店名 |
Sakai
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類型 | 日本料理 |
預約・查詢 |
076-221-3911 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
石川県金沢市木倉町6-8 |
交通方式 |
片町バス停より徒歩7~8分 距离野町 1,060 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥20,000~¥29,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master) 无使用電子錢 |
個人包廂 |
不可能 |
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包場 |
可能的 可接受20人以下 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 IQOSは可 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
平靜的空間 |
酒水 |
有日本清酒 |
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料理 |
對魚類料理講究 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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金沢きってのグルメストリート「木倉町商店街」にある「旬房さかい(しゅんぼうさかい)」。ミシュランでは1ツ星を獲得しており、ゴエミヨにも掲載されています。
酒井浩平シェフは大阪は「㐂川」系列の「有尾」で腕を磨き、金沢では「浜長」でも経験を積んだそうです。2013年に独立を果たしたのですが、なるほど店内は浪速割烹らしくカウンター中心で、大将とのトークにも花が咲く仕様です。お酒を始めとする飲み物の値段は一切不明。というかそもそも食事の代金も不明であるため(予約時に「その日の食材に拠る」との説明はアリ)、そういうスタイルの店だと割り切って訪れるしかありません。
飲み物の用意が整うとすぐに供される冷菜。タイラギを軽く炙ったものであり、お茄子と共に頂きます。私はタイラギという食材をそれほど好まないのですが、この日のそれは別格の美味しさ。土佐酢のジュレの鮮やかな酸味も心地よい。
能登牛のしゃぶしゃぶとレンコンもち。能登牛は当然に美味しいのですが、レンコンもちがバリッじゅわーな美味しさで、どっちが主役なのかわからなくなるほど旨い。
干し貝柱や茶豆などを組み込んだ飯蒸し。もちろん目に飛び込んで来るのはウニの塊なのですが、こちらもどっちが主役なのかわからなくなるほど土台のライス部分がしっかりと旨い。全体としてのバランスが取れています。
お造りはキンメダイの昆布締め。魚そのものにパンチのある食材であり、そこへ品の良い旨味が沁みわたってOCです。
お椀はクエと冬瓜で。これが白身魚かというほど脂が浮いたスープであり思わず笑みがこぼれます。ムッキリとした歯ざわりが印象的。
太刀魚はあられ揚げで。肉厚でジューシーなお魚があられもない姿で私の前に横たわっており胸が弾む。脇に置かれたカラスミは日本酒に対する荒れ狂うような欲望を掻き立てます。
イチヂクをいったん蒸し、それから冷やしてゴマ味噌ソースで頂きます。イチヂクの円みのある甘味とゴマ味噌の甘じょっぱい風味が良く合う。少しだけ鶏そぼろも混ぜ込まれているためか、強いコクも感じられました。
焼き物は鰻の白焼き。表面はバリっと香ばしく、口に含むとジュワジュワっと溢れる鰻の脂。やはりこの味覚は鰻としう食材でしか表現できないものでしょう。
お食事は雑炊で、干しエビ(?)で旨味を煮出しておきつつ釜揚げシラスで磯の風味を添加します。美味しいのですが、もうちょっと量を食べたかったかな。土鍋でバーンとプレゼンテーションされる風潮に私がすっかり毒されてしまっているのかもしれません。
甘味は目の前で作られる白玉団子にあんこ、旬の果物。しみじみ系のスイーツです。
以上を食べ、軽く飲んでお会計はひとりあたり2万円。東京で食べるよりはもちろん安いですが、思ったよりも高くついたなあという印象です。浪速割烹出身という先入観からか、まさに浪速割烹的なスタイルと価格帯を私が勝手に期待していたのでしょう。
いずれにせよ、食事は間違いなく美味しく金沢を代表する和食店のひとつです。
■写真付きのブログはコチラ→ https://www.takemachelin.com/2022/11/sakai.html