7万坪の敷地に大正時代の建物を配して （by日本秘湯を守る会HP ♨） : Orihashi Ryokan

お盆に家族３人にて訪問。
高速代1000円の期間に行ったけど、通行止めの福岡IC～古賀IC以外は問題なし。

場所は天降川沿いにある妙見温泉。
霧島温泉よりは知名度は落ちるけど雑誌によく登場する２大高級旅館があるので、そこそこ知られているかも。
この旅館は「日本秘湯を守る会」に加盟していてネットの評判も悪くないのでここに決めた。

案内表示にしたがって橋を渡るとすぐ右側に位置していて、もちろん入口には「日本秘湯を守る会」の提燈が鎮座。
少し早めに到着したけど、すぐに離れの「水明」に入ることが出来、居間でチェックイン。
この離れは築２年弱とのことで、一部新築の匂いがしたw
半畳もないテラスからは川が一望だが、目の前にはさっき渡ってきた橋が・・・。
なので、テラスのチェアは一度も使用せずw

館内や食事内容は写真を参考にしてもらうとして、雰囲気は湯治場の落ち着いたかんじでまさに温泉宿のイメージそのもの。
ドバドバと豊富に出てくる源泉掛け流しのお湯は鉄分が多いようで、最初は血を連想させる匂いかも。
部屋風呂も含めて各種湯船があり、チェックイン後からアウトギリギリまで満喫。
ただし、シャワーが一切ないため洗髪に難があったのと、旅館自慢のキズ湯<写真なし>が狭かった。

部屋は小奇麗にはしてるが、所々蜘蛛の巣が張ってたり時々虫が現れたのは山里の旅館としてご愛嬌。
あ、虫除けの電池が切れてましたヨ。

夕食は部屋出し形式の山のモノのみで主役は川魚（甘露煮・鮎刺身と子鮎ぶつ切り・鮎塩焼き<写真なし>・鰻の蒲焼・鯉こく）。
ウワサに聞いていた鶉の丸焼きが出なかったのは残念だったかも。
もうひとつ残念だったのは、デザートのスイカ。
全然甘くなかったのと、子供が居たので量は２人前でもせめて３人分に切ってほしかった。
お金のかからない気の利いたサービスだと思うのだがどうだろうか？

朝食は平均並み。
温泉卵の火加減が緩すぎたことぐらい。
白米は美味しかった。

全体的には上々レベルのお宿でした。


※一人客用の別棟もあり、日帰りでも来客があり。
そのせいか露天風呂やキズ湯で少々混雑したかな。（だからどーした？ってわけではない）