¥7,999 ¥6,000~¥7,999 |
預算(評價匯總) |
¥8,000~¥9,999
|
付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master) 无使用電子錢 |
服務費收費 |
サービス料15% |
座位數 |
100 Seats |
---|---|
個人包廂 |
可能的 可容納2人、可容納4人、可容納6人、可容納8人、可容納10~20人、可容納20~30人 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 店外の喫煙所にて可 |
停車場 |
可能的 第一駐車場3〜4台第二駐車場2〜3台場所はHPにて記載 |
空間、設備 |
平靜的空間 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
---|---|
位置 |
風景優美,家庭式餐廳 |
關於兒童 |
接待兒童 |
網站 |
【2020/12/11】 鍋・割烹 太郎
11月の初め。
例年12月の初旬に訪れる金沢のとある料亭に電話を入れる。
実はこのお店、予約の段階で既に2年お断りをされていたお店。
今年はと思って懲りずに電話を入れてみると夕方の17時からだと部屋が取れると言うお答え。迷わずその時間で予約を取って貰った。
16:20着の「はくたか」。長野からの時間が長く多少イライラ。
駅に着くや直ぐにタクシーで10分も掛からない浅野川大橋まで行って貰う。
お店は主計町(かずえまち)の浅野川沿いにある。
ここに鍋を食べに来た。主計町茶屋街には鍋料理を食べに行きたいお店が二軒あるが、一軒は一見さんお断りになっていてまだ紹介者が見つからない。今回訪れる店はもう一軒の方で秋口の9月から夏前の6月までは寄せ鍋が頂ける。予約時間の17時まで少し時間があるので浅野川袂の主計町をブラブラする事にした。浅野川の河岸段丘の為か“暗がり坂”とか“あかり坂”とか坂道が多い。上ったり下がったりして町を廻る。
17時5分前になったので石畳の通りに戻り「太郎」の引き戸を引いて入る。
「太郎」は60余年の歴史があるそうだ。
玄関間で和服姿の仲居さんのお出迎えを受けて靴を脱ぎ個室に案内される。部屋は全部で16部屋あるそうだけど案内されたのは一階の一番奥にある個室で個室の名前は「あざみ」。部屋に入ると既にコンロに鍋の用意がされていた。
鍋料理はお決まりなので、お酒と一品料理の品書きだけが持って来られる。
先付はイカと三つ葉の茎を胡麻酢で和え物。
飲み物は昨年もおでん屋さんで頂いた天狗舞を冷酒で頼む事にした。
鍋の具材を大皿に盛って盛って来てくれた。
基本的に日本海の魚貝や地場野菜。肉類は一切入らない。
この日のお魚は、鯛とカワハギに河豚と能登の牡蠣。野菜は下ごしらえした白菜や銀杏、筍に大根と春菊などのお野菜に、焼き豆富、えのき、椎茸、糸こんにゃくときび餅。
能登にブランドの大きな椎茸があるとは知らなかった。
調理は全て仲居さんが担当してくれる。
と言うかお客は手を出せないでいる。
具材はシンプルな構成で自分でも出来そうだけど、一番美味しいタイミングで鍋を食べる為にはお任せなのが一番良いと納得する。
まず黄金色に澄んだお出汁を温め、一度目として魚と野菜を温める。
煮上がりをお酒をに見ながら待つ。
一椀目は鯛と椎茸をメインに。
全ての具材が美しく盛られる。
この途中のタイミングで女将さんが挨拶に来られる。
お出汁の事をお聞きしたが「秘伝のだし」だと言う事でレシピは秘密だと言う事だった。まあそうでしょう、秋から初夏まで「太郎の鍋料理」だけで料亭を経営するのは、この取って置きの出汁がないと難しでしょう。
二本目のお酒を頼む。
小松市のお酒の農口、これも冷酒で頂く。
二椀目はカワハギと牡蠣と糸シラタキをメインに。
〆の前にきび餅を単独で頂く。
魚と野菜の滋味が染み出た出汁もたっぷり吸わせる為にじっくりと温められる。
本当に美味しい。
最後が〆のおじや。
煮詰まった出汁を多少昆布出汁で薄めてご飯を入れる。
出汁と魚と野菜の滋味を存分に味わう為に玉子でとじる事はしない。
七味を掛けて頂くと良いと教えて貰う。但し山椒は入っていない特注品(六味?、麻の実も入っていないので五味?)だと言う。見ると東京の「やげんぼり」の普通の七味の瓶だけど、山椒が入っていないせいか唐辛子の辛さが強調されるので掛け過ぎに注意が必要。
食後のデザートはみかん。
玄関で女将さん、仲居さんに見送られて店を出た。
食べる前には帰りに主計町のBarに寄って一杯飲んでホテルにチェックインしようと思っていたが、大満足したのでそのまま香林坊にあるタクシーに飛び乗ってホテルに直行する。
また来年も駄目元で電話を入れてみたいと思っている。
今年はコロナ禍の為に団体のお客がなく予約が取れたのは運がようだ。年末前のいつ頃に電話を入れたら尋ねたら年によって違うのですよいうお答え。金沢は12月には行ったら忘年会が盛んになるようでどこも夜の予約を取るのは大変だ。
金沢には美味しい料理が多いのに、ここの翌年も予約したいほど鍋料理は美味しかった。