深夜族御用達 : Taishuu Chuu Ka Nagaduki

天文館を徘徊していると（コロナ前は特に）深夜まで開いていて誘惑に駆られる町中華。
記憶に薄いが5年振りくらいの再訪。

少し鄙びた店の雰囲気は変わらないが、若い二人の調理人がテキパキ注文をこなしている。
はて？以前もこの二人だったのだろうか？
店の感じから、代替わりして若手で回しているのだろうと勝手な想像を巡らせつつ、瓶ビールから焼酎へと。
圧倒的に多い常連諸兄の注文に倣うもいいが、じっくり品書きを眺めつつ先ずはピータンで。
これは大正解。
ピータン　タレと薬味のバランスが絶妙でピータンの味が実によく引き立っているのだ。
おかわりしたら永遠に紹興酒が飲めそうな仕上がりに驚く。

次いで野菜たっぷりの焼ビーフンで野菜を補給しつつ湯割りで流す。
全般に油は抑えめに感じられ店内の見た目と違い(爆)、こってり感がないのも深夜に人気なのかもしれぬ。

常連御仁の注文に惹かれてカニ玉を所望。
断面を取り損ねたが蟹身もしっかり。餡も鹿児島にしては甘過ぎず、いい塩梅だ。
ただ、思ったより水面下のボリュームがあり、人気も推し測れる。

それにしても若手二人の調理人は手際も良く客席への目配りも怠りない。
この二人、どこでやっても繁盛するだろう。いい料理人になると期待。
オジサンは妙に気に入った。