ツボを抑えた日本酒と酒を呼ぶ料理…味の店『いわし』
百岡竜司店主が腕を揮われる盛岡で1,2の人気を誇る割烹料理店に準じらた料理が愉しめる味の店『いわし』さんへ定期再訪させていただきました。いつものL字型のカウンター席の末席に席を取らせていただき先ずはサッポロ黒ラベルの生ビールで渇いた喉を潤します。料理は刺身の盛合せには『女梶木(メカジキ)』のトロに軽く薫香を付けたヅケに『生鯖(ナマサバ)』、『ボタン海老』に『本鮪(ホンマグロ)』中トロに『曹以(ソイ)』の造りの盛合せに『海蘊(モズク)』の酢の物に『鰯(イワシ)』煮の奉書巻(ホウショマキ)、『葡萄(ブドウ)』の寒天寄せに『海老(エビ)』の旨煮(ウマニ)に『田楽豆富(デンガクトーフ)』の串に『海鼠(ナマコ)』酢に『鶏(トリ)』の挽肉(ヒキニク)の油麩(アブラフ)包みに『真鯵(アジ)』の南蛮漬(ナンバンヅケ)の先付八寸に『牛ホルモン』と牛蒡(ゴボウ)と人参(ニンジン)、蒟蒻(コンチャク)の煮込みと『蛍烏賊(ホタルイカ)』と菠薐草(ホウレンソウ)の酢味噌(スミソ)の酒を呼ぶ酒肴の数々。料理に合わせて花陽浴 純米吟醸 美山錦 無濾過生で受止めいただきました。いずれも美味しかったのですが中でも油麩(アブラフ)に鶏(トリ)の挽肉(ヒキニク)を射込み味を含ませたものと茶ぶりされた海鼠(ナマコ)酢と牛ホルモンの煮込みの三品が白眉でした。焼物には身がふっくりとした『太刀魚(タチウオ)』の塩焼で厚焼玉子(アツヤキタマゴ)に酢取り茗荷(スドリミョウガ)と霙卸し(ミゾレオロシゾエ)と『北寄貝(ホッキガイ)』と冬菇椎茸(ドンコシイタケ)の貝焼(カヤキ)を鳳凰美田Black Phoenix純米吟醸とともに味わい今が旬の三陸産の『毛蟹(ケガニ)』の甲羅詰め(コウラヅメ)のハーフサイズをかに酢と蟹みそを使い分け味わいつつ、程良い酸味と甘みのたかちよ純米大吟醸 氷点貯蔵で迎え打ちました。蜜柑(ミカン)をイメージさせる造りという日本酒と毛蟹(ケガニ)の相性の良さは言うまでもなく。炊合せには小さくかわいい『小鯛(コダイ)』と筍(タケノコ)と菠薐草(ホウレンソウ)を間に挿み〆の食事は『桜海老(サクラエビ)』のかき揚げと海老出汁(エビダシ)の赤だしの椀とごはん。かき揚げを茶碗のごはんの上にオンザライスして自前の『かき揚げ小丼』としてお腹に収めさせていただきました。いろいろと愉しませてくれる味の店『いわし』さん。地元客は勿論のこと出張で来盛された方々にも絶大なる支持をされている予約必須の超人気店です。
割烹を凌駕する料理とツボを抑えた日本酒…味の店『いわし』
百岡竜司店主が腕を揮われる盛岡で1,2の人気を誇る割烹料理店に準じらた料理が愉しめる味の店『いわし』さんへ定期再訪させていただきました。いつものL字型のカウンター席の末席に席を取らせていただき先ずはサッポロ黒ラベルの生ビールで渇いた喉を潤します。料理は早獲れ若芽(ハヤドレワカメ)と『玉子豆富(タマゴトウフ)』、『浅蜊(アサリ)』の剥き身(ムキミ)と和布蕪(メカブ)の酢の物、茶ぶりした『海鼠酢(ナマコス)』、『鶏肉(トリニク)』ミンチの油麩(アブラフ)包み、『螺貝(ツブガイ)』の旨煮(ウマニ)、『鰯(イワシ)』の酢締め砧巻(キヌタマキ)、お揚げさんと青菜(アオナ)の煮浸し(ニビタシ)、焼き『白子豆富(シラコトーフ)』牛蒡(ゴボウ)、人参(ニンジン)、花麩(ハナフ)、鶏(トリ)もも肉の炊合せという酒を呼ぶ先付八寸と本鮪(ホンマグロ)中トロ、曹以(ソイ)、ボタン海老(エビ)、煮蛸(ニダコ)、〆鯖(シメサバ)の向付の御膳からスタート。其々が美味しかったのは言うまでもありませんが『鰯(イワシ)の酢締め砧巻(キヌタマキ)』と柔らかさの中にも程良い咀嚼感が残された『海鼠酢(モズクス)』の二品が白眉でした。そして三陸産の立派なサイズの『鮑(アワビ)』を丸々一個と三陸産の『真鯛(マダイ)』の腹身の部分を使った『鮑(アワビ)と真鯛』の小鍋立(コナベタテ)で身体の内側からほっこりと温まった後は大好物の『毛蟹(ケガニ)』の甲羅詰め(コウラヅメ)へと繋がれました。毛蟹(ケガニ) の脚肉(キャクニク)はそのまま味わい下の剥き身(ムキミ)はかに酢や蟹みそとともに味わい一度で三度の味を愉しませていただきました。焼物には菜花(ナバナ)が添えられた三陸 大槌町産の『蝦夷鹿(エゾシカ)』を焼いたジビエ料理です。理想的な火入れをされた鹿肉(シカニク)は柔らかく癖もなくオニオンスライスと卵マスタードソースとともに美味しくいただきました。そして小腹を満たすために〆は『白海老(シロエビ)』と『蚕豆(ソラマメ)』のかき揚げとともにごはんに沢庵(タクワン)、焼海苔(ヤキノリ)と海老(エビ)の赤だし椀で〆て大満足な夜を過ごさせていただきました。自らは居酒屋を名乗りつつも近隣に店を構えられる割烹を名乗られる店よりも数段美味しい料理と酒が楽しめる羊の皮を被ったオオカミの如しの『いわし』さん。人気の秘密は訪れて呑み食べはしてみればわかる筈。
予約必須 盛岡1、2の人気を誇る…『味の店 いわし』
1月最終日31日の夜は盛岡で1、2の人気を誇る百岡店主と諸岡料理長が腕を揮われる『味の店いわし』さんへ再訪させていただきました。席はいつもの百岡店主が腕を揮うL字型のカウンター席の末席に取らせていただき肌理細やでキレイな泡で覆われた東北ホップで醸された限定のサッポロ黒ラベルの生ビールで渇いた喉を潤します。料理は『鴨(カモ)ロース』の焼浸し(ヤキビタシ)に里芋(サトイモ)、椎茸(シイタケ)、人参(ニンジン)の炊合せに早採れ若芽(ハヤドレワカメ)と玉子豆富(タマゴドウフ)の二つの小鉢に『牡蠣(カキ)』の海苔酢和え(ノリスアエ)金柑(キンカン)の寒天寄せ(カンテンヨセ)、海老(エビ)の旨煮(ウマニ)、芥子の実(ケシノミ)と青海苔(アオノリ)の二種類の鶏松風(トリマツカゼ)に『いくら』卸しに焼鰯(ヤキイワシ)と大根(ダイコン)の砧巻(キヌタマキ)、菠薐草(ホウレンソウ)の御浸し(オヒタシ)の先付八寸に『蛸(タコ)』、『本鮪(ホンマグロ)』、『鮃(ヒラメ)』、『間八(カンパチ)』、『鯖(サバ)』の向付の一体型からスタート。飲物は早々に日本酒へとスイッチ。先ずは宮寒梅 純米吟醸から。そして山陰境港産の『ずわいがに』の甲羅詰の登場です。上部には脚肉その下には剥き身が詰められておりカニ酢と蟹みそを使い分け加茂錦の荷札酒の純米大吟醸の生酒を合わせいただきました。もうこれだれでも大満足。「これどうですかね?」と『女梶木(メカジキ)』のヅケが振舞われましたが美味しかったです。蟹の味の余韻に浸る間も無く怒涛の料理が続きます。焼物には『目抜(メヌケ)』の粕漬焼(カスヅケヤキ)です。しっかりとした身質で食べ応えのある粕漬(カスヅケ)を受け止めるのは仁井田本家のしぜんしゅ生酛たるざけ生酒です。粕漬(カスヅケ)の強い味にも全く負けぬ酒で受止めた後は油物の『ずわいがに』のカニクリームコロッケへと繋がれました。ベシャメルソースから造られたこのカニクリームコロッケも安定的な美味しさ。これには広島の烏輪 赤いからすの純米酒とともに堪能させていただきました。締めは『鶏(トリ)』の山椒焼(サンショウヤキ)です。ごはんと卵黄(ランオウ)の味噌漬(ミソヅケ)、温海蕪(アツミカブ)の漬物(ツケモノ)と浅蜊(アサリ)の味噌汁(ミサシル)を手搾りの生レモンサワーとともにいただき〆た昨夜の口福な時間に感謝。盛岡で1、2の人気を誇る『味の店いわし』さん。昼も二回転、夜も二回転で日に百名の御客さんが連日連夜訪れる超人気店です。
美味い料理と旨い酒が愉しめる超人気店…『味の店いわし』
連日連夜満席必至の百岡竜司店主と裏方で腕を揮われる諸岡 慶くんと二人で厨房内を回されている盛岡で1、2の人気を誇る『味の店いわし』さんへ再訪させていただきました。席はいつもの百岡店主の目の前のカウンター席に席を取らせていただき先ずはギン冷えの生ビールで渇いた喉を潤しお任せ料理は『和布蕪酢(メカブス)』に『豚肉(ブタニク)の鋤煮(スキニ)』に焼豆富(ヤキトウフ)、『真鱈(マダラ)の白子(シラコ)』の山椒(サンショウ)風味の煮浸し(ニビタシ)、『鰤(イワシ)』の南蛮漬(ナンバンヅケ)、『螺貝(ツブガイ)』の旨煮(ウマニ)、『鰯(イワシ)』の梅煮(ウメニ)、『いくら』おろし、『青菜(アオナ)』の御浸し(オヒタシ)等の先付八寸(サキヅケハッスン)風の前菜盛合せから向付は『塩竈ひがしもの』と称される三陸 塩竃産のブランドものの『目鉢鮪(メバチマグロ)』の中トロに軽く湯霜にし飾り包丁が入れられた『鯣烏賊(スルメイカ)』、九州産の『赤貝(アカガイ)』、北海道産の『海胆(ウニ)』の北は北海道、南は九州から調達された海の幸を山葵(ワサビ)と生姜(ショウガ)を使い分け味わい。蒸し物には『毛蟹(ケガニ)』の甲羅詰め(コウラヅメ)と『かにみそ』。焼物には年末には赤色がおめでたいことから値段が急高騰する太平洋の赤いダイヤと称される『喜知次(キチジ)』の塩焼き、そして油物には『毛蟹(ケガニ)』のカニクリームコロッケをいただきひと通り。隣席の方々とも意気投合したところ友人の後輩のDr.であることが判りいつもの如く『袖触れ合うも多生の縁』ということで楽しい時間を過ごさせていただいたのでありました。
盛岡で1、2の人気を誇る予約必須の人気店…『味の店いわし』
百岡竜司店主が腕を揮う連日満席の盛岡で1、2の人気を誇る予約必須の人気店『味の店いわし』さんへ再訪させていただきました。席は百岡店主の目の前のカウンター席に席をいただき東北ホップ100%で醸されたサッポロ黒ラベルの生ビールで渇いた喉を潤します。百岡店主お任せの當夜の料理は和布蕪(メカブ)酢に玉子巻繊(タマゴケンチン)、蕪(カブラ)に焼白子豆富(ヤキシラコトウフ)に昆布(コブ)の二品と烏賊(イカ)の山椒漬(サンショウニ)、鰯(イワシ)の有馬煮(アリマニ)、いくら卸し、葡萄(ブドウ)の寒天(カンテン)寄せ、螺貝煮(ツブガイ)、鰤(ブリ)の南蛮漬(ナンバンヅケ)、鴨(カモ)ロース煮、菊菜(キクナ)と菠薐草(ホウレンソウ)と椎茸(シイタケ)の御浸し(オヒタシ)の先付八寸、向付には幻の鰹(カツオ)とも称される天然ものの『ヤイト鰹(カツオ)』と噛むほどに旨味が広がる宮古産の煮蛸(ニダコ)、焼物には三陸 大船渡産の『穴子(アナゴ)』の白焼(シラヤキ)、そして今の時期しか味わうことの出来ぬ『香箱蟹(コウバコガニ)』。更には『真鱈(マダラ)』と『白子(シラコ)』≒『くもこ』の霙鍋(ミゾレナベ)の小鍋立(コナベタテ)。〆の食事は自家製の『烏賊(イカ)の塩辛(シオカラ)』に有明産の焼海苔(ヤキノリ)と沢庵(タクワン)にごはんと絶品の魚のあら汁をいただきひと通りです。隣席となった方ともすっかり意気投合し話に夢中になり過ぎて三時間超えの楽しき時間となりました。佳き店には良き客が集う。『味の店いわし』さんへは何か見えないものに導かれたんでしょう。
割烹よりも割烹らしい居酒屋…味の店『いわし』
百岡竜司店主が腕を揮われる今や盛岡で一、二を争う人気居酒屋『味の店いわし』さんの夜の部に久しぶりに寄せていただきました。當日も自分が居る間にカウンター席は二回転の入替え。自分の席はいつもの百岡店主の目の前のカウンターの末席に席を取らせていただきギン冷えの生ビールと先付八寸でスタート。その内容は紅葉の生麩(ナマフ)が乗せられた玉子巻繊(タマゴケンチン)、紫甘藍(ムラサキキャベツ)の甘酢漬(アマスヅケ)に北寄貝(ホッキガイ)の含め煮(フクメニ)に和布蕪(メカブ)の二つの小鉢に槍烏賊(ヤリイカ)の塩麹漬(シオコウジヅケ)に鮭(シャケ)といくら親子のの紅葉漬(コウヨウヅケ)、白菜(ハクサイ)の胡麻和え(ゴマアエ)に鶏松風(トリマツカゼ)の蓮根焼(レンコンヤキ)、葡萄(ブドウ)を収めた寒天寄せ(カンテンヨセ)、小松菜(コマツナ)とビタミン菜と占地茸(シメジ)とジャコの油炒めに子持ち鮎(コモチアユ)の山椒焼(サンショウヤキ)に山菜のミズの瘤(コブ)に鴨(カモ)ロースという酒を呼ぶ酒肴の先付八寸からはじまり、向付には戻り鰹(モドリガツオ)の藁焼き(ワラヤキ)に鯖(サバ)、鰤(ブリ)に本鮪(ホンマグロ)、蛸(タコ)にボタン海老(エビ)、そして更には大好きな毛蟹(ケガニ)を丁寧に剥き甲羅詰(コウラヅメ)にした毛蟹(ケガニ)の箱詰(ハコヅメ)と毛蟹(ケガニ)の蟹(カニ)みそ、焼物には秋田から直送の鰰焼(ハタハタヤキ)、秋田では鮮度の高い鰰(ハタハタ)は馬の鼻息だけでも食べられるというもの。中にはぶりっこと呼称されるでろでろと糸を引く卵入り、蒸物には今年最後の最後の食べ収めであろう松茸(マッタケ)の玉締めに敢えて蒲鉾(カマボコ)を入れる辺りが大衆割烹らしい気取らぬ洒落、そして〆はA-5等級の黒毛和牛(クロゲワギュウ)の端材を使った八丁味噌煮(ハッチョウミソニ)に山椒(サンショウ)をたっぷりとふりごはんに沢庵(タクワン)と味噌汁(ミソシル)とともにいただきました。「うちは居酒屋だし定食屋ですよ。」と自らを名乗りつつも盛岡の割烹を名乗られる店よりも余程、割烹らしい仕事をされている『味の店いわし』さん。予約必須の超人気店にてプチリッチな時間を愉しませていただきました。
盛岡で1、2の大人気店のランチも凄い…味の店『いわし』
ランチはどうしても行きたかったので時間帯を13時30分過ぎにずらし百岡店主が腕を揮われる『味の店いわし』さんにて久しぶりにランチをいただきました。ランチメニューは「もう秋もおわりなんですが すいません」の空き食材盛り込み!!という秋S、P定食 1,500yenからはじまり新しい親子丼 1,000yen、お刺身盛り合わせ定食 1,400yen、わら炙り鰹タタキねぎ塩すだち定食 1,000yen、特大エビフライと鯵フライ定食 1,200yen、鯵フライタルタル定食 1,000yen、海老フライタルタル定食 1,000yen、豚ロースかつ定食 920yen、豚ロースガーリックステーキ定食 920yen、鶏の唐揚げ定食 900yen、金華鯖焼き定食 1,000yen、ホッケ開き定食 970yen、赤魚焼き定食 1,280yen、真鯛カブト煮定食 950yen、牛あらびきメンチカツ定食 1,080yenというラインナップの中から一丁目一番地の場所に書き記されていたき記されていた秋S、Pの定食に惹かれつつも生ビールを思わず頼みそうになっちゃいそうで藁炙り(ワラアブリ)の『鰹(カツオ)たたき』の定食をオーダー。程無くして供された定食は主菜には藁焼きの薫香が鼻腔を刺激する厚切りの鰹(カツオ)のたたきには大根(ダイコン)の褄(ツマ)ではなく胡麻油(ゴマアブラ)で和えた葱(ネギ)の刻みの上に四切れ、その脇には酢橘(スダチ)と和芥子(ワガラシ)が添えられ擬製豆富(ギセイトーフ)や椎茸(シイタケ)に夕顔(ユウガオ)、人参(ニンジン)に生麩(ナマフ)の炊合せ、に鹿尾菜(ヒジキ)と大豆(ダイズ)の煮物の二つの小鉢に津志田芋(ツシダイモ)と称される里芋(サトイモ)を使った醤油仕立ての芋の子汁(イモノコ)と呼称されている椀物につぼ漬にごはんに水菓子の葡萄(ブドウ)の寒天(カンテン)寄せという内容。これで千円とは良心的過ぎです。更には百岡店主より「おかず足りてますか?」と山椒を利かせた子持ち鮎のサーヴィスをいただき有難く美味しくいただきました。最近は「毎日、朝8時に出て仕込みしないと間に合わないですけど何とか身体が耐ってます」と笑いながら話す百岡店主。その努力は店の忙しさを支えているのは明白なことかと。今では盛岡では多分、一、二の人気店であろう『味の店いわし』さん。年末に向け益々忙しくなることでしょう。
旬の素材と秀逸な日本酒を愉しむ…味の店『いわし』
そして夜は連日満席必須の人気店の百岡竜司店主と裏方で腕を揮われる諸岡 慶くんと二人で厨房内を回されている『味の店いわし』さんへ久しぶりに友人の予約にて再訪させていただきました。百岡店主の目の前のカウンター席に席をいただき生ビールで乾杯をし渇いた喉を潤しスタート。鮭(シャケ)といくらの紅葉漬(コウヨウヅケ)に蛍烏賊(ホタルイカ)の溜まり漬、鶏肉(トリニク)の松風(マツカゼ)の松葉串(マツバクシ)に御浸し(オヒタシ)やオクラに甘露梅(カンロウメ)の寒天寄せ(カンテンヨセ)に香ばしい子持ちの魚の燻製焼(クンセイヤキ)にめかぶ酢に擬製豆腐(ギセイドーフ)の小鉢の前菜八寸風の酒肴に鰹(カツオ)好きには堪らぬ藁焼き(ワラヤキ)された鰹(カツオ)のたたきを和芥子(ワガラシ)と醤油で味わい。椀物代わりに其々一脚で供された松茸(マッタケ)に津志田芋(ツシダイモ)と呼称される里芋(サトイモ)に存在化のある岩手県産の牛肉に野蜀葵(ミツバ)の山形の芋煮鍋(イモニナベ)をも彷彿させる松茸(マッタケ)入りの小鍋立(コナベタケ)、焼物にはお腹がぷっくりと膨らんだ子持ち鮎(アユ)に香ばしく焼かれた帆立貝柱(ホタテカイバシラ)と唐墨(カラスミ)を香ばしい焼海苔(ヤキノリ)で巻いた磯辺巻(イソベマキ)風のアテや自家製のタルタルとともに味わう鮭(シャケ)のフライとともに醸し人九平次 純米大吟醸 赤磐産雄町に鍋島 純米吟醸 赤磐雄町の呑み比べをし今回はこれにてサクッと気持ち良く〆させていただいたのでありました。盛岡の中心街の一本裏手の立地に店を構えられている『味の店いわし』さんですが周囲の『ドーミーイン』さんや『ホテルエース』さん、『アートホテル』さんへ宿泊されている県内外のお客さんと地元客とで日々賑わいを見せる昼は定食屋さんとして夜は居酒屋以上割烹に準じた呑み喰い処として二毛作営業をされている『味の店いわし』さん。開店から間もなく半月ぐらいで三年目を迎えられます。確固たる人気を不動のものにされたことは何よりもうれしい反面、寂しさも感じる複雑な気分です。
押しも押されもせぬ盛岡を代表する人気店…『味の店いわし』
盛岡の飲食店で間違いなくトップ3の人気を誇るであろう百岡竜司店主と裏方として百岡店主を支えられる諸岡 慶料理長が昼夜押し寄せる百名近い来店客の胃袋を日々満たしている『味の店いわし』さんへ久しぶりに再訪させていただきました。盛岡では数少ない『全席禁煙』の昼は食事処、夜は割烹に準ずる料理を供される『味の店いわし』さん。席は百岡店主が腕を揮われるカウンター席のセンターに取らせていただき先ずは肌理細やかな泡で覆われた生ビールで渇いた喉を潤します。料理はいつもの通りのお任せコースにて。『毛蟹(ケガニ)』の甲羅(コウラ)詰のハーフサイズと毛蟹(ケガニ)の『かにみそ』に『本鮪(ホンマグロ)』、『真鯛(マダイ)』、『鰆(サワラ)』に『宮古サーモン』の造りに岩手県産の『生うに』の塩水漬に『筍(タケノコ)』と壬生菜(ミブナ)と花麩(ハナフ)の炊合せに『目光(メヒカリ)』の南蛮漬、独活(ウド)と菊花(キッカ)を味を含ませた大根(ダイコン)で包んだ奉書巻(ホウショマキ)風の一品に『螺貝(ツブガイ)』の煮貝、漉き昆布(スキコンブ)の煮物に青梅(アオウメ)の寒天(カンテン)寄せの先付八寸からスタート。其れを受け止めるのは『醸し人九平次』純米大吟醸 赤盤産雄町です。美味い料理に大好きな日本酒で気分はハイテンション。焼物には一本釣りされた脂ののった『めばる』の塩焼。焼物と言えば喜知次(キチジ)やのどぐろのを奨める店が多い中、魚好きが泣いて悦ぶ白身の王様『めばる』とは流石です。塩水による浸透圧を使い魚の臭みや余計な水分が抜かれ身はほっくりと焼き上げられており美味しくいただきました。更には煮魚の『真鯛(マダイ)』の兜煮(カブトニ)が供されました。醤油(ショウユ)で甘じょっぱく煮付られけた真鯛(マダイ)の兜(カブト)は煮汁が程良く染み込み食べ応えもあり、とても美味で日本酒のグラスを傾ける速度を飛躍的に進むものでした。油物には『筍(タケノコ)』と『山菜(サンサイ)』の天ぷらと別皿にて『桜海老(サクラエビ)』のかき揚げが供されました。山菜の天ぷらには蕗の薹(フキノトウ)に山独活(ヤマウド)の芽に楤ノ芽(タラノメ)の春の訪れを告げるオトナの味わいにサクッとした歯切れが楽しめる筍(タケノコ)に薄衣を纏わせられた天ぷら、駿河湾産の桜海老(サクラエビ)のかき揚げを塩と天出汁(テンダシ)を使い分け味わった後は、余りにも美味しそうだった藁焼の『鰹(カツオ)』のたたきを二切れ程切っていただき和芥子(ワガラハ)とともにいただき〆は赤酢(アカス)の舎利(シャリ)を使い『山葵(ワサビ)』を効かせた『干瓢巻(カンピョウマキ)』に魚の旨味がギュッと凝縮された『あら汁』、食後の水菓子には甘味の『大福(ダイフク)』をいただきひと通りとなりました。料理に合せていただいた酒は『鍋島』純米大吟醸 吉川産山田錦に赤盤雄町と山田錦の二種類の純米吟醸酒に『ちえびじん』純米吟醸 山田錦にハイボールで気分絶頂で返していただきました。今では押しも押されもせぬ盛岡を代表する人気店となった『味の店いわし』さん。事前予約の上、伺われることをオススメします。
予約必須の人気店 マニア垂涎ものの日本酒と酒を呼ぶ酒肴…『味の店 いわし』
週開け月曜日の夜は友人夫妻のアテンド役にて百岡竜司店主が腕を揮われる盛岡屈指の人気店『味の店いわし』さんへ久しぶりに再訪させていただきました。先ずはギン冷えの生ビールで再会を祝し乾杯。料理は百岡店主お任せコースの藁焼(ワラヤキ)された薫香が秀逸な『鰹(カツオ)』の土佐造りに『鮟鱇(アンコウ)の肝(キモ)』に『合鴨(アイガモ)ロース』に焼葱(ヤキネギ)が添えられた小鉢等、酒を呼ぶ酒肴が並ぶ先付八寸から順に『毛蟹(ケガニ)』の甲羅(コウラ)詰めに『かにみそ』、焼物にはたっぷりの霙卸しが添えられた『のどぐろ』、国産の『牛すじ』を使った牛すじ豆富(トウフ)、油物には青森県産の稀少な天然『車海老(クルマエビ)』と獅子唐(シシトウ)の天ぷら、炊合せ代わりには『真鯛(マダイ)』の頭のあら炊きを『醸し人九平次』黒田庄山田錦の純米大吟醸、『東洋美人』純米吟醸、『日日』純米酒、『鍋島』吉川産山田錦 純米大吟醸、『鍋島』山田錦純米吟醸、『鍋島』赤磐雄町純米吟醸とともに差しつ差されつ酒盃を重ね〆はオミヤの国産の『干瓢(カンピョウ)』にたっぷりの山葵(ワサビ)を入れた『鉄砲巻(テッポウマキ)』の折詰をお持たせでいただき気持ち良く酔わせていただき帰えしていただきました。マニア垂涎ものの日本酒に酒を呼ぶ酒肴の数々。予約必須の『味の店いわし』さん。『店内禁煙』で食事を楽しむ環境が整った昼夜ともに人気の佳店です。
師走の贅沢 香箱がに尽くしと美味し日本酒…味の店『いわし』
百岡竜司店主が腕を揮われる盛岡屈指の人気居酒屋『味の店いわし』さんへ久しぶりに再訪させていただき贅沢にも『香箱がに三昧』成らぬひとりで香箱蟹(コウバコガニ)を5ハイ相当いただくという前代未聞の『蟹尽くし』を満喫させていただきました。先ずは盛岡トップクラスの美味しさの生ビールで渇いた喉を潤します。鰆(サワラ)の焼霜造り、真鯛(マダイ)、ボタン海老(エビ)、本鮪(ホンマグロ)中トロ、〆鯖(シメサバ)の刺身の盛合せに真鯵(アジ)の南蛮漬、大根(ダイコン)の生海苔煮(ナマノリニ)、小松菜(コマツナ)とお揚げさんの炊いたん、絹海蘊(キヌモズク)の酢物、鹿尾菜(ヒジキ)と大豆(ダイズ)の煮物、チェリートマトのレモン煮の寒天(カンテン)寄せ
という前菜お任せ盛合せの後は香箱がにの『甲羅詰め』に『焼き甲羅詰め』、カニ餡で覆われた『蟹の玉締め』にベシャメルソースよりも蟹の分量が多い贅沢な『蟹コロッケ』、〆は『蟹の脚』と『本鮪(ホンマグロ)』のカマトロと『生海胆(ナマウニ)』の痛風巻とともに浅蜊(アサリ)の赤だし椀で締めた口福な時間。料理に合わせていただいた酒は『阿部勘』純米吟醸、『賀茂金秀』純米吟醸、『東洋美人』純米大吟醸、『鳳凰美田』純米吟醸、『鍋島』純米吟醸とオールスタ―クラスの日本酒の揃い踏み。當日の夜も店内は満席の2回転営業の『かかし屋』さんに匹敵する客入り。『店内禁煙』ということもあり女性客が多いのも最大の特徴かと。完全に盛岡を代表する店へと成長を遂げられた『味の店いわし』さん。益々の繁盛を祈念致します。
夜は一品料理で昼は定食で満たしてくれる…『味の店いわし』
週中の木曜日の夜は友人達のアテンド役として百岡店主が腕を揮われる昼は定食、夜は居酒屋以上の料理で眼と舌を愉しませてくれる人気赤丸急上昇中の『味の店いわし』さんへ。全席満席の大賑わいの中、先ずは盛岡でトップクラスの生ビールで乾杯。料理は百岡店主のお任せコース。先付には『鮃(ヒラメ)』に『本鮪(ホンマグロ)』の中トロ、『石影貝(イシカゲガイ)』の造りに自家製の『玉子豆富(タマゴトウフ)』と香ばしく皮目が炙られた『鴨(カモ)ロース』と『翡翠瓜(ヒスイウリ)』の小鉢、『漉き昆布(スキコンブ)』に針生姜(ハリショウガ)が佳き仕事をしている『海蘊酢(モズクス)』、『小松菜(コマツナ)』の御浸し(オヒタシ)に『シャインマスカット』の寒天(カンテン)寄せの前菜の数々。焼物には釣り物の天然の『鮎(アユ)』の塩焼、そして蒸籠(セイロ)で蒸してほっかほかで供された『ずわいがに』の甲羅詰め(コウラヅメ)は二人で1パイ、小鉢には『かにみそ』。更には岩手県産の『松茸(マッタケ)』を惜しげもなく使われた『松茸(マッタケ)の玉締め(タマジメ)』にはほぼ1本近い量の『松茸(マツタケ)』が使われておりました。油物には盛岡では滅多に口にすることが出来ぬ『銀宝(ギンポウ)』の天ぷらが供していただきました。『銀宝(ギンポウ)』は江戸前天ぷらの種の華のひとつであり昔から「江戸っ子たるもの借金してでも銀宝(ギンポウ)を喰え。銀宝(ギンポウ)を食べずして江戸前天ぷらを語る無かれ」と言われる天種を味わい〆はアメリカ ロサンゼルス時代には寿司職人として腕を揮われていた百岡店主のスペシャリテのにぎり寿司です。寿司の根幹を成す舎利は赤酢(アカズ)使い、寿司種と舎利(シャリ)のバランスを敢えて変えた『鮪(マグロ)』の中トロからはじまり仕上げに降り柚子(ユズ)した『烏賊(イカ)』、『海老(エビ)』、『小鰭(コハダ)』に『穴子(アナゴ)』の厳選五貫のにぎりと海老出汁(エビダシ)の味噌椀(ミソワン)で締めた美味しく楽しき時間。料理に合せていただいた日本酒もついつい進み過ぎグラスで『作』、『今西』、『鳳凰美田』、『榮光富士』、『東洋美人』といつの日にも増して美味しくいただきました。居酒屋の楽しさと割烹の美味しさを同時に楽しむことが出来る『味の店いわし』さん。岩手屈指の海鮮居酒屋『かかし屋』さんの関根店主を師と仰ぐ人気赤丸上昇中の繁盛店。『かかし屋』さん同様に席を確実に確保するには事前予約必至です。
居酒屋以上割烹に準じた味が愉しめる人気店…『味の店いわし』
盆休みを利用して上洛した今回の京都旅。六日ぶりに盛岡の寝城へと戻った日の夜は百岡店主が腕を揮われる御近所の『味の店いわし』さんへ。盛岡では今現在、たぶん此処でしか味わうことが出来ぬであろうヱビスのホワイトプレミアムの瓶ビールで先ずは喉を潤します。ビールのアテには百岡店主オススメの酒肴盛合せからスタート。長方形の塗盆に載せて供されたその内容は藁で炙った『鰹(カツオ)』の土佐造り(トサヅクリ)、『鯵(アジ)』の南蛮漬(ナンバンヅケ)、葱(ネギ)と韮(ニラ)入りの『出汁巻玉子(ダシマキタマゴ)』、『鶏(トリ)』もも肉と蓮根(レンコン)、人参(ニンジン)、牛蒡(ゴボウ)の根菜(コンサイ)類と蒟蒻(コンニャク)の炊合せ(タキアワセ)、『茄子(ナス)』の揚浸し(アゲビタシ)に『小松菜(コマツナ)』とお揚げさんを炊いたんに『水羊羹(ミズヨウカン)』のおばんざいに造りに箸休めの盛込み。そして焼物には珍しい子持ちの『太刀魚(タチウオ)』焼に三陸産の大きな殻付きの『牡蠣(カキ)』は漁師風の蒸し焼牡蠣(ムシヤキガキ)として味わいに『鮎魚女(アイナメ)』と『海胆(ウニ)』とミニオクラの炊合せ(タキアワセ)、油物には小ぶりのサイズの『真鰈(マガレイ)』の揚物と二度揚げされた鰈(カレイ)の骨煎餅(ホネセンベイ)と玉蜀黍(トウモロコシ)の天ぷら、そしてトマトと包丁技が光る錦糸瓜(キンシウリ)ならぬジャガイモ素麺(ソウメン)をいただき〆は赤酢(アカズ)使いの舎利(シャリ)で味わうにぎり寿司は『鮪(マグロ)』の赤身からはじまり『〆鯖(シメサバ)』、『間八(カンパチ)』、『墨烏賊(スミイカ)』、『蒸し海老(ムシエビ)』、『穴子(アナゴ)』の全六貫と『金目鯛(キンメダイ)』と豆富(トウフ)の潮汁(ウシオジル)の留め椀(トメワン)にてひと通り。料理に合せていただいた日本酒は『仙禽』純米大吟醸 無垢、『今西』純米酒 備前雄町、『羽根屋』純米吟醸 生原酒をいただき気持ち良くしていただきました。痒いところに手が届く『味の店いわし』さん、今では師匠筋の『かかし屋』さんに次ぐ人気店へとなりました。事前予約必須の昼は豊富なランチ、夜は居酒屋以上割烹や小料理屋さんに準じた酒肴で愉しませてくれる盛岡の夜を代表する人気店です。
日本酒が進む酒肴の数々と〆のにぎりずし…『味の店いわし』
久しぶりに『味の店いわし』さんへ友人とともに寄せていただきました。最近では岩手最強の海鮮居酒屋『かかし屋』さん同様に予約なしのフリーでの訪問では先ず席は取れません。すっかり馴染さんも付かれたようで盛岡でも指折りの人気店へとなりました。1『いわし』ファンとしましては嬉しいような悲しいような複雑な心境です。友人との再会を祝して盛岡屈指の美味しいギン冷えの生ビールで乾杯。料理は百岡店主へ予め『本日のオススメ品』でお任せの酒肴の盛合せ等々を予約時に事前にお願いしておりましたので供された料理をいただくだけで何を食べようかと悩む必要は無し。當日の料理は『鯖(サバ)の味噌煮(ミソニ)』、『牡蠣(カキ)のもと焼』に『冬瓜(トウガン)と豆富(トウフ)の揚げ浸し』チーズを軸の代わりに芯にした『チーズ&玉蜀黍(トウモロコシ)』、今が旬の『青椒(ピーマン)としらす』の小鉢に『鰯(イワシ)の南蛮漬(ナンバンヅケ)』、女性が悦ぶ『シャインマスカットの寒天(カンテンヨセ)寄せ』に赤酢(アカズ)の舎利(シャリ)を使った『鯖(サバ)の棒ずし』の酒肴の盛合せからスタート。向付には天然物の『南鮪(ミナミマグロ)』のトロに藁焼(ワラヤキ)きにされた『鰹(カツオ)の土佐造り(トサヅクリ)』、『蛸(タコ)の柔らか煮』に『障泥烏賊(アオリイカ)』の造り。焼物には岩手県産の渓流の将軍とも称される『虹鱒(ニジマス)焼』、箸休めに『鰤(ブリ)のあら炊き』に岩手県産の『黒毛和牛(クロゲワギュウ)の陶板焼(トウバンヤキ)』と続き〆の食事には天然物の『南鮪(ミナミマグロ)』のトロ、同じく天然物の『間八(カンパチ)』、『海胆(ウニ)の軍艦巻(グンカンマキ)』で締めていただきました。痒い所に手が届くようなとても素晴らしい料理内容に思わず日本酒が進んだのも言うまでもありません。人気赤丸急上昇中の『味の店いわし』さん。二度足とならないよう必ず事前予約の上、伺われる事をオススメします。
割烹に準じた料理とツボを抑えた日本酒…『味の店いわし』
5月30日の夜は寝城近くの人気店 百岡竜司店主が腕を揮われる『味の店いわし』さんへ再訪させていただきました。席はいつものカウンター席に席を取らせていただきましたが店内は既に満席。百岡店主も良い顔をして仕事されてます。やはり繁盛している店は雰囲気が良く居心地も良いもの。先ずは盛岡トップクラスの美味しさの生ビールで渇いた喉を潤します。ひと呼吸措いたところで前菜代わりの旬菜盛合せが供されました。その内容は左上の『曹以(ソイ)』の焼浸し(ヤキビタシ)から順に『蓴菜(ジュンサイ)』、『ウルイ』とお揚げさんの御浸し(オヒタシ)、右下の『女梶木(メカジキ)』の南蛮漬(ナンバンヅケ)、『鮟鱇(アンコウ)の肝(キモ)』ポン、『生海胆(ナマウニ)』、口直しの『葡萄(ブドウ)』の寒天(かんてん)寄せの酒を呼ぶ酒肴の数々からスタート。そして造りには藁焼(ワラヤキ)された薫香が食欲中枢を刺激する『鰹(カツオ)』のたたきは生姜(ショウガ)と葱(ネギ)の薬味と行者大蒜(ギョウジャニンニク)醤油(ショウユ)の一度で二度美味しいを愉しみ大好きな『ずわいがに』の甲羅(コウラ)詰へと繋がれました。甲羅(コウラ)詰めは供される直前に蒸籠(セイロ)で蒸されておりひと肌の温もり。かに酢とかに味噌を使い分けズワイガニならではの繊細な味と美味しさに暫し陶酔、焼物には北海道羅臼産の超特大サイズの『魚花(ホッケ)』の開きの一夜干し。余りにも立派なサイズゆえ半分にして供していただきましたが上質な脂の旨味が味わえる食べ応えのある『魚花(ホッケ)』で思わず白いごはんが欲しくなる焼魚の後はうっかり画像を撮り忘れてしまいましたが箸休み的に供された自家製の『唐墨(カラスミ)』、そして締めの食事は『鮃(ヒラメ)』の身を贅沢に使った赤だし椀と50㌔サイズの三陸塩竃産の天然『本鮪(ホンマグロ)』のトロと『生海胆(ナマウニ)』を『赤酢(アカズ)』の舎利(シャリ)を使い簀巻(スマキ)で巻いた『うにとろ巻』をいただきひと通りです。料理に合せてヱビスPremiumWhiteの瓶ビールに『鳳凰美田』純米大吟醸 山田錦、『開運』特別純米 涼々、『寶釼』純米吟醸 酒未来をいただきペロンペロンに気持ち良く帰していただいた昨夜の口福な時間に感謝。
走・攻・守 三拍子揃った佳店…『味の店いわし』
めでたく35歳の誕生日を迎えられたモモちゃんこと百岡竜司店主が腕を揮われケイちゃんこと諸岡 慶くんが給仕と御酒番を務められる『味の店いわし』さんへ定期再訪させていただきました。當日も全席満席の大賑わいの中、いつものカウンター席に席を取らせていただき先ずは盛岡でも最上位の美味しさを誇る生ビールで渇いた喉を潤し本日オススメの『酒肴盛合せ』をいただきました。供されたその内容は行者大蒜(ギョウジャニンニク)と割醤油(ワリショウユ)で味わう『鰹(カツオ)』の造りに今時期には超稀少な内子(ウチコ)と外子(ソトコ)たっぷりの『ずわいがに』の雌蟹(メスガニ)の甲羅詰め、蕨豆富(ワラビトウフ)、厚揚(アツアゲ)、薩摩揚(サツマアゲ)、人参(ニンジン)、蒟蒻(コンニャク)、鞘豌豆(サヤエンドウ)、鯛の子(タイノコ)の炊合せ、マスカットの寒天(カンテン)寄せからスタートし焼物には『水鰈(ミズガレイ)』の一夜干し、煮物代わりに『女梶木(オンナカジキ)』のハーモニカの煮魚、油物には『グリーンアスパラ』の天ぷらを桜塩(サクラジオ)で味わい、そして岩手県産の『黒毛和牛(クロゲワギュウ)』と葉山葵(ハワサビ)で味わう牛鍋(ギュウナベ)の小鍋立(コナベタテ)から御食事セットを所望。牛鍋(ギュウナベ)の牛肉をごはん茶碗にオン・ザ・ライス。鰤(ブリ)の身がたっぷりと使われた赤出し椀と燻り雅香(イブリガッコ)、更には『生海胆(ナマウニ)』と『温玉(オンタマ)』も載せてワッシワッシといただきお腹はパンパンにホロ酔いで気持ち良くしていただき終了。酒呑みのツボを抑えた日本酒の品揃えと割烹レベルの酒を呼ぶ酒肴、更には〆の食事と走・攻・守 三拍子揃った『味の店いわし』さん。盛岡屈指の海鮮居酒屋『かかし屋』さん同様、予約必須の人気店です。
昼も夜も鈴なりの客で賑わう佳店…『味の店いわし』
昼は食事処として夜は割烹に勝るとも劣らぬ料理と酒肴で目と舌を楽しませてくれる『味の店いわし』さんにて馴染みの面々とともに久しぶりにL字型のカウンター席を囲ませていただきました。先ずは盛岡でトップクラスの美味なる生ビールにて乾杯し渇いた喉を潤し料理は北九州産産の筍(タケノコ)と三陸産の若芽(ワカメ)の『若竹煮(ワカタケニ)』、富山産の『蛍烏賊(ホタルイカ)』と山菜の『ウルイ』の酢味噌(スミソ)和え、桜塩(サクラジオ)で味わう生の桜海老(サクラエビ)を使った『桜海老(サクラエビ)』のかき揚げに茹でたての蚕豆(ソラマメ)、割烹店のソレを彷彿させる『蓬豆富(ヨモギドウフ)』に『金柑(キンカン)』の蜜煮(ミツニ)の寒天(カンテン)寄せの前菜盛合せから順に千葉県産の『鰹(カツオ)』の造りに『鯨(クジラ)』の造りは針生姜(ハリショウガ)と卸生姜(オロシショウガ)と卸大蒜(オロシニンニク)を使い分けての味くらべ。そして焼物に『水鰈(ミズガレイ)』の一夜干し、油物には車海老(クルマエビ)の幼蝦の『才巻海老(サイマキエビ)』の天ぷら、そして三陸産の『毛蟹(ケガニ)』の甲羅詰(コウラヅメ)と蟹味噌(カニミソ)の檸檬釜(レモンガマ)、自家製の唐墨(カラスミ)大根、百岡店主のSpécialitéのにぎり鮨は赤酢(アカス)を使った舎利(シャリ)で天然ものの『南鮪(ミナミマグロ)』の赤身(アカミ)、天然物の『真鯛(マダイ)』、『烏賊(イカ)』、『小鰭(コハダ)』、蒸し『海老(エビ)』、『いくら』の軍艦巻をいただき更には揚げたての『鶏唐揚(トリカラアゲ)』と布海苔(フノリ)の味噌汁(ミソシル)と漬物(ツケモノ)にて締めごはんをいただきました。店内は満席大盛況の中、YEBISUの白ビールに『東洋美人』の限定酒の純米吟醸 酒未来におりがらみ、そして身体にピースのCALPISサワーをいただきペロンペロンの楽しき時間。居酒屋以上、割烹に準じたしっかりと作り込まれた料理と酒肴に酒呑みのツボを抑えられた日本酒が楽しめる人気店です。盛岡の中心街の『アートホテル盛岡』、『ドーミーイン盛岡』、『ホテルエース盛岡』の3軒のホテルからいづれも徒歩3分程という地の利もあり地元客と出張客が仲良く肩を並べ夜な夜な賑わう人気店です。
美味し酒肴に旨し日本酒で満たしてくれる…『味の店いわし』
2月14日は世の中はSt. Valentine's Dayで盛り上がる中、昼餉は『むら八』さんで『佐助豚(サスケブタ)のロースかつ定食』をいただき夜は『開店一周年』を迎えられた百岡竜司店主が腕を揮われる『味の店いわし』さんヘ再訪させていただきました。席は、いつものカウンター席に席を取らせていただき雑味を感じぬ美味しい生ビールで先ずは渇いた喉を潤しました。料理は百岡店主お任せの前菜盛合せを所望。長方形の塗盆に載せ供されたその内容は柚子(ユズ)薫る『白菜(ハクサイ)の御浸し(オヒタシ)』、前日の日曜日の釣果 3尾/150尾の岩洞湖(ガンドウコ)産の公魚(ワカサギ)を使った『鰙(ワカサギ)の天ぷら』、『鰯(イワシ)の梅煮(ウメニ)』と人参(ニンジン)、大根(ダイコン)、牛蒡(ゴボウ)の炊合せ、『蛍烏賊(ホタルイカ)』の酢味噌(スミソ)に酢取り(スドリ)茗荷(ミョウガ)、食用の菊花(キッカ)に菜花(ナバナ)添え、『葡萄(ブドウ)の寒天(カンテンヨセ)寄せ』の色々な旬の味が愉しめる五点盛の先付からスタート。向付には1.5㌔の『寒鮃(カンビラメ)』の造り。身はぶるんぶるんと弾力があり厚めの『縁側(エンガワ)』から溢れ出る上質な脂の旨味。そして強肴には百岡店主がFacebookに投稿されていた三陸産の『毛蟹(ケガニ)』の甲羅詰めと檸檬釜(レモンガマ)に詰められた『毛蟹(ケガニ)』の『蟹味噌(カニミソ)』を福島の『飛露喜』純米吟醸、『冩樂』純米酒のグラスとともにじっくり堪能させていただきました。開店から一年が経ちコロナ禍のアゲインストの風が吹きつける中でも盛岡屈指の人気店となり昼も夜も鈴なりのお客さんで賑わっていることは『味の店いわし』さんの1ファンとしましてはとても嬉しく思う反面、連日連夜混み過ぎて自分の居場所が無くなってしまったような切なさや淋しさも時として感じます。開店二年目もきっと更に大きく羽ばたかれることでしょう。
開店一周年を迎えられた路地裏の人気店…『味の店いわし』
2021年2月1日に新規Openされた『味の店いわし』さんが 栄枯盛衰、盛者必衰の盛岡の中心街の飲食業界にあって確固たる地位を築きつつめでたく『開店一周年』を迎えられました。當日はOpenから贔屓にされている御常連さんの方々とともに一周年記念の御祝い席に着かせていただきテーブルを一緒に囲ませていただきました。ギン冷えの瓶ビールで乾杯を済まし御祝酒として用意された『豊盃』の『豊盃米(ホウハイマイ)』で醸された稀少な純米吟醸酒へと移行、更には自発的には先ず滅多に口にすることは無い黒麹仕込みの本格芋焼酎『魔界への誘い』等とともに青森県を代表する高級ブランド牛の『倉石牛(クライシギュウ)』A-5のサーロインステーキ用の牛肉を南部鉄器のすき焼鍋を使い一枚は鉄鍋焼のステーキとして味わい、もう一枚は『牛鍋(ギュウナベ)』風のすき煮として絶品の黒毛和牛の牛肉の旨味に堪能させていただき〆のごはんは大きな土鍋で炊きあげられた『海胆(ウニ)』と『鮑(アワビ)』を使った八戸の郷土料理『いちご煮』の炊込みごはんでしっかりと腹ごしらえをさせていただきました。他にも『味の店いわし』さんの定番料理の天然物の『南鮪(ミナミマグロ)』の赤身に中トロ、九州産の『生鯖(ナマサバ)』や『九絵(クエ)』に北海道産の肉厚な『帆立貝柱(ホタテカイバシラ)』の造りに盛岡や八戸等、旧 南部藩(ナンブハン)の年末年始の食卓には欠かすことが出来ぬという子持ちの『滑多鰈(ナメタカレイ)』の煮付や柔らかさの中にも絶妙な咀嚼感が愉しめる『蛸(タコ)の桜煮(サクラニ)』、鮟鱇(アンコウ)の肝(キモ)で作られた自家製の『鮟肝豆富(アカキモトーフ)』に『浅蜊(アサリ)』と青菜(アオナ)の御浸し(オヒタシ)に口直しの青梅(アオウメ)の寒天寄せ(カンテンヨセ)等を酒肴に御祝いのグラスを重ねさせていただき時計の針が24時の日付変更線を過ぎ2月1日となったところで楽しき宴の時間は御開き解散となったのでありました。盛岡の中心街の一本裏手の立地に店を構えられている『味の店いわし』さんですが周囲の『ドーミーイン』さんや『ホテルエース』さん、『アートホテル』さんへ宿泊されている県内外のお客さんと地元客とで日々賑わいを見せる昼は定食屋さんとして夜は居酒屋以上割烹に準じた呑み喰い処として二毛作営業をされている『味の店いわし』さん。益々のご繁盛を祈念致します。
割烹に準じた料理と鮨が愉しめる…『味の店 いわし』
昼は定食屋さんとして夜は居酒屋以上割烹店に準じた料理屋さんと鮨屋さんのハイブリッドな顔を持たれる『味の店いわし』さんへ久しぶりに再訪させていただきました。土曜日の夜は當然のことながら全席満席。カウンターの末席に席を取らせていただき久方振りに再会した友人達とともに酒盃を傾けさせていただきました。先ずはギン冷えの赤⭐️(アカボシ)の瓶ビールにて渇いた喉を潤します。料理は『寒鮃(カンビラメ)』、『赤烏賊(アカイカ)』、『寒鰤(カンブリ)』、『南鮪(ミナミマグロ)』の造りに真鱈(マダラ)の『白子(シラコ)』の『くもこポン酢』、『玉子豆富(タマゴトウフ)』に『糸海蘊(イトモズク)』の酢もの、『鴨(カモ)ロース』に根付きの『芹(セリ)』、『堀川牛蒡(ホリカワゴボウ)』に『人参(ニンジン)』の炊合せ、『彌猴桃(キウイ)』と『蜜柑(ミカン)』の寒天(カンテン)寄せの前菜盛合せ。焼物には『金目鯛(キンメダイ)』あしらいに酢取り茗荷(ミョウガ)、そして久々に口にする柴山港の『ズワイガニ』を使った蟹(カニ)の甲羅焼(コウラヤキ)です。兵庫県柴山港『登代栄丸』のピンクのタグ付きのズワイガニです。盛岡の地でまさか香住の蟹(カニ)を口にすることが出来るとは夢ゆめ思わず。甲羅(コウラ)ごと火にかけられ熱々のかにみそとほっかほかの蟹(カニ)の身を良く混ぜ和え『東洋美人』の限定酒 純米吟醸 愛山 醇道一途とともに味わい小腹が空いたところに『いくら』の軍艦巻を一貫、更に『蛸(タコ)の唐揚(カラアゲ)』を二貫揚げていただき『冩樂』純米酒とともに味わい締めは『温海蕪(アツミカブ)』の酢漬けに『浅蜊(アサリ)』の赤だし椀とともに『塩辛(シオカラ)』小丼で締めたのでありました。『味の店いわし』さん本当に痒いところに手が届く佳き店です。帰りには『秋刀魚(サンマ)の棒ずし』をオミヤで一折造っていただきました。一日置いて翌日にいただいた『秋刀魚(サンマ)の棒ずし』はしっかりと酢締めされた秋刀魚(サンマ)と赤酢(アカス)の舎利(シャリ)を使い更に舎利の中には海老(エビ)で作られた『朧(オボロ)』が射込まれたひと手間掛けられたもの。外は雪が深々と舞降る盛岡で久々に楽しい土曜日の夜を満喫させていただきました。
昼に夜にととても重宝する店…『味の店いわし』
コロナ禍再拡大の盛岡には岩手県独自の緊急事態宣言が発令され市内全域の飲食店へはpm20時までの時短営業への通達が出され中心街の飲食店も御多分に漏れず臨時休業や時短営業の店で夜に食事をする場所を探すのもひと苦労。幸いにも御近所の『味の店いわし』さんへと寄せていただいたのですが店の周囲に『アートホテル』さんや『ドーミーイン』さん、『ホテルエース』さんからいづれも徒歩2~3分の位置にあるというロケーションということもあり自粛営業下の中でも他店を他所眼に店内は満席大盛況。やはり周囲にホテルが有り休業されている店が多いと何処かにそのハレーションは著るもの。其の受皿になった感のあるのが『味の店いわし』さんだったのでしょう。店内は明らかに出張等の県外客が7割以上と思われるいつもとは明らかに異なる客層に些かビビリつつノンアルコールビールとともに『みずの瘤(コブ)』、『焼き茄子煮浸し(ヤキナス ニビタシ)』、柚子(ユズ)香る『蛸(タコ)ブツの煮浸し(ニビタシ)』に『鰹(カツオ)の酒盗豆腐(シュトウトウフ)』等とともに目の前のテレビを視ながらノンアルコールビールの瓶を3本空けて赤酢(アカス)使いの舎利(シャリ)で味わう『本鮪(ホンマグロ)』赤身(アカミ)、振り柚子(フリユズ)をした『曹以(ソイ)』、軽く酢締め(スジメ)にした『鯵(アジ)』に『芝海老(シバエビ)の朧(オボロ)』を挟んだ江戸前鮨のDNAを感じさせるにぎりと歯切れの良い海苔(ノリ)で包まれた『本鮪(ホンマグロ)』中トロと『塩海胆(シオウニ)』という百岡店主のSpécialitéの手巻き寿司を軽く摘んでサクッと味わって早々に店を後にしたのでありました。
費用対満足度が高過ぎるSpecialな定食…『味の店いわし』
何かと足を向ける機会が多い御近所の『味の店いわし』さんにランチをいただき再訪させていただきました。今回は王道の定食メニューの中から一番人気の『鮪(マグロ)ホホ肉 照焼き』の定食850yen+『鶏(トリ)の唐揚げ』2個100yenを追加した定食をごはん大盛でお願いしました。待つ事、10分余りで注文の品が席に運ばれてきました。長方形の塗盆の上には主菜の『鮪(マグロ)ホホ肉 照焼き』に副菜に『造り三種盛』に『鰻(ウナギ)の卓袱巻(シッポクマキ)』に『浅利(アサリ)の味噌椀』に山盛りのマンガ盛ごはんに胡瓜(キュウリ)の漬物に追加注文した『鶏(トリ)の唐揚げ』に水菓子の『フルーツトマト蜜煮(ミツニ)の寒天寄せ(カンテンヨセ)』のSpecialな定食をいただきました。主菜の『鮪(マグロ)ホホ肉 照焼き』は豊洲市場から直接仕入れられている天然物の『ミナミマグロ』の頰肉(ホホニク)に薄力粉を薄く纏わせ玉葱スライスとともにたっぷりのバターを使いソテーされたごはんが進み過ぎる一品。『造り三種盛』には『鰹(カツオ)』赤身、『鰆(サワラ)』焼霜、三陸宮古産の『サーモン』の三種。一見、信田巻(シノダマキ)か擬製豆腐(ギセイトウフ)に見えた巻簾(マキス)で巻かれた一品は刻まれた鰻(ウナギ)の蒲焼(カバヤキ)、椎茸(シイタケ)、木耳(キクラゲ)、人参(ニンジン)と卵(タマゴ)で造られた『鰻(ウナギ)の卓袱巻(シッポクマキ)』に揚げたて熱々の『鶏(トリ)の唐揚げ』という充実し過ぎる副菜陣。この味このボリュームで懐に優しい950yenの値段は毎日でも通いたくなる魅力があります。水菓子のフルーツトマト蜜煮(ミツニ)の寒天寄せ(カンテンヨセ)等、女性の方々にも嬉しい内容と思われますが近隣で働かれている女性のお客さんが頓に増えてきているのは紛れもない事実です。
山椒の隠し味がワザアリのかつ丼…『味の店いわし』
前夜『町中華で飲ろうぜ!!』を視て就寝したこともあり翌日のランチは當初『中華』モードでしたが訳あって予定を急遽変更して向かったのが御近所の『味の店いわし』さんです。席に着きセルフの水をグラスに注ぎひと呼吸措いたところで取敢えずメニューにひと通り目を通してみます。特に変更は無く定食類は煮魚、焼魚、天ぷら、鮪ホホ肉照り焼き、国産豚のとんかつ、鶏唐揚げ、牛カルビ生姜焼の定番の七種類がいずれも850yen、丼ものはかつ丼、天丼が780yen、鰻(ウナギ)三色丼850yenの三品。そして和風出汁(ワフウダシ)のカレーライス850yenに和風出汁のカツカレー950yenというラインナッブ。前回はとてもボリューミーな『和風出汁カツカレー』の大盛をいきぎきましたので今回は丼物の王道の『かつ丼』を無料サーヴィスの『大盛』でオーダー。程無くして長方形の塗盆で供された注文の品は朱色の漆器の丼で供された主役である『かつ丼』の他に胡瓜(キュウリ)の漬物に『海老出汁(エビダシ)』の赤だし椀に水菓子の『寒天(カンテン)寄せ』という陣容です。供されたその『かつ丼』は一般的な煮込みのかつ丼では無く揚げたて熱々のとんかつの上に玉締めした九条ねぎ等を掛けたものでサクッサクとした衣の食感も愉しめるものでした。山椒(サンショウ)の隠し味が効いた甘過ぎる『かつ丼』とは一線を画す味が引締まった美味しい『かつ丼』でした。食後にはフルーツトマトの蜜煮(ミツニ)を寒天で寄せた水菓子をいただきひと通りです。この水菓子は女性陣にはきっと嬉しいことでしょう。
満腹満足間違いナシの和風出汁カツカレー…『味の店いわし』
前日のランチは『肉バルサンダー』さんにて『短角牛(タンカクギュー)』を使い四元豚(ヨンゲントン)の揚げたてのトンカツが横たわったスパイシーなカツカレーをいただはました。そしてその翌日のランチは『味の店いわし』さんへお目当ての『和風出汁』の『カツカレー』をいただきに寄せていただきました。席に着き先ずはメニューに目を通しひと通りチェック。定食類は煮魚、焼魚、天ぷら、鮪ホホ肉照り焼き、国産豚のとんかつ、鶏唐揚げ、牛カルビ生姜焼の定番の七品で煮魚は目抜(メヌケ)煮付け、焼魚は金華鯖(キンカサバ)か大船渡産の鯵(アジ)の開きの二者択一で新メニューの鯵(アジ)フライという充実したラインナップ。丼ものはカツ丼、天丼、鰻(ウナギ)三色丼に鰻丼(ウナドン)の並と上の計五品。そしてお目当ての和風出汁(ワフウダシ)のカレーライスに和風出汁のカツカレーというとても目移りしてしまうメニューの構成の中から初志貫徹にて『和風出汁カツカレー』をオーダー。カレーは辛さ3段階でNormal(ノーマル)、Red(レッド)、青唐Max(アオトウマックス)の上を行く『青唐辛子(アオトウガラシ)DoubleMax(ダブルマックス)』にてお願いしました。程無くして長方形の塗盆で供された注文の品は蓋付きの漆器丼で供された主菜の他に副菜には『夕顔(ユウガオ)』翡翠煮(ヒスイニ)に倍増分の『青唐辛子(アオトウガラシ)』の醤油漬の刻み、胡瓜(キュウリ)の漬物に『本鮪(ホンマグロ)』の山かけに『海老(エビ)』出汁の赤だし椀という充実した陣容での登場です。主菜の丼の蓋を外してみますと中には7等分に切り分けれた120㌘の『ロースカツ』にたっぷりの『青唐辛子(アオトウガラシ)』の刻み漬(キザミヅケ)、スペイン・ガルシア地方発祥の遠野産の『ピメントス・デ・パドロン』に『菠薐草(ホウレンソウ)』に酢取り『茗荷(ミョウガ)』に湯抜き『玉子(タマゴ)』という豪華な内容。和風出汁と謳われた『カレールゥ』は『鰹(カツオ)』の二番出汁を主体に『鯖節(サバブシ)』等の出汁で造られたと思しきもので鰹出汁(カツオダシ)の香味と鯖節(サバブシ)のコクが鼻腔と食欲中枢を刺激するカレールゥで見た目と味のギャップに驚きつつ五味五感を楽しませていただきました。自分はごはん大盛にサイズアップしていただきましたが流石にボリューム満点です。難なく完食した自分を見て「大丈夫ですか?」と百岡店主。「腹が減っては戦は出来ぬ」とすっかり重くなったお腹を抱えて店を後にした昼下がり。
割烹並みの料理で五感を楽しませる…『味の店いわし』
コロナ禍の中、盆休に入ったものの帰省することも何処かへ旅行に出かけることも出来ぬ今年の夏休み。夕方17時には岩手県独自の『緊急事態宣言』なるものが発表されましたが盆休に入った後の緊急事態宣言の効果は懐疑的に思ったのは決して自分だけでは無いように思います。現実、盛岡の中心街には帰省客なのか?所謂、コロナ禍疎開なる方々なのか?ツーリストなのか?の判断は自分にはつきませんが明らかに人流の多さが普段のニ、三倍に膨らんでいたハレーションが現れるのは二週間後に一体どうなっているのだろう?などと考えつつ向かった先は、ご近所の『味の店いわし』さんです。予約していたいつものカウンター席に席を取らせていただき先ずはギン冷えのノンアルコールビールにて渇いた喉を潤します。料理は『湯上がり娘』という御当地ブランドの 『夏豆(エダマメ)』の茹であげに『焼茄子(ヤキナス)』のお浸し、『蓴菜(ジュンサイ)』酢の物に国産の『牛すじ』の煮込と『毛蟹(ケガニ)』のクリームコロッケというスペシャルな先付兼八寸のようなオススメの酒肴五点からスタートです。向付には天然『本鮪(ホンマグロ)』赤身、『金目鯛(キンメダイ)』、『鰹(カツオ)』の腹身、『女梶木(メカジキ)』のトロ、『生鯖(ナマサバ)』の五点盛を生姜(ショウガ)と山葵(ワサビ)を使い分け味わい焼物には『真河豚(マフグ)』の『白子(シラコ)』を使った『河豚(フグ)の白子焼(シラコヤキ)』を所望。ねっとりと舌に纏わりつく白子の美味しさに酔いしれ油物には居酒屋さんではテッパンの『真烏賊(マイカ)』の『下足(ゲソ)の唐揚げ(アラアゲ)』をいただきました。仕上げに青柚(アオユズ)を削り掛け供される辺りが居酒屋以上割烹並みの料理で愉しませてくれる『味の店いわし』さんStyleです。そして小腹を満たすために鹿児島県産の『鰻(ウナギ)』を使い作られた『鰻丼(ウナドン)』と鰻丼には欠かすことの出来ぬ『奈良漬(ナラヅケ)』と『山椒(サンショウ)』と肝吸いの代わりの汁物でお腹をパンパンに膨らませ食後の水菓子に今が旬の『滝沢西瓜(タキザワスイカ)』そして冷たい冷茶で締めた愉しき時間を愉しませていただきました。寝城の御近所に本当に居心地が良く美味しい店が出来て自分の盛岡LIFEの楽しみがまたひとつ増えました。
土曜日や休日も普段と変わらぬ昼餉がいただける…『味の店いわし』
三連休最終日の8月9日の祝日のランチは寝城から御近所の『味の店いわし』さんへ向かい普段のランチでは時間の関係でなかなか味わうことが出来ぬ『焼魚定食』に狙いを絞り寄せていただきました。出入口に最も近いカウンター席に席を取り先ずはセルフで注いだ冷水で渇いた喉を潤します。取敢えず品書きにひと通り目を通してみます。ランチメニューは基本の『定食』類は主菜の他に副菜が二品にごはん、味噌汁、香の物が付いて850yen。定食の選択肢は『煮魚』、『焼魚』、『天ぷら』、『鮪ホホ肉照り焼き』、国産豚使用の『とんかつ』、『鶏唐揚げ』、『牛カルビ生姜焼』の七種類で煮魚は『雪駄鰈(セッタカレイ)』で焼魚は『金華鯖(キンカサバ)』、丼ものは、かつ丼、天丼が780yen、鰻(ウナギ)三食丼 850yenの丼もの三種に和だしカレー 850yenに和だしカツカレー 950yen。更には定食類や丼ものにプラス1のおかずメニューで『鶏の唐揚げ』2ヶ、笹かま天ぷらが各100yen、海老天ぷら1本、穴子の天ぷら2本が各350yen、ごはんの大盛りは無料でおかわりは1杯100yen、味噌汁のおかわりも100yenという食べ手の側に立って考えられた痒い所に手が届くようなメニュー構成となっています。前述した通り普段は時間の関係でなかなか味わうことの出来ぬ『金華鯖(キンカサバ)』の『焼魚定食』をオーダー。待つこと10分程で長方形の塗り盆に載せ供された注文の品は主菜には宮城金華山沖で獲られ石巻港に水揚げされた脂のりのりの『金華鯖(キンカサバ)』の半身に副菜には『本鮪(ホンマグロ)』の赤身に『女梶木(メカジキ)』、『鰹(カツオ)』の造りに一見、前回と同じ雲白肉(ウンパイロウ)にも見えた其れは山芋(ヤマイモ)の摺流し(スリナガシ)を出汁(ダシ)で伸ばしたものにしゃぶしゃぶされた豚肉の薄切りというネバトロな一品。そして大盛でお願いしたごはんは茶碗にマンガ盛りの山盛りごはんに沢庵(タクアン)に浅蜊(アサリ)の味噌汁という日本人のDNAを呼び覚ますような内容。今、盛岡でこれだけ内容充実して美味しい『和定食』を日々供してくれる店は『味の店いわし』さん以外に自分は知りません。許されることなら毎日でも通いたい店が御近所にある幸せ。土曜日や休日営業でも普段と変わらぬランチメニューの提供をしていただける盛岡でお気に入りの一軒です。
昼夜ともに美味しい食事が味わえる…『味の店いわし』
當日の夜は當初は三陸/宮古へと遠征をする予定でおりましたが寄せていただく予定をしていた店の近くの店から19名のクラスター感染が発生したので順延を一考された方が良いのでは?と店側からご丁寧な連絡をいただき、その言葉に従うことに。ということで急遽、予定を変更となり夜に向かったのは寝城近くにあるアメリカ/Los Angelesにて5年余の鮨屋での経験を持たれる百岡店主が腕を揮われる『味の店いわし』さんへ再訪させていただきました。席はいつものカウンター席の末席に取らせていただき気分だけでも生ビールをということでギン冷えのグラスにノンアルコールビールを注ぎ渇いた喉を潤しスタート。料理は『海月(クラゲ)』と胡瓜(キュウリ)と酢取り茗荷(ミョウガ)の酢の物に『夕顔(ユウガオ)』の翡翠(ヒスイ)煮の鶏(トリ)そぼろ掛け、『夏烏賊(ナツイカ)』のホイル焼に『八角(ハッカク)』の田楽(デンガク)の本日の店主オススメに天然『本鮪(ホンマグロ)』赤身、『石投(イシナギ)』に『女梶木(メカジキ)』、『鰹(カツオ)』に『真鯵(アジ)』の五種六点盛を山葵(ワサビ)と生姜(ショウガ)を使い分け愉しませていただき更には百岡店主のインシュピレーションから造られた毛蟹(ケガニ)の甲羅(コウラ)に詰め供された三陸産の身厚の大きな『穴子(アナゴ)』とそろそろ漁期も最終の三陸産の名残の『生海胆(ナマウニ)』の『穴子(アナゴ)の海胆焼(ウニヤキ)』を酒肴として半分を味わい残り萬分はマンガ盛のような山盛りごはんに『浅蜊(アサリ)の味噌汁』、自家製の『烏賊(イカ)の塩辛(シオカラ)』、胡瓜(キュウリ)の芥子漬(カラシヅケ)の漬物に『焼海苔(ヤキノリ)』にて食事をいただきお腹が充ニ分に満たされたところで店を後にした三連休初日の土曜日の夜。
トリプル Ginger で食欲増進…『味の店いわし』
日中の最高気温が36℃超えの猛暑日となった8月5日の盛岡。岩手県南では37℃に迫り當日の日中の最高気温の高さは全国で2番目の暑さだったとか?そんな暑い日のランチに向かった先は百岡竜司店主が腕を揮われる『味の店いわし』さんです。出入口に最も近いカウンター席に席を取り先ずはセルフで注いだ冷水で渇いた喉を潤します。3日前にも寄せていただいたばかりですが取敢えず品書きにひと通り目を通します。基本の『定食』類は主菜の他に副菜が二品にごはん、味噌汁、香の物が付いて850yen。定食の選択肢は『煮魚』、『焼魚』、『天ぷら』、『鮪ホホ肉照り焼き』、国産豚使用の『とんかつ』、『鶏唐揚げ』、『牛カルビ生姜焼』の七種類で煮魚は『雪駄鰈(セッタカレイ)』で焼魚は『金華鯖(キンカサバ)』、丼ものは、かつ丼、天丼が780yen、鰻(ウナギ)三食丼 850yenの丼もの三種に和だしカレー 850yenに和だしカツカレー 950yen。更には定食類や丼ものにプラス1のおかずメニューで『鶏の唐揚げ』2ヶ、笹かま天ぷらが各100yen、海老天ぷら1本、穴子の天ぷら2本が各350yen、ごはんの大盛りは無料でおかわりは1杯100yen、味噌汁のおかわりも100yenという食べ手の側に立って考えられた痒い所に手が届くようなメニュー構成となっています。今回は『生姜(ショウガ)』で食欲中枢を刺激し『牛カルビ』でスタミナチャージを目指し『牛カルビの生姜焼き』定食850yen+サイドメニューの『鶏の唐揚げ』100yenを追加したプチリッチな定食をいただきました。程無くして長方形の塗盆で供された注文の品は主菜の『牛カルビ生姜焼』に副菜には四川料理の『雲白肉(ウンパイロウ)』風の豚バラ肉と薄切り胡瓜(キュウリ)の小鉢に『本鮪(ホンマグロ)』の赤身、中トロ、『鰤(ブリ)』の刺身に胡瓜(キュウリ)の漬物、浅蜊(アサリ)の味噌汁にマンガ盛りのような大盛りごはんという陣容です。『生姜焼(ショウガヤキ)』≒『豚肉』という構図が頭の中に刷り込まれておりますが『牛肉』の生姜焼も『時雨煮(シグレニ)』に生姜(ショウガ)を加えたありそうでない味わいで頭の中の刷り込みを見事に刷新してくれる味わいでした。使われている『生姜(ショウガ)』は『おろし生姜(ショウガ)』と『針生姜(ハリショウガ)』のダブルGinger(ジンジャー)で予想以上に食欲中枢を刺激。程良い脂身の甘みと濃いめのタレの味が箸を進める速度を飛躍的に早めてくれました。追加した『鶏の唐揚げ』は下味に『生姜(ショウガ)』隠し味にニンニクが使われたもので揚げたてを生姜焼を食べ終える少し前に後出しで供され熱々を美味しくいただきました。ランチから『牛肉』に『豚肉』に『鶏肉』と肉三昧のランチを完食し暑さにも負けず夏バテもせず午後からの仕事にしっかり精をだしたのでありました。
ランチメニューの充実ぶりに目を瞠りました…『味の店いわし』
8月2日、週初めの月曜日のランチは百岡竜司店主が腕を揮われる『味の店いわし』さんへ寄せていただきました。久しぶりに品書きに目を向けてみますと随分とメニューが増えていることに先ずは驚かされました。基本の『定食』類には主菜の他に副菜が二品にごはん、味噌汁、香の物が付いて850yen。定食の選択肢は煮魚、焼魚、天ぷら、鮪ホホ肉照り焼き、国産豚使用のとんかつ、鶏唐揚げ、牛カルビ生姜焼の七種類、更にカツ丼、天丼、鰻(ウナギ)三食丼、鰻丼(並)、鰻丼(上)の丼物五種に和だしカレーに和だしカツカレーと守備範囲が広くなった品書きの数に比例するように大入り満員の店内に妙に納得。以前は男性の一人客が多いように感じたものの今では女性客の方が多くなったことも品書きのラインナップが増えた要因なのでしょう。カレーに多少惹かれつつも今回は久しぶりに『天然ミナミ鮪』のホホ肉を使った『鮪ホホ肉照り焼き』定食850yen+サイドメニューの『鶏の唐揚げ』100yenを追加した定食をお願いしました。店内の混み具合から判断し結構時間がかかりそうと思いきや予想に反して10分程で長方形の塗盆に隙間なく並べられた注文の定食が配膳されました。主菜の『鮪ホホ肉照り焼き』は照焼きと言うよりもバター焼のソテーに近いものであり副菜には先週末の造りのキャリー品の落としと思しき『ボタン海老(エビ)』に『鰆(サワラ)焼霜(ヤキシモ)』、『本鮪(ホンマグロ)』中トロという主菜クラスの内容の副菜と茗荷(ミョウガ)と檸檬(レモン)が添えられた素麺(ソウメン)+外はパリッ中はジュワ〜。生姜(ショウガ)の下味がしっかりと付けられた『鶏の唐揚げ』というプチリッチで食べ応えのあるランチをいただきました。盛岡の中心街に店を構えられつつ此れだけの素晴らしい内容の定食が千円アンダーでいただける幸せ。本当に佳き店が身近に出来て有難し。
痒い所に手が届く究極のおもてなし…『味の店いわし』
7月10日 週末土曜日のランチは御近所の『味の店いわし』さんへ。しかし土曜日のランチ営業は単身赴任の身にとって本当に有難いかぎり。座り馴れたカウンター席に腰を下ろし先ずは品書きに目を向けてみます。煮魚、焼魚、天ぷら、一番人気の『鮪(マグロ)ホホ肉照り焼き』にニューフェイスの『国産豚ロースとんかつ』、鶏の唐揚げ、牛肉生姜焼(ギュウニクショウガヤキ)という850yenの定食類の他に鰻三色丼(ウナギ サンショクドン)、だしカレー850yenに国産とんかつ付だしカレー950yenという真新しい品書きが加わり選択肢が随分と増えておりました。さて、何をいただこう?久しぶりに『鮪(マグロ)ホホ肉照り焼き』にするか新しく品書きに加えられた『国産豚ロースとんかつ』にしてみるか?と悩み考えているところにカウンター席にひょっこりと顔を出した百岡店主「今日は大きな鯵(アジ)が入ったので品書きには未だ載せてないんですが『鯵(アジ)フライ定食』でも作りましょうか?の言葉に2つ返事でお願いしました。週末の土曜日の昼ながら店内は満席大盛況。隣席では美味しそうに生ビールを呑んでいる方々を横目にポンコツ治療中の自分はアルコール類を呑むことは出来ず。そうこうしてる間に供された『鯵(アジ)フライ定食』。主菜には身厚の立派な『鯵(アジ)フライ』副菜には『鰹(カツオ)の刺身』に色麺が混ざった素麺(ソウメン)をマヨネーズで和えたシルバーサラダ風の小鉢に『鯵(アジ)フライ』用の自家製のタルタルソース、ごはんに沢庵(タクアン)、あら汁の味噌椀(ミソワン)という陣容での登場です。『鯵(アジ)フライ』は自家製のタルタルソース、醤油にソースを使い分け一度で三つの味わいを愉しみながらいただきました。そして『鯵(アジ)フライ』の下には何と『鶏の唐揚げ』が二個隠されているではありませんか。これが百岡店主の痒い所に手が届く究極の心配り。前夜の『某処』での『塩ザンギ』を凌駕する美味しい下味がしっかり付けられた『鶏の唐揚げ』と外はサックサク中はしっとりと蒸し揚げにされた『鯵(アジ)フライ』そして『鰹(カツオ)の刺身』と至れり尽くせりの美味しい豪華版の昼餉をいただきました。
割烹を凌駕する料理と旨い酒…『味の店いわし』
2021年のG.Wは帰省する訳でもなく何処かへ旅に出かけるでもなくあっという間に過ぎ去りました。連休が明けて通常勤務となった5月6日、ランチはクランアント氏とともに中国料理『萬花京』さんで美味しい炒飯をいただき夜に足を向けたのが寝城近くの『味の店いわし』さんです。前夜は『味楽苑』さんにて美味しい焼肉を満喫した翌日ということもあり身体が自然に美味しい魚貝類を求めるのは自然の摂理かと。席はいつものカウンター席に席を取らせていただき先ずは盛岡一美味しいと思われる生ビールで渇いた喉を潤しました。當日のお任せの先付は包丁ワザが冴える『長芋素麺(ナガイモソウメン)』に『鮟鱇(アンコウ)の肝(キモ)』のアン肝ポン酢、『磯螺貝(イソツブガイ)の旨煮(ウマニ)』に『白ボタン海老(エビ)の素揚げ』の四点盛からスタートです。そして向付には表面が香ばしく仕上げられた『鰆(サワラ)の焼霜(ヤキシモ)造り』に天然ものの『本鮪(ホンマグロ)』の赤身と中トロの三点盛です。養殖や蓄養モノの本鮪(ホンマグロ)とは一線を画す天然物特有の上品な中トロの脂の甘みと旨味、そして赤身の鉄味とほのかな酸味を愉しませていただいた後には焼物の三陸産の『牡蠣(カキ)の山椒焼(サンショウヤキ)』と岩手県産『グリーンアスパラ』の黄身地焼(キミジヤキ)にイタリア/アルバ産の『サマートリュフ』が目の前で削り掛けられたものをいただき締めは自家製のベシャメルソースの味がキラリと光る『毛蟹(ケガニ)のクリームコロッケ』とごはんと沢庵(タクアン)、味噌汁にて締めた口福な時間。料理に合せていただいたアルコール類は都合、三杯いただいた盛岡一美味しいと思われる生ビールに『飛露喜』に『鍋島』と美味しい料理と旨い酒を堪能させていただきました。居酒屋のレベルを遥かに超えた割烹並みの料理で眼と舌を愉しませてくれる『味の店いわし』さん。毎日でも通いたいと思わせてくれる本当に佳き店です。
割烹に勝るとも劣らぬ素晴らしき店…『味の店いわし』
G.Wの大型連休前の4月28日。雨が降りしきる中、向かった先は盛岡の寝場から程近い場所にある『味の店いわし』さんです。いつものカウンター席へ席を取らせていただき先ずは盛岡一美味しいと思われる生ビールを一気呑みし渇いた喉を潤しました。百岡店主に半ばお任せして供していただいた料理は先付には色々な味が楽しむことが出来る欲張りな内容で『筍(タケノコ)の姫皮(ヒメカワ)と浅蜊(アサリ)と独活(ウド)の芽(メ)のヌタ和え』、国産の鮟鱇(アンコウ)の肝(キモ)で造られた『アンキモ』ポン酢、目に鮮やかな『蓬豆腐(ヨモギドウフ)』に焼きたて熱々の『厚焼玉子(アツヤキタマゴ)』に仕上げにイタリア産の『サマートリュフ』を削られた一皿の全四品です。更に生ビールを2杯いただき向付には初鰹(ハツガツオ)でもなく迷い鰹(マヨイガツオ)でも無い紀州 和歌山産の『もち鰹(ガツオ)』。その食感と味わいは別格ものです。椀物は五臓六腑に染み渡る『桜鯛(サクラダイ)』と筍(タケノコ)の潮汁(ウシオジル)、焼物には皮目をパリッと脂が載り弾力のある身はしっとりと焼かれた『本つぼ鯛』、そして小腹を満たすために締めは『赤酢』の舎利を使った手巻き寿司と軍艦巻です。その中身は『本鮪(ホンマグロ)』のカマトロに三陸産の『生ウニ』に『いくら』と『サマートリュフ』の所謂、『通風寿司(ツウフウズシ)』。留椀に『あら汁』をいただき締めた口福な時間。料理に合わせて入荷仕立ての『飛露喜』純米吟醸に『鍋島』純米吟醸を開栓口開けにて居酒屋の看板を掲げつつ近隣の割烹を謳われる店に勝るとも劣らない『味の店いわし』さん。御近所に本当に佳き店が出来てくれて個人的にうれしいかぎりです。
ランチの定食も美味しい二毛作店…『味の店いわし』
コロナ禍の逆風が吹付ける中、盛岡の中心街の大動脈、大通り商店街と中央通りの間の路地裏の道、『ホテルエース盛岡』さんの裏手に2月1日に新規オープンされたアメリカL.A(ロサンジェルス)から凱旋帰国をした百岡店主が腕を揮われる『味の店いわし』さん。盛岡での寝城から徒歩3~4分という自分的には行き易い位置ということもあり開店以来、週イチ+αの頻度で通わせていただいています。昼は御食事処として夜は居酒屋の雰囲気の中、割烹並みのクオリティの高い料理を供してくれる店として数多の客が訪れる二毛作店です。夜の部には既に幾度となく足を運ばせていただいている店ですが今回のレィティングはランチメニュー全制覇を目指して四度目の昼の部のレビューとなります。暖簾をくぐり風除室でしっかり手指の消毒を済ませ飛沫防止のアクリル板が設置されたカウンター席に席を取らせていただき先ずは品書きに目を通します。名残り『かきの土手味噌炊き(ドテミソダキ)』、『金華鯖(キンカサバ)焼き』、『本目抜(ホンメヌケ)煮付け(ニツケ)』、『穴子(アナゴ)海老(エビ)天ぷら』、『海老(エビ)と鶏団子(トリダンゴ)旨煮(ウマニ)』、『牛カルビ生姜焼き(ショウガヤキ)』、『鶏(トリ)唐揚げ(カラアゲ)』の全七種のランチメニューの他に『海老(エビ)天ぷら』、『穴子(アナゴ)天ぷら』、『笹蒲(ササカマ)天ぷら』、『鶏唐揚げ(トリカラアゲ)』、『御浸し(オヒタシ)』を副菜として追加出来る、アレも食べたいコレも食べたいという欲張りな自分的には痒いところに手が届く内容でありコレはポイント高しです。今回は新メニューの『金華鯖(キンカサバ)焼き』定食850yenと副菜に『鶏(トリ)唐揚(カラアゲ)』100yenを追加でオーダー。セルフサーヴィスの茶と水をいただきながら定食の登場を暫し待ちます。『金華鯖(キンカサバ)』とは宮城県金華山沖で漁獲され石巻港に水揚げされた旬の大型の『真鯖(マサバ)』をブランド化されたもので所謂、根付(ネツキ)の鯖(サバ)と称される脂のノリが秀逸な鯖(サバ)のことを指されています。程無くして長方形の塗盆に載せられ供されたその内容は主役の脂ノリノリの特大サイズの『金華鯖(キンカサバ)』は半身付、副菜には『生海老(ナマエビ)』のお造りに『生麩(ナマフ)』の揚げ出しに『浅蜊(アサリ)』の味噌汁に沢庵(タクワン)に茶碗にたっぷりと盛られた山盛りの大盛りごはん。そして別皿にて揚げたて熱々の『鶏唐揚(トリカラアゲ)げ』はオプションで2個100円ですが1個オマケとのことで3個付。鮭(シャケ)等の切り身の焼魚の定食は他にもありますが尾頭付きの焼魚の定食を昼から供してくれる店は他には余り無いのではないでしょうか?この味わいでこの内容。このボリューム感でトータル950yenという費用対満足度の高い『味の店いわし』さんでの昼食。これなら毎日でも通いたくなってしまうというもの。中華主体のランチが続く中、和食の良さを再認識させてくれるものでした。この内容で千円でお釣りが返ってくるのですから嬉しい限りです。ランチの全メニュー制覇を目指します。
割烹使いも出来る痒い所に手が届く粋な店…『味の店いわし』
『味の店いわし』さんへ盛岡一美味しいと思われる生ビールを求め再訪させていただきました。先ずはその生ビールにて渇いた喉を潤します。品書きの中より先付には昆布出汁(コブダシ)と梅出汁(ウメダシ)を使い包丁のワザが冴える『山芋素麺(ヤマイモソーメン)』を所望。そして凌ぎには酢締めにした『稚鮎(チアユ)』に『黄身朧(キミオボロ)』を射込んだ『稚鮎(チアユ)の小袖(コソデ)ずし』と割烹や料亭のソレを彷彿させる料理を選びスタート。向付には一瞬、フグ(河豚)?と思いきや名残りの『鱈(タラ)』を煎り酒(イリザケ)、チリ酢、割醤油(ワリショウユ)で味わい焼物には茄子田楽(ナスデンガク)と蚕豆(ソラマメ)が添えられた身がしっとりと仕上げられた『桜鱒(サクラマス)』が何と3切付けの大盤振舞い。油物には『白鱚(シロギス)』の天ぷらに『稚鮎(タアユ)』と漉し油(コシアブラ)と鱚(キス)の骨煎餅(ホネセンベイ)、そして締めの食事には『肉の米内』さんから仕入られたという『仙台牛のヒレ肉』の炭火焼に熊本の珍味の『山うに豆富(トウフ)』に沢庵(タクアン)に海老出汁(エビダシ)の味噌汁にごはんで締めた口福な時間。居酒屋を謳いつつも供される料理は割烹に準じた味と質感でもてなし気持ち良く返してくれる『味の店いわし』さん。當日の夜は噂を聞いて箸せめて来られたという御同業の日本料理店や鮨屋の店主の方々の姿もちらほらと。いつもとは空気感が異なる雰囲気の中いつも通りゆっくりと食事を愉しませていただきました。
ランチの定食も美味しい…『味の店いわし』
コロナ禍の逆風が吹付ける中、盛岡の中心街の大動脈、大通り商店街と中央通りの間の路地裏の道、『ホテルエース盛岡』さんの裏手に2月1日に新規オープンされたアメリカL.A(ロサンジェルス)から凱旋帰国をした百岡店主が腕を揮われる『味の店いわし』さん。盛岡での寝城から徒歩3~4分という自分的には行き易い位置ということもあり開店以来、週イチ+αの頻度で通わせていただいている昼は御食事処として夜は居酒屋以上割烹未満の店として数多の客が訪れる二毛作店です。夜の部には既に幾度となく足を運ばせていただいている店ですが今回のレィティングはランチを求めて三度目の昼の部のレビューとなります。暖簾をくぐり風除室でしっかり手指の消毒を済ませ飛沫防止のアクリル板が設置されたカウンター席に席を取らせていただき先ずは品書きに目を通します。『本目抜(ホンメヌケ)煮付(ニツケ)』、『海老(エビ)と鶏団子(トリダンゴ)旨煮(ウマニ)』、『銀ダラ西京焼(サイキョウヤキ)』、『牛カルビ生姜焼(ショウガヤキ)』、『海老(エビ)・穴子(アナゴ)天ぷら』、『鶏(トリ)唐揚(カラアゲ)』の全六種のランチメニューの他に『海老(エビ)天ぷら』、『穴子(アナゴ)天ぷら』、『笹蒲(ササカマ)天ぷら』、『鶏唐揚げ(トリカラアゲ)』、『御浸し(オヒタシ)』を副菜として追加出来る、アレも食べたいコレも食べたいという欲張りな自分的には痒いところに手が届く内容は前回と同じ前回は新メニューの『銀鱈(ギンダラ)の西京焼(サイョウヤキ)』、その前にし『鮪頬肉(マグロホホニク)の照焼(テリヤキ)』を定食をいただいております。さて今回は何をいただこうかと考えている時に『名残り かき土手味噌炊き』850円という紙を発見。これは何かと女性スタッフの方に尋ねますと今日からの新メニューとのこと。ということで『名残り かき土手味噌炊き』と副菜に『鶏(トリ)唐揚(カラアゲ)』を追加でオーダー。セルフサーヴィスの茶と水をいただきながら定食の登場を暫し待ちます。程無くして長方形の塗盆に載せられ供されたその内容は薄衣を纏わせ素揚げた三陸産の大粒の『牡蠣(カキ)』と豆腐(トウフ)を八丁味噌(ハッチョウミソ)で煮込んだ主菜に『蛸(タコ)』と百合根(ユリネ)の酢物(スノモノ)に『厚焼玉子(アツヤキタマゴ)』に副菜に追加した『鶏唐揚げ(トリカラアゲ)』にごはん、沢庵(タクアン)に『鰤(ブリ)』の身をたっぷり使った『赤だしの味噌汁』という内容。主菜の『かき土手味噌炊き』は土鍋の端に味噌を塗り、それを溶かしながら食べる所謂『かきの土手鍋』の省略版。三陸産の大粒のぷりっぶりの『牡蠣(カキ)』を甘みとコクのある八丁味噌(ハッチョウミソ)をベースに作られた合わせ味噌の香ばしさが箸を進める速度を飛躍的に加速させる味わい。更には下味がしっかりと付けられた副菜の『鶏唐揚げ(トリカラアゲ)』の美味しさが追い打ちをかけます。油物にはうれしい『蛸(タコ)と百合根(ユリネ)の酢物(スノモノ)』に『厚焼玉子(アツヤキタマゴ)』ともいづれも美味しいもので中華主体のランチが続く中、和食の良さを再認識させてくれるものでした。この内容で千円でお釣りが返ってくるのですから嬉しい限りです。ランチの全メニュー制覇を目指します。
本格的な和定食がいただけます…『味の店いわし』
コロナ禍の中、盛岡で過ごすことととなった週末の土曜日。朝餉は前夜『味の店いわし』さんからお持たせで持帰った山葵(ワサビ)をガツンと効かせた干瓢巻(カンピョウマキ)『鉄炮巻(テッポウマキ)』と海老出汁(エビダシ)の味噌汁(ミソシル)で済ませました。そして昼餉はピーク時間を敢えて外し午後13時過ぎに再び『味の店いわし』さんへ。いつものカウンター席の末席に席を取らせていただき先ずは品書きに目を通します。①本目抜(ホンメヌケ)煮付(ニツケ)、②海老(エビ)と鶏団子(トリダンゴ)旨煮(ウマニ)、③銀ダラ西京焼(サイキョウヤキ)、④牛カルビ生姜焼(ショウガヤキ)、⑤海老(エビ)・⑥穴子(アナゴ)天ぷら、⑦鶏唐揚(トリアゲ)の全七種類の主菜に副菜二品とご飯に汁物が付いて一律850yen。その中から新たに品書きに加えられた『銀ダラ西京焼』の定食850yen+『鶏唐揚げ』100yen+『お浸し』150yenを追加した欲張りなSpecial版の『銀ダラ西京焼』の定食をオーダー。仕事休みの週末ということもあり先ずは盛岡一美味しい『生ビール』で喉を潤し注文の品の登場を暫し待ちます。當日の『お浸し』は鼻腔をツンと擽り胃壁と食欲中枢を刺激する『葉山葵(ハワサビ)』の御浸し(オヒタシ)に生姜(ショウガ)とニンニクでしっかりと下味が付けられた揚げたて熱々の『鶏唐揚げ』と生ビールと相性の良さは言うに及ばず。程無くして長方形の塗盆に載せられて運ばれて来た『銀ダラ西京焼』定食にデフォルトで付いてくる副菜は『鰤(ブリ)』の刺身と『筍(タケノコ)』や『白瀧(シラタキ)』、『玉葱(タマネギ)』と『鯖(サバ)』の生り(ナマリ)の炊合せです。汁物には『若芽(ワカメ)』と『筍(タケノコ)』に木の芽が加えられた吸物に香の物には『沢庵(タクワン)』という如何にも和食店のソレに相応しい内容です。常日頃、ランチは中華を食べる機会が多い自分には新鮮味を感じるThe和定食。更には今夜からの新メニューにされるという『海鞘(ホヤ)』と『貝柱(カイバシラ)』の葛餡(クズアン)がけを振舞われホロ酔い気分で美味しい昼餉の時間を過ごさせていただきました。供される料理は『味の店』の看板に恥じぬクオリティであり尚且つ海老天ぷら、穴子天ぷら、笹蒲鉾(ササカマボコ)天ぷら、鶏唐揚げ、お浸し等の副菜を定食に追加することが出来、昼呑みも勿論、OKと至れり尽くせり痒いところに手が届くサーヴィスの『味の店いわし』さん。寝城近くの御近所に本当に佳き店が出来てくれました。
締めの食事まで此処一軒で完結できる…『味の店いわし』
『アートホテル盛岡』さん『ホテルエース盛岡』さん『ドーミーイン盛岡』さんという3つのホテルからいづれも徒歩2~3分というロケーションに店を構えられている『味の店いわし』さんへ再訪させていただきました。コロナ禍の逆風が吹き荒れる中、2月1日に新規開店されて以来、自分の寝城からも近くて便利ということもあり週に1~2回というヘビーローテーション気味な頻度で寄せていただいている『味の店いわし』さんです。店入口で感染防止策の一環として手指の消毒を済ませ全10席のL字型のカウンター席の末席に席を取らせていただき先ずは盛岡一美味しいと思われる生ビールで渇ききった喉を潤しました。先付には『桜海老(サクラエビ)』と『独活(ウド)』の酢の物と木の芽を添えた『筍(タケノコ)』のつけ焼をお願いし都合、三杯の生ビールとともにいつものようにスタートした當日。向付には赤身の身質がとても素晴らしい『初鰹(ハツガツオ)』の背、箸休め代わりに『槍烏賊(ヤリイカ)』の下足(ゲソ)の西京味噌漬焼(サイキョウミソヅケヤキ)。そして大好きな蟹(カニ)は毛蟹(ケガニ)ではなく敢えて『ずわいがに』の甲羅詰めと蟹味噌(カニミソ)の柚子釜(ユズガマ)ならぬ檸檬釜(レモンガマ)をいただき油物にはレアな腑腸(フワタ)のホロ苦さが堪らない『稚鮎(チアユ)』の天ぷらにはごはんと味噌汁のセットと『焼海苔(ヤキノリ)』を付けていただき晩酌から〆の食事まで愉しませていただきました。店主であり料理長である百岡竜司さんはアメリカのL.Aで寿司職人として約5年余働かれていたこともあり語学も堪能な方。居酒屋という立ち位置の店でありながらも近隣の割烹や料理屋を謳われる店に勝るとも劣らない料理で目と舌を楽しませてくれます。近所に本当に佳き店が出来てくれました。昼は近隣で働かれる方々の胃袋と活力を満たす食事処として、そして夜は仕事帰りの方々のオアシス的な晩酌処として走り、旬、名残の四季折々の食材を取り入れた酒肴から締めの食事まで此処一軒で完結出来る自分にとって今では無くては困ってしまう大切な一軒です。
毛蟹とすき焼でSaturday Night Fever…『味の店いわし』
盛岡で過ごすこととなった週末土曜日の夜は友人のリクエストにて中1日で『味の店いわし』さんへ再訪させていただきました。土曜日ということもあり予約時間のpm19:00に伺うと店内は多くの先客で賑わっており全10席のL字のカウンター席に5卓のテーブル席も3卓は使われておりほぼ満席の大盛況ぶり。自分達はカウンター席の奥に近いテーブルに向かい合わせに座わり先ずは生ビールで再会を祝し乾杯。料理は『毛蟹(ケガニ)』と『すき焼』は予約時点でお願いし後はお任せで百岡店主に一任しておりました。席に着くと『海蘊(モズク)』と『北寄貝(ホッキガイ)』の酢の物、『葉山葵(ハワサビ)』の醤油漬、目には青葉山ほととぎす初鰹(ハツガツオ)とも謳われる『鰹(カツオ)』の造りに『筍(タケノコ)』のつけ焼と酒肴が矢継ぎ早に供されました。4品の酒肴をアテに生ビールを都合2杯、そして柚子釜(ユズガマ)成らぬ檸檬釜(レモンガマ)が脇に添えられた『毛蟹(ケガニ)』の甲羅詰の登場のタイミングにて日本酒へと移行です。『毛蟹(ケガニ)』は甲羅詰めされたものを二人で1パイ分、檸檬釜(レモンガマ)の中には剥き身と『かにみそ』を和えたものが収められています。豪快に姿盛りで供される『毛蟹(ケガニ)』も好きですが自らの手を使わずに食べるだけの状態で供される甲羅詰めも楽チンで時には良いもの。何よりも会話が途絶えることがありません。そして當日のメインは『すき焼』です。用意された牛肉は『北上牛(キタカミギュウ)』A-5のサーロインのロース芯とのこと。他には焼豆腐(ヤキトウフ)に白瀧(シラタキ)、菊菜(キクナ)に葱の白と緑の部分。味付は関西風に砂糖と醤油で。毛蟹(ケガニ)で手を使わずに楽した分、『すき焼』では鍋奉行を自ら買って出て自画自賛しつつ堪能させていただきました。料理に合せていただいた日本酒は『冩樂』純米吟醸に『フモトヰ』純吟雄町に『Dewar's』のハイボール等を愉しませていただきました。週末の土曜日の夜、単身赴任先のマンションからも程近い場所にあり昼夜二毛作営業の『味の店いわし』さん。今では盛岡での生活に欠かすことの出来ぬ一軒となりました。
いちおし料理で視覚と味蕾を愉しませる…『味の店いわし』
2月1日の開店以来、足を運ぶ頻度が次第に高まり開店から二ヶ月が経った今では盛岡では『かかし屋』さんと比肩する頻度で利用させていただいている『味の店いわし』さんへ再訪させていただきました。當店の魅力は幾つかありますが先ずは割烹ほど気取らず居酒屋ほど崩さぬ板前気質の溢れる料理も魅力のひとつですが一般的に居酒屋では席に着くとお通しと称して半ば押付けで供されるつきだしの類も無く自分が食べたいものを食べたい量、味わうことが出来ることにも魅力に感じています。そして約5年間の渡米経験とL.Aの鮨割烹での経験を活かし供される赤酢使いの『鮨』等にも大きな魅力を感じています。更には居酒屋という立ち位置の店ながら店内『全席禁煙』を貫かれている辺りも非喫煙者の自分にはとても有難く、そんなことから最近では週イチ+αの頻度で足を運ばせていただいている『味の店いわし』さんです。當日は『木の芽』で留められた旬の『筍(タケノコ)』と『若芽(ワカメ)』の『若竹煮(ワカタケニ)』に『槍烏賊(ヤリイカ)』の下足(ゲソ)の西京味噌漬焼(サイキョウミソヅケヤキ)に合わせて生ビールでスタート。向付には『卸し生姜(オロシショウガ)』がたっぷりと添えられた目には青葉山ほととぎす初鰹とも謳われる『初鰹(ハツガツオ)』の造り。焼物には『筍(タケノコ)』のつけ焼、強肴には柚子釜(ユズガマ)成らぬ檸檬釜(レモンガマ)が添えられ供される『毛蟹(ケガニ)』の甲羅詰のハーフ、油物には『新玉葱(シンタマネギ)』のかき揚げ〆に山葵を強めに効かせた『鉄火巻(テッカマキ)』という割烹に準じた美味しい料理に舌鼓を打たせていただき盛岡一美味しいと思われる生ビールを都合2杯と日本酒の『天美』純米吟醸1合と『勝山』純米吟醸 伊達領御酒 WHITE LABEL1合といつもより軽めの酒量に抑え料理を主にし盛岡で過ごすこととなったハナキンの夜を愉しませていただきました。単身赴任先のマンションからも程近い場所にあり昼夜二毛作営業の『味の店いわし』さん。今では盛岡での生活に欠かすことの出来ぬ一軒となりました。
本当に通う度に思う居心地が佳い店…味の店『いわし』
5,10日だった月末25日は何かと仕事が押してしまい帰宅時間が20時過ぎとなりました。そんな時にとても重宝するのが寝城から徒歩3~4分の距離に或る當店『味の店いわし』さんです。いつもより少し遅めの20時30分ぐらいからのスタート。席はテレビ近くのカウンター席に取らせていただき先ずは雑味が無く盛岡一喉越しの良い美味しい生ビールで渇いた喉を潤します。酒肴は何をいただくか考える余力もなく百岡店主に全てお任せをして自分は供されたものをいただくだけの割烹料理店のコース料理に準じたもの北九州産の『筍(タケノコ)』の昆布締め(コブジメ)と自家製の『蓬豆腐(ヨモギトウフ)』を木の芽で留めた季節感を感じさせてくれる先付よりスタート。向付には天然『本鮪(ホンマグロ)』の幼魚『メジ鮪(マグロ)』の背トロに『金目鯛(キンメダイ)』、『九絵(クエ)』に『関鯖(セキサバ)』に『間八(カンパチ)』の腹身の五種盛。更には商業捕鯨が再開された恩恵で味わうことが出来るようになった『生鯨(ナマクジラ)』の『尾の身(オノミ)』の造りと炭火で軽く網焼された炙り『鯨(クジラ)』の味比べを楽しませていただきました。更には岩手県産黒毛和牛のリブロース芯の稀少部位『リブアイ』の炭火焼と続きました。炭火焼のリブアイはとても柔らかく美味。添えられた蚕豆(ソラマメ)と山菜の屈み(コゴミ)は早春の味わい。肉の後には『海鼠子(コノコ)』と寒布海苔(カンフノリ)の酢の物で口内をリセットした後には絶品の『九絵(クエ)』のカマ焼です。骨までキレイにしゃぶり尽き『九絵(クエ)のクエ』を探し当て〆は小腹を満たすために自家製の『塩辛(シオカラ)』と沢庵(タクアン)とごはんと『浅蜊(アサリ)』の赤だし椀をいただいて〆た満たされた時間。料理に合わせて盛岡一美味しいと個人的に思う生ビール×3杯と『冩樂』純米吟醸と『楽器正宗』の中取りを表面張力の妙技で注がれた日本酒とともに楽しませていただきました。本当に通う度に思うのは痒いところに手が届く居心地の良い店『味の店いわし』さん。御近所に本当に佳き店が出来てくれたことに感謝です。
昼は御食事処、夜は味処の二毛作店…『味の店いわし』
昼はOffice Lady (オフィスレディー)やSalaryman(サラリーマン)の胃袋を満たす御食事処として、そして夜は仕事帰りの憩いの場とともに『アートホテル盛岡』さん『ドーミーイン盛岡』さん『ホテルエース盛岡』さんと3つのホテルからいづれも徒歩2~3分というロケーションにあることもあり出張客も数多訪れる居酒屋さんという二つの顔を兼ね備えられた二毛作の店『味の店いわし』さんへ再訪させていただきました。盛岡の寝城から店まで徒歩3~4分の距離にあるということもあって昼に夜にと週イチ+αの頻度で利用させていただいています。厨房内で腕を揮われるのはLosAngeles(ロサンゼルス)の街で約5年間、すし職人としての経験を持たれる百岡竜司店主です。ランチの品書きには①本目抜(ホンメヌケ)煮付(ニツケ)、②海老(エビ)と鶏団子(トリダンゴ)旨煮(ウマニ)、③鮪(マグロ)ほほ照焼(テリヤキ)、④牛カルビ生姜焼(ショウガヤキ)、⑤海老(エビ)・⑥穴子(アナゴ)天ぷら、⑦鶏唐揚(トリカラアゲ)の全七種類の主菜に副菜二品とご飯に汁物が付いて一律850yenでの提供。ご飯の大盛りは無料サーヴィス、ご飯のおかわりと汁物のおかわりは各100yen、更に『海老(エビ)天ぷら』1本350yen、『穴子(アナゴ)天ぷら』2貫350yen、『笹蒲(ササカマ)天ぷら』2枚100yen、『鶏唐揚げ(トリカラアゲ)』2ケ100yen、『御浸し(オヒタシ)』150yenを副菜として追加することが出来るアレも食べたいコレも食べたいという欲張りな自分的には痒いところに手が届く対応。週末の土曜日であれば食事をいただきながら昼呑みも可能という本当に有難い店ですが當日は平日ですので最もオーソドックスな『鶏唐揚げ(トリカラアゲ)定食』をご飯を大盛にてオーダー。待つこと10分程で注文の定食の登場です。中央部には主菜の『鶏唐揚げ(トリカラアゲ)』の皿が置かれ水菜(ミズナ)とサニーレタスの付合せにレモンスライスとマヨネーズが添えられておりました。左手にはご飯、右手には海老(エビ)の頭で出汁を摂った味噌汁、その上段には副菜の『鰤(ブリ)の刺身(サシミ)』に箸休めの『沢庵(タクアン)』左手に『青菜(アオナ)とお揚げ(アゲ)さん』を炊いたんという陣容です。主役である『鶏唐揚げ(トリカラアゲ)』は生姜(ショウガ)を主体に隠し味に微量のニンニクを使いしっかりと下味が付けられ揚げたて熱々のものが一人前五個付で1個あたりのボリュームが結構あります。唐揚げは外側はパリッと中はジューシーと理想的な揚げ加減でした。この味、この内容で850yenですから個人的にはとても有難やです。ランチの全メニュー制覇を目指します。
使い方次第で色々な愉しみがある…『味の店いわし』
アメリカ国内ではニューヨーク(NewYork)に次いで人口の多いロサンゼルス(LosAngeles)。そのLosAngeles(ロサンゼルス)の街で約5年間、すし職人として研鑽を積まれた百岡店主が凱旋帰国。その後『かかし屋分店』さんで丸一年間、板場にて腕を揮われ満を持して独立開業された味の店『いわし』さんへ再訪させていただきました。今回のレビューでは3月15日、16日の二回分をまとめてレイティングさせていただきました。毎週月曜日はTVを視るために例によりまして寝城にてStayHomeをしております。寝城から味の店『いわし』さんまでは徒歩3~4分の至近距離ということもあり週イチ+αの頻度で利用させていただいています。15日の月曜日は八戸産の『真鯖(マサバ)の竜田揚げ(タツタアゲ)』と『酔っ払い蛸(ヨッパライダコ)』と名付けられた三陸産の『蛸(タコ)の柔らか煮』と北九州産の旬の『筍(タケノコ)』を横井醸造製の『赤酢(アカス)與兵衛(ヨヘイ)』を使った舎利の上を覆い尽し風味づけに『木の芽(キノメ)』が散りばめられた折を持ち帰りBS-TBSにチャンネルを固定し『吉田 類の酒場放浪記』➡『日本歴史鑑定』➡『町中華で飲ろうぜ!!』を視ながら岩手県遠野産のホップを使い醸された缶ビール片手にいただきました。吉田 類さんも大好きな鯖(サバ)料理の『真鯖(マサバ)の竜田揚げ(タツタアゲ)』には下味が付けられており醤油等の調味料は不要。そのままでも充分美味しくいただくことが出来ましたし『酔っ払い蛸(ヨッパライダコ)』と『筍(タケノコ)』の折は噛まずとも口の中でホロホロととろける『蛸(タコ)』とシャキシャキとした『筍(タケノコ)』の相反する食感のコントラストを古典的な江戸前スタイルの赤酢の舎利の味が三位一体となり更には『木の芽』の香味が鼻腔を擽るとても美味しいものでした。添えられた自家製のガリも侮れぬ美味しさでした。
そして翌日の16日はいつものL字型のカウンター席の手前側に取らせていただき個人的に盛岡で最も美味しいと信じてやまない生ビールで渇いた喉を潤しました。生ビールの美味しさはビールサーバーが新しいということも要因のひとつではありますがサーバーの日々の洗浄とビールグラス専用のスポンジを使い完璧に洗い乾かせられたグラスに依るところにあると思われます。そのグラスに注がれた肌理の細やかなキレイな泡に覆われた生ビールは他店のソレとは明らかに美味しさに違いがあり結局、都合3杯も生ビールをいただいてしまいました。そして料理は先付代わりは『グリーンアスパラの木の芽味噌焼』に『モウカの星』と呼称される鮫(サメ)の心臓(シンゾウ)のつけ焼、向付には『玉珧(タイラギ)』に『鰤(ブリ)』に『鮃(ヒラメ)』、豊洲直送の『本鮪(ホンマグロ)』の赤身に『鯖(サバ)』の五点盛、煮物代わりには太平洋の紅いダイヤモンド『喜知次(キツジ)』の煮魚、焼物には『玉珧(タイラギ)』の磯辺焼、油物には『玉珧(タイラギ)』の紐(ヒモ)と中腸腺(チュウチョウセン)と蚕豆(ソラマメ)のかき揚げ、締めの食事は海老(エビ)の頭の赤だしの味噌汁にごはんに沢庵(タクアン)、そして『ずわいがに』の『かにみそ』。百岡店主に言われるがままに『かにみそ』をごはんの上に載せ、その上から『割醤油』を数滴落とし口に運べば筆舌に尽くし難い美味しさに思わず悶絶。これは本当に美味し。
割烹に準じた料理が愉しめる…『味の店いわし』
盛岡での寝城近くに2月1日にオープンされた『味の店いわし』さんへ再訪させていただきました。席はいつものL字型のカウンター席の手前側に取らせていただき個人的に盛岡で最も美味しいと思われる生ビールで渇いた喉を潤しました。生ビールの美味しさは店やビールサーバーが未だ新しいということも要因のひとつではありますがサーバーの日々の洗浄は勿論のこと意外にも軽視されがちなビール専用のスポンジを使い完璧に洗い乾かしたグラスに依るところにあると思われます。そのグラスに注がれた肌理の細やかなキレイな泡に覆われた生ビールは他店のソレとは雲泥の美味しさであり結局、當日の夜も都合3杯もいただくこととなりました。そして料理は百岡店主オススメの酒肴をコースに準じた順番で供していただくという贅沢。當日いただいた料理はこれまでにも増して素晴らしいものでした。店内には15〜16名程の来店客で八割方の席が埋まる中、孤軍奮闘で腕を揮われていた百岡店主ですが、そんな中でも料理は目は口ほどにモノを言うを体で表されたような御馳走の波状口劇に身を仰け反らせたのでありました。先付には『槍烏賊(ヤリイカ)』の下足(ゲソ)を西京味噌(サイキョウミソ)に漬込み焼かれ仕上げに振り柚子(フリユズ)をされた烏賊(イカ)の西京焼(サイキョウヤキ)に『のどぐろ』のあら炊きの二品です。『のどぐろ』のあら炊きには鮮度の良い『肝(キモ)』も使われておりとても美味しくいただきました。そして向付には北海道産の厚みのある『帆立貝柱(ホタテカイバシラ)』に口の中で踊る様な活きの良さと弾力が愉しめた『鮃(ヒラメ)』と『曹以(ソイ)』の白身の味比べに造りの王様である近海物の天然物の『本鮪(ホンマグロ)』の赤身に『鰤(ブリ)』トロの五点盛。そして織部焼の皿には『ずわいがに』の甲羅に綺麗に盛り込まれた蟹箱(カニバコ)。供される直前に蒸籠で温めて供される心遣い。その横には柚子釜(ユズガマ)ならぬ檸檬釜(レモンガマ)の中には『ずわいがに』の剥き身の『かにみそ』和えがたっぷりの強肴。これには堪らず日本酒へ移行し『作』にて受け止めました。焼物は二段構えで前半には天然物の『とら河豚(フグ)』の『白子焼(シラコヤキ)』に旬の『筍(タケノコ)』をつけ焼にした焼筍(ヤキタケノコ)を『雪の茅舎』とともに味わい小腹を満たす為に締めの食事には御裾分けいただいた『鶏(トリ)の唐揚げ(カラアゲ)』に出汁をたっぷりと抱いた『出汁巻玉子(ダシマキタマゴ)』にごはんと香の物と桜海老入りの味噌汁の食事セットで〆た弥生三月のと或る日の夜。寝城から徒歩3~4分に當店が出来たことで自分の外食パターンに大きな変化を齎していることは言うまでも有りません。
痒いところに手が届く小粋な店…『味の店いわし』
3月3日は『桃の節句』の『雛祭り』ということで夜は寝城近くの百岡(モモオカ)店主が営まれる『味の店いわし』さんへ再訪させていただきました。席はいつものカウンター席の末席に取らせていただき先ずは雑味が皆無な盛岡で最も美味しい生ビールで渇いた喉を潤します。『味の店いわし』さんではお任せのコース料理の場合以外にはデフォルトで供されるつきだしの類はありませんので先付には本日のオススメの品書きの中から生の『桜海老(サクラエビ)』と『独活(ウド)』と『菜花(ナバナ)』の酢の物と茹でたて熱々の『蚕豆(サラマメ)』を『櫻塩(サクラジオ)』とともに味わう如何にも春らしい二品をお願いしスタート。向付は二段構えで前半には天然物の『本鮪(ホンマグロ)』に身がぶりぶりに活った活けものの『鮃(ヒラメ)』、『鰆(サワラ)』の焼霜(ヤキシモ)造りに『寒鰤(カンブリ)』に『帆立貝柱(ホタテカイバシラ)』の美味しいものを少しづつ味わうことが出来る欲張りな五種六点盛、更に後半には高知県産の一本釣りの『初鰹(はつがつお)』を同じく高知県産のたっぷりの卸し『生姜(ショウガ)』で味わうという旬と季節感を活かした造りをいただきました。炊合せには『九絵(クエ)』のカマと『蛤(ハマグリ)』と『こごみ』の炊合せで桜花漬(オウカヅケ)と柏(カシワ)の葉(ハ)で春らしい一品に昇華。蛤(ハマグリ)出汁(ダシ)が五臓六腑に染み渡ります。そして油物には生の『桜海老(サクラエビ)』と『新玉葱(シンタマネギ)』のかき揚げを『櫻塩(サクラジオ)』で味わい〆は小腹を満たす為にごはんと『山牛蒡(ヤマゴボウ)』の漬物と青菜(アオナ)とお揚げさんの味噌汁のごはんセットを所望。そしてごはんのおかずには何と『肉の米内』さんから仕入れられたという『米沢牛(ヨネザワギュウ)』と『仙台牛(センダイギュウ)』等の国産 黒毛和牛(クロゲワギュウ)の切落しで作られた『牛肉のすき煮』をいただきました。生ビールが断然美味しい『味の店いわし』さん。結局、生ビール×3杯と日本酒は『作』玄乃智と『上喜元』からくちをモッキリで各一合いただき気持ち良くなったところで送り出していただきました。路地裏というロケーションながら『アートホテル盛岡』さん『ドーミーイン盛岡』さん『ホテルエース盛岡』さんと3つのホテルからいづれも徒歩2~3分という立地に店を構えられていることもあり當日も鈴なりの客でカウンター、テーブル席ともに8割方の入り。尚且つ女性客が多いことも特徴的。食事処の幟をたてている店ですが居酒屋さんというよりは割烹や小料理屋さんに準じた品の良さを感じさせる一品料理や酒肴で目と舌を愉しませてくれる店です。帰り際には『赤酢使いの舎利』を使った『巻き寿司』の持ち帰りを所望したところ『ありがとうございます。』と書かれた包み紙。細かなところにも気配りを感じる佳き店が寝城の近くに出来、個人的にとても有難い限りです。そして経木の寿司折の中には鮪(マグロ)の『トロタク巻』と『梅紫蘇巻(ウメジソマキ)』が入っておりました。
ランチメニューもとても魅力的な…『味の店いわし』
盛岡の中心街の大動脈、大通り商店街と中央通りの間の路地裏の道、『ホテルエース盛岡』さんの裏手に新規オープンされたL.Aから凱旋帰国した百岡店主が腕を揮われる『味の店いわし』さん。自分の寝城から近いということもあり既に何度か夜の部には足を運んでおりますが今回はランチを求めて昼の部に初めて寄せていただきました。カウンター席に席を取らせていただき先ずは品書きに目を通します。本目抜(ホンメヌケ)煮付(ニツケ)、海老(エビ)と鶏団子(トリダンゴ)旨煮(ウマニ)、マグロホホ照焼(テリヤキ)、牛カルビ生姜焼(ショウガヤキ)、エビ・アナゴ天ぷら、鶏(トリ)唐揚(カラアゲ)の全六種のランチメニューの中より入荷仕立てという『マグロホホ照焼定食』をオーダー。セルフサーヴィスの茶と水をいただきながら定食の登場を暫し待ちます。程無くして長方形の塗盆に載せられ供された注文の品は主菜である『マグロホホ照焼』の両脇に炊きたてのごはんに浅蜊(アサリ)の赤だしの味噌汁、その上段には青菜(アオナ)の御浸し(オヒタシ)に沢庵(タクアン)に鯵(アジ)の南蛮漬(ナンバンヅケ)という充実した内容で850円はとても魅力的です。使われている『鮪(マグロ)の頬肉(ホホニク)』は盛岡中央市場経由では無く豊洲市場から直接届けられる『天然南鮪(テンネンミナミマグロ)』の頬肉(ホホニク)とのこと。照焼と謳われておりますが鮪(マグロ)の頬肉(ホホニク)に小麦粉を薄く纏わせ玉葱(タマネギ)とともに照焼用のタレでフライパンでソテーして作られたソレは甘辛のバランスが秀逸でごはんが進む味わいでとても美味しいもので中華主体のランチが続く中、和食の良さを再認識させてくれるものでした。昼の部の全六種類の定食メニュー全品制覇を目標にします。
鰯(イワシ)七度洗えば鯛(タイ)の味…『味の店いわし』
百岡竜司店主が腕を揮われる『味の店いわし』さんへ再訪させていただきました。コロナ禍で時短営業の中、2月1日のオープン以来、日々、鈴生りの客で賑わいを見せていることからも安定的な人気店へと一気に駆け上がられた感じがします。先ずは盛岡で最も美味しいと思われる生ビールで渇いた喉を潤しスタートです。論より証拠、余りの美味しさに都合3杯も生ビールをいただくのは他に盛岡には二軒程しかないように思います。店が新しくビールサーバーも新しいことに加えサーバーの洗浄と意外にも見過ごしされがちなグラスのパーフェクトな洗浄から生み出される肌理細やかな泡が美味い生ビールは本当に美味しいて思います。前菜には春の訪れを感じさせる桜花漬(オウカヅケ)から作られた自家製の『桜豆腐(サクラドウフ)』に『赤海鼠(アカナマコ)』と『白芋茎(シロズイキ)』の酢物から。桜の香味に口中が満たされ海鼠(ナマコ)のコリコリ感と芋茎(ズイキ)のシャキシャキ感と程良い酸味が食欲中枢と胃壁を刺激。そして『刺身の盛合せ』はコリコリとした食感が歯に小気味良い天然の『真鯛(マダイ)』の腹身に『鰆(サワラ)』の焼霜造り、味わいが濃密な天然物の『本鮪(ホンマグロ)』の赤身に『鮃(ヒラメ)』の縁側(エンガワ)に『鮃(ヒラメ)』、『女梶木(メカジキ)』に目には青葉、山ほととぎすと謳われる『初鰹(ハツガツオ)』に『蛍烏賊(ホタルイカ)』の七種八点盛を割り醤油と酢醤油を使い分け味わいました。いづれも甲乙付け難い美味しさでしたが中でも『真鯛(マダイ)』の腹身と『本鮪(ホンマグロ)』の赤身と『初鰹(ハツガツオ)』の三品が白眉の味わいでした。そしてメイン料理には大きな『活鮑(カツアワビ)』です。此れをどうやって食べようか?と頭を悩ませていると「半分をバター焼、半分を酒塩焼で如何でしょう?」と本当に痒いところに手が届く助け舟に乗せていただき久しぶりに好物の『鮑(アワビ)』を堪能させていただきました。更には焼魚には金華山沖で獲れた脂ノリノリの『金華鯖(キンカサバ)』の塩焼を半身をいただき間に箸休めに熊本の『山うに豆腐』を挿み赤酢の舎利と有明産の歯切れと口溶けが良い焼き海苔で巻かれた手巻きの『鉄火巻(テッカマキ)』に骨までトロトロに煮込まれた『あら汁』にて締めた口福な時間。『味の店いわし』さん『鰯(イワシ)七度洗えば鯛(タイ)の味』の諺の通り手間暇(テマヒマ)を惜しまず丁寧(テイネイ)な仕事をすることにより鯛(タイ)並に美味しい料理に変身させられるという意味合いの言葉が相応しい佳き店です。寝城から程近い場所に本当に佳い店が出来てくれました。
割烹並みの料理で人気赤丸急上昇…味の店『いわし』
アメリカ国内ではNew Yorkに次いで人口の多いLos Angeles。そのロサンゼルスの街で約5年間、すし職人として研鑽を積まれた百岡店主が凱旋帰国。その後『かかし屋分店』さんで丸一年間、板場にて腕を揮われ2月1日に満を持して自身の店を開業された百岡竜司店主が腕を揮われる味の店『いわし』さんへ再訪させていただきました。いつものカウンター席に席を取らせていただくとコーナーの角を挟んだ横の席には御同業の某人気店のK店長やら調理師のYさんやらパティシエールのIさん等、顔見知りの美男美女がズラリ。訊けば調理師学校時代の同級生とのこと。ひとりでの訪問でしたが思いがけない楽しい宴の時間を過ごさせていただきました。先ずは生ビールで皆さんと合流して乾杯。つきだし代わりに供された小鉢が二品、一品は『大葉擬宝珠(ウルイ)』と『野蜀葵(ミツバ)』の御浸しと自家製の梅紫蘇豆腐(ウメジソトウフ)に穴子(アナゴ)の幼魚の『ノレソレ』が載せられた二品の小鉢です。『味の店』を謳われるに相応しい割烹並みの美味しさの先付からスタート。織部焼の皿に盛込まれた向付は『ノドグロ』の炙りに『女梶木(メカジキ)』トロ、脂ノリノリの『鰯(イワシ)』に『生鯖(ナマサバ)』、『羽太(ハタ)』に『南鮪(ミナミマグロ)』の赤身の六種九点盛で、とても良い感じです。美味しい刺身にはやはり酒ということで間髪入れずに日本酒へと移行。先ずは『上喜元』からくち特別純米から。向付はいづれも美味しくいただきましたが噛んだ歯を押し返すような物凄い弾力の長崎県産の『羽太(ハタ)』に上品な脂の甘みの余韻が長い宮城県産の『女梶木(メカジキ)』のトロ、炙られたことで皮ぎしから旨味と脂が溢れでる長崎県産の『ノドグロ』の炙りの三品が白眉、更には柚子釜に入れて供された『毛蟹(ケガニ)』のカニミソ、そして綺麗に甲羅詰された『毛蟹(ケガニ)』は半パイ分。『毛蟹(ケガニ)』の姿盛りと向き合い一心不乱に身を穿りいただくのも、ひとつの醍醐味ですが甲羅詰めは食べ手にはとても有難し。蟹の身は甘みがあり格別美味しく感じられました。そして『酔っ払い蛸(ヨッパライタコ)』と名付けられた一品は和芥子(ワガラシ)が添えられた『水蛸(ミズタコ)』の柔らか蒸しです。歯を立てづともホロホロと崩れるくらい柔らかな蛸(タコ)は一食の価値アリかと思います。締めの食事は『赤だし』の味噌椀(ミソワン)に沢庵(タクワン)、ごはんの三点セットにおかずには超特大サイズの海老(エビ)を使い薄衣を纏わせた『海老(エビ)天ぷら』と春の訪れを告げる『たらの芽』の天ぷらです。海老(エビ)の頭はひと手間の仕事を惜しまず頭を焼いたものソミュール液でマリネしたものが揚げられており美味しくいただき、ごはんに自家製の『塩辛(シオカラ)』を後掛けしていただきいただき、お腹に収めて料理はひと通りです。寝城近くに本当に佳き店が出来ました。近々に近くに新たに和食の店が開業されるとの噂話も耳にしております。個人的には大通りや中央通りの中心市街地に新しい店が出来てくれることは、とても嬉しい限りです。味の店『いわし』さんは昼夜、二毛作営業の店、昼は近隣で働く老若男女の胃袋を定食で満たし夜は割烹並の料理とアルコールで1日の疲れを吹き飛ばしてくれます。『鰯(イワシ)』は七度洗えば鯛(タイ)の味とも称される魚。今後、盛岡の和食界を牽引されて行かれるであろう若き百岡店主から當分、目が離せそうにありません。
割烹に勝るとも劣らぬ料理と美味しい生ビール…『味の店いわし』
日中の最低気温が氷点下10℃(-10度)、最高気温が氷点下4℃(-4度)、そして夜は氷点下7℃(-7度)と一日中真冬日で激寒の盛岡。そんな中、向かった先はコロナ禍の中、2月1日に新規オープンされたばかりのホットな店に余り日を置かずに再訪させていただきました。その店はアメリカ L.Aの寿司割烹店で四年半、腕を揮わた後に凱旋帰国し『かかし屋分店』さんで料理長として手腕を発揮され満を持して独立開業された百岡竜司店主が腕を揮われる『味の店いわし』さんです。先ずは肌理細やかな泡で覆われた生ビールで渇いた喉を潤します。『味の店いわし』さんでは、店が半ば押し付けのような形で供される『つきだし』の類は無く食べたいものを食べたいタイミングでいただけるのがある意味有難く先客の方々のオーダーの穴子(アナゴ)の天ぷらを揚げられるタイミングで『海老(エビ)の天ぷら』を揚げて貰い『大きな海老(エビ)天ぷら』と生ビールからスタート。揚げたて熱々の『海老(エビ)』を塩で味わい生ビールで流します。この海老(エビ)天ぷらはとても美味でした。更に焼きたて熱々の『出汁巻玉子(ダシマキタマゴ)』は出汁(ダシ)を抱いた優しい味わいであり旨味たっぷりの『合鴨(アイガモ)ロース煮』は隠し味の山椒(サンショウ)が活きた味わいでした。『豊盃』純米吟醸と特別純米とともに受け止め締めは特製タルタルソースで味わう薄衣を纏わせた盛岡では『かかし屋』さんで供される『特大海老フライ』に肉薄する美味しさの『海老フライ』とともに『豊盃』特別純米酒とともに味わい店内が賑やかになってきた頃合いで店を後にしたのでありました。百岡店主が供される料理や酒肴は割烹店や小料理屋さんに勝るとも劣らぬ質感と味を兼ね備えられたものが居酒屋さん並みの値段で味わうことが出来るとても魅力的な店です。コロナ禍で静まり返る盛岡の飲食業界の中に於いて人気赤丸急上昇中の期待の一軒です。
祝 新装開店 おめでとうございます…『味の店いわし』
新型コロナウイルス感染症COVID-19というアゲインストの逆風が吹き荒れる中、2月1日に新規開店された『味の店 いわし』さんへ御祝いを兼ねて早速、寄せていただきました。店主はアメリカ L.Aの寿司割烹店で四年半、つけ場で腕を揮われた後に凱旋帰国し『かかし屋分店』さんで田中龍志店主の右腕として手腕を発揮されていた百岡竜司店主です。店内は左手に全10席のL字型のカウンター席と右手にテーブル席という配置で感染抑止の為に充分過ぎるソーシャルディスタンスが確保されていました。「こちらへどうぞ」と通していただいた席は百岡店主が腕を揮うカウンターの特等席、背後には液晶モニターが設置されており画像が映し出されておりました。先ずは赤星のラガービールを所望、ホールスタッフの方にグラスに注いでもらったビールを渇いた喉に打ち付けます。突き出しの類は無く早速、酒肴に『本日の刺身 五点盛』をオーダー。目の前で包丁で引かれた刺身は織部焼の器に盛られて供されました。その内容は『本鮪(ホンマグロ)』中トロ、『鰆(サワラ)』焼霜(ヤキシモ)造り、『女梶木(メカジキ)』トロ、『真鯛(タイ)』松皮(マツカワ)造り、『寒鰤(カンブリ)』の五点盛に軽く湯霜(ユシモ)にされた『北寄貝(ホッキガイ)』という内容。當日は2月2日、124年ぶりに立春が2月3日の為に2月2日に迎えた『節分』ということでL.A時代から惚れ込んで使い続けられているという横井醸造製『純粕酢』の最高峰『與兵衛』を使った赤酢の舎利を使い口溶けの良い上質な海苔で包まれた『鮪(マグロ)の中落ち巻』を今年の恵方の方位、南南東を向き開運を祈りガブリ。凌ぎの手巻寿司の後には品書きの中で目を惹いた『酔っ払い蛸(ヨッパライタコ)の炙り(アブリ)』なるものを追加。柔らかく仕上げら表面を軽く炙り供された北海道産の水蛸(ミズダコ)は噛み締める度に旨味が口中に広がります。此れは必食の価値がある一品です。そして『かかし屋』さんから『かかし屋分店』さんへ更には『味の店いわし』さんへと引き継がれた『牛すじ煮込み』は八丁味噌仕立にブラッシュアップされ一層、酒を呼ぶ味わいに。国産黒毛和牛の牛スジに拘り造られた煮込みはことのほか美味しく、箸休めにいただいた煮浸し(ニビタシ)風の『白菜(ハクサイ)のお浸し(オヒタシ)』は柚子(ユズ)香る鰹出汁(カツオダシ)仕立で日本人のDNAを呼ぶ起こす割烹風に仕上げられた味わい。締めは赤酢の舎利と『烏賊(イカ)の塩辛(シオカラ)』とともに本日の味噌汁の『浅蜊(アサリ)の味噌汁』で小腹を満たさせていただきました。料理とともにいただいた日本酒は『作』純米 玄乃智、『上喜元』特別純米辛口、『麒麟山』伝統辛口をモッキリStyleにていただきました。店の場所は旧『はつがい』大通店の跡地で目の前には『らーめん山頭火』さんと『咲いき』さんがあります。昼は酒類豊富なランチメニュー、夜は美味しい酒肴で一杯ときっと路地裏の人気店となることでしょう。
店名 |
Ajinomise Iwashi
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類型 | 日式小酒館、日本料理 |
預約・查詢 |
019-618-6442 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
岩手県盛岡市中央通2-11-7 |
交通方式 |
距离盛岡 741 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥4,000~¥4,999 ~¥999 |
預算(評價匯總) |
¥6,000~¥7,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 可使用電子錢 |
座位數 |
20 Seats ( カウンター10席、テーブル8席) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
平靜的空間,座位寬敞,有吧檯座位 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒,有葡萄酒,對日本酒講究 |
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料理 |
對魚類料理講究 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳,家庭式餐廳 |
服務 |
提供外帶服務 |
開店日 |
2021.2.1 |
昼は美味しい焼肉を『琥珀』さんで堪能させていただきましたので夜は美味しい魚を求めて盛岡で1、2の人気を誇る予約必須の味の店『いわし』さんへ定期再訪させていただきました。いつものL字型のカウンター席の末席に席を取らせていただき先ずはサッポロ黒ラベルの生ビールで渇いた喉を潤します。料理は『和牛ホルモン』と大根(ダイコン)と人参(ニンジン)の煮込みと『蛸(タコ)の頭(アタマ)』と大根(ダイコン)と菊花(キッカ)の酢の物の二つの小鉢に『海蘊(モズク)』の酢の物に『鰯(イワシ)』煮の奉書巻(ホウショマキ)、『小豆(アズキ)』の寒天寄せ(カンテンヨセ)に『田楽豆富(デンガクトーフ)』の串に『海老(エビ)』の旨煮(ウマニ)に『鶏(トリ)』の挽肉(ヒキニク)の油麩(アブラフ)詰めに『鮟鱇(アンコウ)の肝(キモ)』のポン酢に『山独活(ヤマウド)』の葉(ハ)と『うるい』の山菜(サンサイ)の胡麻酢和え(ゴマスアエ)酒を呼ぶ酒肴の数々が盛込まれた前菜八寸からスタート。造りには薫香が鼻腔を刺激する『初鰹(ハツガツオ)』の藁炙り(ワラアブリ)のたたきを和芥子(ワガラシ)にニンニク、卸し生姜(オロシショウガ)の薬味と藻塩(モシオ)、醤油(ショウユ)、柑橘(カンキツ)ポン酢を使い分け一度で複数の異なる味を愉しませていただきました。添えられていたのが大根(ダイコン)のツマではなくオニオンスライスであったことも個人的にうれしく浅葱(アサツキ)の小口切りとともに柑橘(カンキツ)ポン酢で余すところなくキレイにいただきました。続いて供されたのは今が旬の三陸産の『毛蟹(ケガニ)』の甲羅詰(コウラヅメ)を蟹みそとかに酢を使い分け味わい煮物には太平洋の赤いダイヤとも称される『喜知次(キチジ)』の煮魚を骨までしゃぶり尽くした後の焼物には岩手県産の『黒毛和牛(クロゲワギュウ)』のシャトーブリアンと『筍(タケノコ)』の網焼を塩と自家製の焼肉のタレとともに味わい〆は百岡店主イチオシの山葵(ワサビ)を強めに効かせた『干瓢巻(カンビョウマキ)』と濃厚な海老出汁(エビダシ)の味噌汁(ミソシル)とともに味わい〆られました。料理に合わせていただいた日本酒は東洋美人の純米吟醸酒の限定酒 醇道一途に町田酒造 特別純米 美山錦にごり酒、鳳凰美田の無濾過純米吟醸酒をもっきりスタイルで味合わせていただきました。居酒屋を名乗りながらも割烹に準じた料理とツぼを抑えられた日本酒で視覚と味蕾を楽しませてくれる味の店『いわし』さん。地元客は勿論のこと出張で来盛された方々にも絶大なる支持をされている予約必須の超人気店です。