『一龍本店』 : Yatai Gyouza Ichiryuu

『餃子』が無性に食べたくなり『一龍本店』さんへ久しぶりに再訪させていただきました｡先ずはギン冷えの赤星ラガーを所望し渇いた喉を潤します｡間髪入れずに『焼き餃子』を2人前オーダーし餃子が焼き上がるまでの間を直ぐに供される『マカロニグラタン』をアテとしてビールグラスを傾けます｡ブラックペッパーが効いた『マカロニサラダ』はビールとの相性が良く主役のマカロニの茹で加減はアルデンテが楽しめるよう硬めに茹で上げされておりベーコンの旨味が味の下支えとなったもので個人的に好きな味付です｡程無くして『焼き餃子』が焼き上がり供されたタイミングで生ビールを追加オーダー｡『焼き餃子』は店内で手包みされたもので大きさはひと口サイズ｡皮は薄く中の餡はニンニク控えめですが皮の底部はパリッと焼かれており食感は良く皿に添えられた秘伝の赤い『薬味』とともに味わうとなかなか良き味のバランスに｡そして更に『木耳(ｷｸﾗｹﾞ)の豚肉蒸し』とともに岩手を代表する酒蔵へと一気に駆け上がられた赤武酒造の『AKABU』純米酒を追加｡供された『木耳(ｷｸﾗｹﾞ)の豚肉蒸し』はたっぷりの木耳(ｷｸﾗｹﾞ)そして豚バラ肉に白髪葱(ｼﾗｶﾞﾈｷﾞ)の三層で登場｡木耳(ｷｸﾗｹﾞ)は食物繊維･カリウム･鉄分が多く含まれ体質改善効果があると言われる食材です｡重ね蒸しにされた豚バラ肉の旨味と脂の甘みを木耳(ｷｸﾗｹﾞ)がしっかりと受止め白髪葱(ｼﾗｶﾞﾈｷﾞ)のシャキシャキとした食感が佳きアクセント｡スープは塩味がぴしっと利いたメリハリの付いた味わいで日本酒とのマッチングも上々でした｡サクッと呑んで食べて3,400yen､月曜日のお楽しみのひとつである『吉田 類の酒場放浪記』の開始の20分前に店を後にして寝城へと帰りTVを視ながら呑み直しをしたのは言うまでもありません｡

コロナ禍ということとは別の理由で月曜日の夜はStayHomeで部屋に籠城するのが常ですが滅多に声を掛けてこない友人より御誘いをいただき『屋台餃子』を看板に掲げられた『一龍』さんに久しぶりに再訪させていただきました｡StayHomeする理由はFacebookで繋がっている方々は御存知のことと思われますがBS-TBSで放送されている吉田類さんの『酒場放浪記』と玉ちゃんこと玉袋筋太郎さん､町中華姐さんこと高田 秋ちゃんに伝道師こと坂ノ上 茜ちゃんの『町中華で飲ろうぜ』を視るからに他なりません｡そんな事情を知らぬ友人の御誘いでしたが以前､自分も無理言って付き合っていただいたことがあるので番組がはじまる迄の90分1本勝負ということで『アートホテル盛岡』さんのフロントで合流後に友人のリクエストの當店へと足を向けた次第です｡既に寝城の部屋で缶ビールを2本開けてしまった自分は最初から岩手が全国に誇る『AKABU』純米酒､友人は生ビールからスタート｡酒とビールのアテにオーダーしたのは壁面の木札メニュー右端の『焼き餃子』380yen×2人前から順に『蒸し餃子』380yen､『シュウマイ』450yen､『ちくきゅう』380yen､『ほほ肉煮込み』480yen､『キクラゲの豚肉蒸し』480yen､『鶏の唐揚げ(ﾊｰﾌｻｲｽﾞ)』300yenをオーダー｡一見､業務用冷凍餃子のようにも目に映る『焼きぎょうざ』と『蒸し餃子』は店内で手包みされたもので大きさはひと口サイズ｡皮は薄く中の餡はニンニク控えめですが皮の底部はパリッと焼かれており食感は良く皿に添えられた秘伝の赤い『薬味』とともに味わうとなかなか良き味のバランスに｡『蒸し餃子』は水餃子とはことなり蒸籠蒸しにされたものでシンプルながらも美味しさは『焼き餃子』以上の印象｡『シュウマイ』も蒸し餃子同様に蒸籠で蒸されたものが蒸籠ごと登場｡和芥子(ﾜｶﾞﾗｼ)を付け蒸したて熱々を頬張ると適度な肉汁と旨味が口中に広がりました｡そして箸休み的『ちくきゅう』は太竹輪(ﾌﾄﾁｸﾜ)の中に胡瓜(ｷｭｳﾘ)を詰めた何の変哲もないものなのですがこれがなかなか美味なんです｡『キクラゲの豚肉蒸し』はたっぷりの木耳(ｷｸﾗｹﾞ)そして豚バラ肉に白髪葱(ｼﾗｶﾞﾈｷﾞ)の三層で登場｡木耳(ｷｸﾗｹﾞ)は食物繊維･カリウム･鉄分が多く含まれ体質改善効果があると言われる食材です｡重ね蒸しにされた豚バラ肉の旨味と脂の甘みを木耳(ｷｸﾗｹﾞ)がしっかりと受止め白髪葱(ｼﾗｶﾞﾈｷﾞ)のシャキシャキとした食感が佳きアクセント｡スープも美味し｡『ほほ肉煮込み』は豚肉の頬肉(ﾎﾎﾆｸ)をじっくりと煮込まれたもので口の中でホロリと解れる柔らかさ｡隠し味に使われた生姜(ｼｮｳｶﾞ)が結構効いており煮込み特有の臭いを消し去りつつ味のアクセントと佳き役回りを演じておりました｡『鶏の唐揚げ』はハーフサイズでオーダー｡供された皿には『イナちゃん飯店』さんのソレを彷彿させる縦型の唐揚げが2本､ニンニクと生姜(ｼｮｳｶﾞ)と醤油で下味がしっかり付けられて揚げられた唐揚げは竜田揚げ風で外側はパリッと中は適度にジューシーでこれまたなかなか美味しいものでした｡自分は『AKABU』をモッキリで都合3杯､友人は生ビールからスタートしAKABUそしてウイスキーのロック2杯で90分一本勝負の楽しき宴の時間は御開きに｡『一龍』さん気の所為やも知れませんが以前よりも料理のクオリティーが上がり食べ物類が美味しくなったように感じました｡惜しむらくは店内が喫煙OKで非喫煙者の自分には些か居心地が悪いこと｡換気がもう少し良ければ居心地も良くはなるとは思いますが愛煙家の方々にはうれしい一軒となることと思われますが非喫煙者への少しの配慮がいただければら同じ空間でもっと楽しむことが出来るかと｡幸い當日は喫煙者が多いカウンター席から少し離れたテーブル席に席を取らせていただいたので料理も美味しく感じたのやもしれません

盛岡中国料理界の重鎮 堀内シェフがプロデュースされる『空』さんの隣にオープンされた『一龍』さんという『餃子』をウリにされた居酒屋さんへクライアント先に御誘いを受け初めて寄せていただきました｡先ずは赤星の瓶ビールで乾杯をしメニューの中から『焼き餃子』380yen､『シュウマイ』450yen､『ちくきゅう』380yen､『がつ刺』480yen､限定メニューの『マカロニサラダ』380yen､『手作りピザ』780yenをオーダーし三人でシェアしていただきました｡看板メニューの『焼きぎょうざ』は店内で手つづみされているものとのことですが大きさはひと口で頬張れるサイズで皮は薄く中の餡はニンニク控えめでインパクトは期待していた程ではありませんでしたが皿に添えられた秘伝の赤い薬味とともに味わうとなるほど納得｡『シュウマイ』は蒸籠(ｾｲﾛ)で供されましたが肉汁が溢れ出るというものではなく無難な肉焼売と二つとも其れなりの味でしたが太竹輪(ﾌﾄﾁｸﾜ)の中に胡瓜(ｷｭｳﾘ)を詰めた『ちくきゅう』と本日仕込みの『マカロニサラダ』が個人的に気に入ってしまい追加でオーダー｡生ビールにシャリキンの男のハイボール､唐辛子入りの江戸サワー等とともに楽しませていただき思いのほか愉しい時間を過ごさせていただきました｡