都内でも珍しいジョージア大使館仕込みの料理を金沢で味わいました : Bistro pas a pas

金沢の観光スポットの21世紀美術館の裏手にある柿木畠と呼ばれる一帯で休日ランチをと物色していると真新しいビストロが出来てしていました。
オーナーシェフはフレンチの料理人でジョージア(グルジア)大使館で料理人だった事があるのでジョージア料理も覚えたとのことです。
店内はテーブル席とカウンター席で20席くらいのこじんまりとした造りで明るくてゆったりとしたテーブル配置でした。

ランチメニューはサラダ、コーヒー付き1000円で
セットＡ「じっくり煮込んだロールキャベツ
セットＢ「魚介のうまみタップリのブイヤベース」
の２種類と、2160円のランチコースと4000円の予約コース。
あれこれ食べてみたいですから2160円のコースでお願いします。
ドリンクはスパークリングワインでスタート。
スープは牛蒡のポタージュ。素朴で土の匂いのある牛蒡を洗練されたポタージュに仕立てた腕とセンスにいきなり引き込まれてしまいました。
前菜は穴子のテリーヌと加賀太きゅうりのマリネを赤ピーマンソースでいただきます。
こうなると白ワインをいただきます。
メインは仔鴨のコンフィにラタトゥイユを添えてある。
低温のオイルでカリッと揚がった鴨の皮の食感と中の肉の柔らかさの対比が美味しさを倍増させてくれます。
こうなると勿論赤ワインに切り替えてあっという間に完食。
デザートのグランマニエ風味のチョコレートケーキは濃厚だけど甘過ぎないので食べ易かった。

ランチコースではグルジア料理らしいものはありませんでしたが、隣のテーブルでは事前予約のコースでグルジア料理を組み込んでいましたので、次回は予約してから来ようかと思います。
グルジアワインは美味しいけど高級で値段もそれなりだからボトルでの提供になるという事なので、誰かと一緒に来ないと飲み切れないなあ。